
積極的に使いたいかどうかは別にして、Windows 11にプリインストールされている簡易ペイントソフト、「ペイント」ではWindows 11 2024 Update(Version 24H2)から40TOPS以上の性能を有するNPUを内蔵するCPU・SoCを搭載した「コペェロットたすPC」であればローカル生成AI技術を活用したイラスト生成機能が利用できるようになりましたが、いつの間にかペイントアプリのアップデートでコペェロットたすPCの要件を満たしていないPCでもクラウドベースで同機能が利用できるようになっていたので、正直本当にどうでもいい機能ですが一応試してみました(現在ではOSのコンポーネントから分離していて、プリインストールはされていますがただのストアアプリ扱いになっているので定期的に機能更新されています)。
なおえっちっちーな画像の作成は対応していないほか、ローカル、クラウドベース問わず、イラスト生成を行うための文章はすべてMicrosoftに送信されています・・・じゃなんでローカルでこれやる必要があるんだよ)。

ペイントを起動するとリボンメニューの右側に「Image Creator」という項目が追加されているので、これをクリックします(そんなんないよ!という方はストアからアプリを更新すれば「Image Creator」が使えるようになっているはずです)。

あとは他の画像生成サービスと同じように「作成したいイラストのスタイル」と「作成したい画像の説明(日本語でおk)」を入力して「作成」をクリックすれば自動的に入力した説明文に準じた画像が生成されます。
下の画像は実際にコペェロットたすPCでもなんでもないかのあゆの大事な相棒、シンクパヨウX1c Gen 9ちゃん(第11世代Core i5-1135G7搭載)で生成した「水着姿のかわいい女の子」です。

コペェロットたすPCであれば内蔵されているNPUを活かしてローカルで処理するため、1~2分程度で画像が出力されますが、クラウドベースだと2~3分程度待たされます。ちなみに前述の通り特定の単語はブロックされる仕様になっているので「ロリ」だとエラーメッセージが表示されます。クッソ役に立たないね君!
ただし、「イラスト」スタイルがもともとろりっぽい日本のアニメ・ゲームを参考にしている(と思われる)ので、「水着姿のかわいい女の子」と入れるだけでその通りのかわいいおにゃのこが生成されます。
以外とそこまで破綻もしていないので、この機能自体は実用的に使えそうではあります。
ただ前述の通りクラウド経由はもちろんのこと、ローカル処理でも入力した情報をMicrosoftのサーバーに送信していますし、Windows 1.0時代の「ペイントブラシ」時代と比べるとようやくレイヤー機能も実装されるなど、大幅に機能強化されているとは言え、完全ローカル環境でイラスト生成出来る手段はほかにもあるのでわざわざペイントでこれをやりたいかと言われれば・・・(生成イラストの存在自体、いろいろ問題点があるのですがこの記事では取り上げません)。
なおローカル処理だろうがクラウド処理だろうが「AIクレジット」を消費するのでコペェロットたすPCなら無制限に使えるというわけではありません。うん、やっぱコペェロットたすPC自体どうでもいいや!

まぁかわいいんだけどね・・・普通に・・・でも一回試したらもういいかなぁ・・・正直こんな機能よりも月例アップデートを当てるたびに変なバグが増えるWindows 11 2024 Updateを安定させてくれや・・・
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