Googleの次期モバイルOS、アンヨヨイヨ15の開発者向けDeveloper Preview 1がリリースされています。詳細や現時点で明らかになっている変更点に関してはウインタブさんのほうで記事に纏めています。
Google、Android 15 Developer Preview 1を開発者向けにリリース。 Pixel 6以降のモデルに対応。PCでも試用可能:ウインタブ
アンヨヨイヨ12で「Material You」デザインのUIに変更されましたが、それ以降言語サポートの強化(アンヨヨイヨ13でアプリごとに設定する言語を切り替え可能に)やセキュリティ機能の強化などがメインとなっていて、素のAndroidとしては見た目の変化に乏しくなってきているので、そろそろ変えてくれてもいいのでは・・・?と感じてはいるのですが・・・というかこれなら別にアンヨヨイヨ 12.8名称でも良いのでは・・・
その分AI機能が強化されたSamsungのOne UI、長い間使われてきた「MIUI」から名称変更したXiaomiの「Hyper OS」など、サードパーティが独自で実装しているカスタムUIが面白い方向に進化しているので、今はむしろそちらに期待しています。
ウインタブさんの記事でも書いたとおり、今回からおぴくちん5シリーズが対象外となったため、Developer Preview 1を導入するにはおぴくちん6シリーズ以降の端末が必要となるのですが、かのあゆの手元には既に対応する端末が存在しないため、今回はアンヨヨイヨスタジオに含まれているデバイスエミュレーターを使用してスクリーンショットを作成しています(2024年8月までOS・セキュリティアップデートが配信されるおぴくちん5あはスケジュール的にはギリギリ対象に入るはず・・・ですが・・・)。
アンヨヨイヨの公式エミュレーターは2007年に最初のマイルストーンビルドが開発者向けにリリースされてから今に至るまで、オープンソースの「QEMU」が用いられています。
QEMU自体はIntel x86アーキテクチャだけでなく、PowerPC、MIPS、ARMなどのエミュレーションにも対応しているのですが、Intel CPU環境では全体的に動作が重いのが難点でした(一応Intel Atom向けのイメージも用意はされていますが、動作パフォーマンスは正直エミュレーション動作しているARM版と大して変わりません)。
当然同一プラットフォームで動作しているOSであればネイティブ動作するため、パフォーマンスは大幅に向上します。
かのあゆがメインPCとして使用しているM1まくぶくえあもARM SoCを搭載しているので、もしかしたら実機とそこまで変わらないパフォーマンスで動いてくれるかも!ということで実際にアンヨヨイヨスタジオとアンヨヨイヨ15 DP1のイメージをダウンロードしたところ、予想通り実機と同等のパフォーマンスで快適に動作してくれました(いくつか存在していますが、普通に試すだけならアンヨヨイヨ15 DP1のSDKとGoogle Play Storeが含まれるARM向けシステムイメージのダウンロードだけで十分です)。
デフォルトで設定されているストレージ容量が8GBと少なく設定されていますが、これは設定から変更できます。
ただし、実機(ここではおぴくちん7ぷろ)と同じ容量(128/256GB)に設定してしまうと、その分macOS側で使用出来る領域が当然少なくなってしまうので、挙動を試すだけならデフォルトの8GBでも十分です(一応GMS関連のコンポーネントも含まれているので、通常通りGoogleアカウントを設定してPlay Storeからアプリをダウンロードすることも可能ですが、それをやるなら実機でry)
今後も最新アンヨヨイヨOSを追わないといけないので、おぴくちんシリーズを連れ戻そうかな・・・とも考えていたのですが、これなら実機がなくても十分試用することが出来そうですね。
年末には銀河ちゃんZ縦に折り畳めるマン4にもOne UI 7とともに降ってきますし、見た目がアンヨヨイヨ12から変わっていないからいまのところそこまで追いたいとは思えないし・・・
※:ARM SoC搭載機であればWindows 11 on ARM、ARM版Linux環境でも実機とほぼ変わらないパフォーマンスで動作すると思われます。
関連リンク
アンヨヨイヨスタジオ:Android Developer
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