Mortal Kombat Onslaught レビュー ー 面白いがそもそも動作が不安定すぎる

唯一日本語でストーリーを体感できるMK iOS
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唯一日本語でストーリーを体感できるMK

ストアの認証や配信タイミングなどの都合で、iOS/iPad OS版の方が先に配信開始となりましたが、モバイル版Mortal Kombatシリーズ最新作となる「Onslaught」が2023年10月18日より、日本を含む全世界で配信開始となりました。

シリーズ全体を見ると、過去に「Mythology Sub-Zero」や「Shaolin Monks」といった作品がリリースされていましたが、モバイルプラットフォーム向けとしては初のRPGとなります。つまり、格闘ゲームではありません。

・・・正直モバイル版「Mortal Kombat」も格闘ゲームと言ってしまっていいのか微妙なところではありますが…

第一章の主役はハンゾウ・ハサシィさんことスコーピオン
公式翻訳でも概ねイメージ通りなケイジさん

日本国内ではCEROレーティングZ(18歳未満購入禁止)の範囲内でもその激しいゴア表現が修正できないため、3Dに移行した「Mortal Kombat 4」から最新作「Mortal Kombat 1」に至るまで正規販売されなくなってしまいましたが、モバイル版はCEROレーティングを通す必要がないため、しっかりとローカライズされた上で配信されています。残念ながらムービーに吹き替え音声はありませんが、日本語字幕もちゃんと用意されているため、今回はストーリーも楽しむことができます。

ただ見てるだけ。参加させろ。

ゲームシステム的にはオートバトルで進む放置系RPGのような印象です。必殺技の発動はこちら側で指示することが可能ですが、基本的にはバトルが終了するまで「見ているだけ」になります。これがゲームと言っていいのかは微妙なところですが、せめて攻撃する相手くらい指示できるようにしてほしい…

ストーリーはMK〜MKA、MK9〜MK11、MK1〜のタイムラインとはまた別で、「墜ちた旧神」シノックがまた悪巧みをするという内容です。というか、イントロでいきなりシノックが妹のセトリオンを殺してしまっているシーンに衝撃を受けましたが、別にこの2人の仲がいいとか、そういう設定はなかった上に立場的には敵対する関係でもあるので、まぁこういう展開も違和感はないのかなと…ただ多分セトリオンはひよりんや天音たんみたいにシノックを「お兄」とは呼ばないし、「お兄だいとぅき!」とも言わない…MKに萌え要素を求めること自体、漏れは間違っているのか?

クレイトスではない

キャラクターのテクスチャーデータ自体はMK11のものを流用しているようですが、音声やBGMは基本的にMKXのものが収録されています。いきなりラスボスのコラプテッド・シノック戦のBGMが流れるのですが、元々名曲なのでかなりテンションが上がります…上がるのですが、Android版、iOS/iPad OS版ともにアプリが非常に不安定で、バトル中でも問答無用で強制終了するため、正直現状では積極的にプレイしたいとは思えないのが残念です。

かのあゆはンホォ13ろりでプレイしているのですが、Snapdragon 8 Gen 2を搭載する銀河ちゃんS23うるとらでも落ちるようなので、おそらく未調整のままリリースしてしまったのかなと…この辺はアップデートで改善されるはずなので、早めに対応してほしいところです。

関連リンク

Mortal Kombat Onslaught:Google Play

Mortal Kombat Onslaught:App Store

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