法人ユーザー向けWindows 10 バージョン21H2のサポートが2024年6月で終了

Windows 10 Enterprise/Education 2021 Update(バージョン21H2)のサポートが2024年6月11日で終了します。

一般ユーザー向けに提供されているHome、およびProは2023年6月にサポートが終了していますが、業務で使用しているアプリの相性問題などの都合で同一バージョンを運用する必要があるため、法人ユーザー向けにリリースされているEnterpriseとEducationはサポート期間が延長されていました。

企業によっては独自の配信システムで更新プログラムを配信している場合もありますが、2024年6月11日以降はEnterprise、Educationを実行している環境でもWindows 10の最終バージョンとなる2022 Update(バージョン22H2)か、後継OSであるWindows 11にアップグレードしないとセキュリティアップデートが提供されなくなります。

Windows 10 バージョン2004以降、OSのコア部分は更新されていないため、月例アップデートを確実に適用している環境であればバージョンナンバーを切り替える小さな更新プログラムを適用するだけで済むほか、基本的にWindows 10 2021 Updateで動作しているアプリはほぼすべて問題なく動作すると思います。

Microsoftからアップデートを配信している場合、強制的に2022 Updateの更新プログラムが配信されることになります。

なお長期サポートが提供されるLTSC版Windows 10 Enterprise 2021 Updateのみ、2027年1月12日までセキュリティアップデートが提供されますが、それ以外のバージョンは2025年10月14日で予定通り終了する予定です(ただしWindows 11、あるいはそれ以降の後継OSの移行に間に合わなかったユーザーを対象に3年間の有償サポートが提供される予定です)。

関連リンク

Windows 10 バージョン21H2:Microsoft

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