ASUSは6月2日に新型ゲーミングUMPC、ろぎい・えらいっXを発表する予定です。
名前だけ見ると新モデル・・・のように見えるのですが、実際にはマイナーチェンジになるようで、変更点は現行えらいっ!で問題になったMicroSDカードスロット認識不良の対策(MicroSDカードスロットの配置位置を熱がこもりやすかったCPU付近から別の場所に移動)とバッテリー容量、RAM・ストレージの増量(32GB/1TBモデルが追加されるらしいと噂されています)に留まっているようです。
逆に言えば、いまろぎい・えらいっ2を出されてしまうと先月あやあやえあえあから乗り換えたかのあゆの立場的にも微妙になってしまいますし、最新のRyzen 7 8840U(ゲーミングUMPCではGPD Win Max 2024で採用)もパフォーマンス面ではRyzen Z1 Extremeとあまり差がない(=どうやってもForza Motorsportsのプレイは無理)ので、今年はあえてマイナーチェンジにとどめたASUSの判断は間違いではないと思います。だってえらいっ!いい子だし・・・
先行する中国メーカーの製品、例えばわんみやGPD、AOKZOEはAMDやIntelが新CPUを投入するたびに新モデルを毎年のように投入しています。
ガジェットや「Windows搭載PC」としてとして考えた場合、それはそれで正しい姿だとは思うのですが、「ゲーム機」であることを考えると1年後には旧モデルになってしまうということを意味するので、そういう意味ではValveのすちむーでっくやえらいっ!のように「マイナーチェンジは行うものの、基本的には同一モデルを数年スパンで販売する」という方針の方が正しいような気がします(この辺はMSIのくろーちゃんも同じモデルライフを想定しているようです。Lenovoのれぎーーーー!は知らん)。
さすがにすいっちっちーのように7年間Ryzen Z1 Extremeでがんばれ!という気は全くありませんが・・・(長期的に販売されることを前提にしている家庭用ゲーム機と、PCでは考え方が全く違うのでおそらくそこまで時間がたつと動作するタイトルはかなり少なくなっているはず・・・)
正直、USB PD対応モバイルバッテリーを常備しているので現行えらいっ!でもバッテリー稼働時間が短いとは全く思いませんし、さすがに筐体デザインも搭載CPUも変わっていないマイナーチェンジモデルにすぐ乗り換える予定はありません。
ただ、えらいっ!Xには専用ユーティリティ「Armory Crate」がバージョン1.5に更新されているようで、初代えらいっ!向けにも夏頃配信される予定になっているので、個人的にはこちらに期待していたりします。
なおそんなえらいっ!ですが普通にいい子です。大好き。
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