セガサターン版「リアルバウト餓狼伝説」を久々に引っ張り出してきたお話

続編「RBS」ではギース様がいなくなったせいで頭がおかしくなった「裏ビリー」が登場 ROG Phone 5s
カイ・リャン「ハン!?!?!?!?!?」 ハンゾウ・ハサシ (違うぞ・・・)
続編「RBS」ではギース様がいなくなったせいで頭がおかしくなった「裏ビリー」が登場
カイ・リャン「ハン!?!?!?!?!?」 ハンゾウ・ハサシ (違うぞ・・・)

現在準備している記事ネタで画像を使うため、準備も兼ねてセガサターン版「リアルバウト餓狼伝説」をイメージ化してろぎーーー!ふぉん5s + Yaba Sanshiro2環境でプレイ出来るようにしました。

小学生時代も一度中古で購入していたのですが、今回取り込んだものは十数年前に上板橋にあった「ビスコ 上板橋店」が閉店する際にセガサターン、プレイステーションなどの旧ハード向け中古ソフトを無料配布していたときにいただいてきたものになります。

当時はまだレトロゲームの範囲には入っていませんでしたが、いまやセガサターンのソフトもプレミアが付いてしまったこともあって、いくら在庫処分の意味合いもあったとは言え太っ腹でしたね・・・まぁ当時はサターンソフトがここまで高騰するなんて夢にも思っていませんでしたし、ショップ側からすればまだ「処分したい旧ハードのソフト」という扱いだったので・・・

ちなみに拡張RAMカートリッジもきちんと同梱されています。

前作「餓狼伝説3」で主人公、テリー・ボカードに悪名高いクラックハメが見つかった上に、ゲームバランス的にも微妙だったことからわずか半年でリリースされた作品です。

さらば(大嘘)
そもそも本人とビリー・カーンルートで出てくるラスボスギースは影武者扱いなのでぜんぜん「さらば」していない

「ストーリー上」ではSNK屈指の名ボスキャラ、ギース・ハワードがこの作品で死亡しています・・・一応続編の「RBS」「RBS2」でも再登場しているので、別に「さらば、ギース」でもなんでもなかったのですが、RBSで登場するいわゆる「ナイトメア・ギース」は秦の秘伝書が見せた幻ということになっています。RBS2はそもそもストーリー自体がない。

サターン版は1996年8月にリリース。「餓狼3」は2D処理に強いといわれていたサターンでもかなりキャラパターンが削られた劣化移植となってしまっていて、リアルタイムでもすぐにワゴンセールの定番になっていましたが、「RB」はキャラパターンなどをキャッシュデータとして保存することができる「拡張RAMカートリッジ」に対応することにより、MVS/NEOGEO版の「ほぼ」完全移植を実現していました(ただし、音源はNEOGEO CD/PS版と同じくアレンジ版が採用されていたほか、KOF 96/97と同じくキャラボイスが早送り気味になってしまってはいましたが・・・)あとブルー・マリーがリングアウトした際のアレは修正されています。

短期間で開発されたこともあって、キャラクターのドット絵自体は「餓狼3」から変わっていませんでしたし、当時は続編の「RBS」「RBS:DM(PS版)」のほうが好きだったのですが、(フランコがおかしくなっちゃったけど)リングアウトシステムなど当時としては斬新なシステムも取り入れられていて、久々にプレイしているとその完成度の高さに驚かされました。(2D格闘ゲームにおけるリングアウトシステムはゲームボーイ版「熱闘 闘神伝」が先に採用していたので、RBが初というわけではありませんが・・・)

Yaba Sanshiro2では1MB/4MB拡張RAMカートリッジのエミュレーションもサポートしているので、「RB」もプレイ自体は出来るのですが、CPU側のキャラクターが正常に表示されない不具合が発生しているのが残念・・・

MSH VS SFでもプレイ中にサウンド周りがおかしくなる不具合がありますし、拡張RAMカートリッジをサポートしているタイトルのエミュレーションはまだ完全にサポートされているわけでは無いのかもしれません(オプションで内蔵RAM領域を8MBに拡張しているので、もしかするとこれが原因かもしれませんが・・・ただ、これを無効化してしまうと拡張RAM使用時に利用できるセーブ領域が制限されてしまうので・・・実機でもこの辺のやりくりはかなり苦労しましたし)。

実機(現在手元にあるのは3代目となる日立のVサターン)ももちろん所有していますが、現在販売されているモニター・テレビにつなぐには原則コンポジット to HDMI変換ケーブルが必要になりますし、パワーメモリや拡張RAMカートリッジは元々端子がシビアな設計になっている関係で認識させるにも若干手間が掛かるので、イメージ化してろぎーーー!ふぉん(あるいはあやあやえあえあ、GPDWin3)で楽しんだ方がベストなのでは・・・と思っています。

まぁそもそもRBはMVS版準拠の「アケアカ」版がアンヨヨイヨでリリースされているので、そちらを楽しんだ方が手っ取り早いのですが、あくまでかのあゆにとって思い入れがあるのはNEOGEO版やMVS版ではなく、サターン版なので・・・

ちなみにエミュレーター紹介記事は多分「ブラック」の方で久々に出すことになる予定です(一応今週中には提出したいと考えています)。

サターンのソフト自体は普通のCD-ROMでPCがあれば簡単に吸い出せる上に、Yaba Sanshiro2そのものも実機BIOSは不要ですし、特にアウトになるようなことは書いていませんが、ネタがネタなのでもしかすると没になる可能性もあります。その場合個人ブログで改めて公開する予定はありません。

関連リンク

リアルバウト餓狼伝説 アケアカNEOGEO(※家庭用NEOGEO版ではなく、アーケードで稼働していたMVS版をエミュレーターで動作させているものになります):Google Play

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