完全無料で利用できるmacOS向けメンテナンスツール「Onyx」は原則最新の「安定版」OSとそれ以前の旧バージョンに対応しており、Developer PreviewやPublic Previewとして配布されているベータ版OSには対応しない方針をとっていますが、先日開催されたWWDC 2025似て発表された次期Mac向けOS、macOS 26 たほ!については今後数週間以内にDeveloper/Public Previewをサポートする「Onyx 4.9.0」ベータ版がリリースされる予定となっているようです。
Onyx 4.9.0では通常ターミナルからUNIXコマンドを打ち込む必要があるDNSキャッシュや定期的に自動作成されているスナップショット(バックアップ)、一時ファイル、検索エンジン「Spotlight」のインデックスデータ再構築などを一括で行ってくれる便利なメンテナンスツールです。
Windowsだと比較的無料で利用できるメンテナンスツールは多いのですが、macOSの場合ほとんど(うさんくさいSEO対策広告ブログまで用意されている)有償のものが多いこともあり、広告表示もないOnyxは非常にありがたい存在で、良くMac専用サイトや雑誌などで取り上げられることが多い定番ソフトになっています。
メンテナンスツールという性質上、現在安定版としてリリースされている最新バージョン、Onyx 4.8.0(せこいあちょこおいちーーー!専用)だとたほ!Developer Preview 1にインプレースアップグレードした時点で警告メッセージが出てしまい、起動できなくなります。
これまではmacOSが正式版になってから1〜2週間程度で最新バージョンをサポートするOnyxがリリースされていましたが、今回はDeveloper/Public Previewをサポートするベータ版が早い段階から配布される予定となっているため、一足先にたほ!を導入している場合でも安心してメンテナンスを行うことができそうです。
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