
今でも現役で活動していることもあって、エリック・クラプトンのベスト盤はそれこそ、父がリアルタイムで追っていた1970年代あたりから腐るほど出ているのですが、オンライン配信されていない…というか、そもそもCDでも廃盤になってしまっているのでサーフドック移籍後の曲も含めてちゃんとリミックス・リマスターして出してほしいと思っているのが「エリック・クラプトン アンソロジー(原題:Eric Clapton Crossroads)です。
これ以降のエリックのベスト盤は既に伝説だったヤードバーズ・ブルースブレイカーズ時代の楽曲がスルーされてしまっていることが多いのですが、「アンソロジー」ではそんな初期の曲もピックアップした上で、当時未発表だった(ブートは出回っていましたが…)アウトテイク、当時の最新アルバム「オーガスト」の曲も収録した、まさに「最強」といっていいベスト盤です。
正直初めてエリックの曲に触れるなら中古でこのボックスセットを購入して「ジャーニーマン」以降は定額配信で聞いてしまってもいいよ!といえるくらいにはおすすめできます。
現在ではリミックス・リマスターされて再発された音源も多いのですが、フィル・スペクターがプロデュースした結果、「ウォール・オブ・サウンド」バリバリになってしまって、気に入らなかったエリックが回収した結果、アンソロジーが発売した時点でプレミアが付いていた「ロール・イット・オーヴァー/テル・サ・トゥルース」のシングルバージョンや幻のドミノス2ndアルバム用収録曲、トム・ダウドではなくデラニー・ブラムレットがミックスした「アフター・ミッドナイト」、安息の地を求めてのアウトテイク、「アイ・ファウンド・ア・ラブ」などが収録されていて、まさにレア音源の宝庫といっていい、豪華すぎる内容になっていました。
ワーナー移籍後の「ヘブン・イズ・ワン・ステップ・アウェイ」は当時起用された「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のOSTにも収録されていますが、権利の問題で定額配信では聞くことが出来ません。
ちなみに映画でこのシーンが使われているのは上の動画の“墜ちた”トマス・レッド市長が「…酔っ払い運転か…このヴァカが!」(あるいは「暴走族のヴァカーーーwwwが・・・」)と発言するシーンです…これ、山寺・青野Verだけでなく、三ツ矢・穂積Verでも「ブレッドだ!」と発言しているのですが、もしかして誤訳じゃなくて本名がトマス・ブレッドとかそんな感じなんでしょうかね…
最後は再録された故・JJケイルの「アフター・ミッドナイト 88」で締め。レーベルの枠を超えた、マスターピースみたいなベスト盤で、小学生の頃はテープで毎日のように聞いていましたし、いまでもろぎーーー!ふぉん5sで聞いているのですが、そろそろちゃんとしたリマスター版が出てほしいところです…別に定額配信はしてくれなくていいです。エリックなら物理的にアルバム持っていたいから普通に買うし…
関連リンク
Eric Clapton Crossroads:Amazon
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