
昨日紹介した実質600円偽どけーりんごS7ですが、存在自体がヤベーのでスマートウォッチとしては今後も利用する予定はないものの、いろいろネタとしては面白い上にある意味では普通に使える製品でした。
単体で使える
スマートウォッチなので当然通知表示やトラッキングしたデータなど、一部機能はオミットされてしまいますが、実は本物のどけーりんごとは異なり、母艦スマートフォンとのペアリングをしない状態でも普通の腕時計として利用できます・・・というか、工場出荷状態に戻すと初期セットアップ画面すら表示されず、「輪郭」を忠実にインスパイヤ(古)したウォッチフェイス画面が表示されます。
おそらく心拍数測定機能や睡眠トラッキング機能などはAmazon等で販売されている、いわゆる「令和最新版」なわけのわからんスマートウォッチと同じレベルだと思うので実用出来なさそうですが、少なくともダイソーで販売されている、ほぼ同価格の腕時計と同等の機能は有しています。
なおアインホホでしかペアリングできない本物のどけーりんごとは異なり、一応アンヨヨイヨともペアリングできますが、実用目的であればおしゃみが販売しているれどみんみんどけー、しゃみばんシリーズを購入した方が幸せになれると思います(何)
アプリストア?んなもん、ないよ・・・
一応同期アプリは現在もダウンロード可能でした。
アンヨヨイヨ:
アインホホ:

本物の充電機を認識する(だけ)

このような挙動をする偽どけーどんごは何回か見てきましたが、今回購入した偽どけーりんごS7も本物のどけーりんご用充電器(かのあゆが愛用しているCIOの急速充電対応モバイルバッテリー、Smart Coby含む)を認識します・・・認識するだけで実際には充電できないのですが(ぉ
どけーりんごのワイヤレス充電はqiとも異なる独自規格の物なのですが、おそらく認識に必要な通信自体は共通になっているのではないでしょうか。当然認識されているだけなので、実際に充電するには専用ケーブルが必要になりますが・・・
なお逆は試していません。マジで大事な相棒になっているどけーりんごに何かあると嫌なので・・・
本物っぽい

どけーりんごのパチモン商品はそれこそ初代モデルが発表(=発売ではない)された11年前(2014年)から登場していますが、今回購入した偽どけーりんごS7は中華端末のビルドクオリティも大幅に向上した2020年台に発売した製品ということもあり、ディスプレイも本物と同じくちゃんとベゼルレスですし、微妙にサイズ感が異なる関係でプロテクターカバーの使い回しは出来ないものの45インチモデル用のバンドや液晶保護フィルムもそのまま流用できるなど、見た目に関しては本当によく出来ていると思います。
ただし、ディスプレイパネルは本物のNG品か何かを流用しているかと思っていたのですが、解像度が荒いですし(あまり気になるレベルではないものの)、SoC性能が低いのか全体的に初代どけーりんごを思わせるレベルでもっちゃりしていますが・・・
どけーりんご?贅沢すぎる名前だねぇ、今日からお前は・・・

ちなみにこの子の本当の製品名は「DT7MAX II」・・・のようです。この手の中華製品は製造元が共通で名称は別というモデルが多いので後継モデルかどうか不明ですが、一応AliExpressにて現行モデルのどけ-りんごS10をパクった物が販売されています。買いたくないけどね!あまり情報が無いのでアレですが、おそらくもともと5,000円程度で販売されていた製品ではないかと思われます。
ネタでしかないのですが、一応腕時計としては機能しますし、いろいろ精神的に参っている状況で購入したのでいろいろな意味で久々に心底笑える物を購入出来たと思っています。
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