明言はされていませんが、macOSのサポート期間は「最新バージョンがリリースされてから3年間」提供されています。
サポート期間中はWindowsと同じく、脆弱性の修正を含むセキュリティアップデートが提供されるほか、標準WEBブラウザ「Safari」など、一部林檎製ソフトウェアの最新バージョンも提供されます。
この記事を執筆している時点でサポートされている最も古いバージョンは2021年にリリースされた「macOS 12.x もんとれー」で、Skylake世代のIntel CPUを搭載するMacで公式サポートされている最終OSとなりますが、今年の6月には次期macOS(macOS 15)が発表され、例年通りであれば9月〜11月頃正式版がリリースされる予定となっているので、そのタイミングでセキュリティアップデートの提供が終了する見込みです。
セキュリティアップデートが終了してもPCとしては引き続き使用出来ますが、林檎による脆弱性の修正は一切行われなくなります。
またMicrosoft Office for Mac/365 Appsの最新バージョンも「現在林檎がサポートしているmacOS」のみになっているなど、一部ソフトが利用できなくなる可能性があります。
該当する機種は初めてTouchBar搭載モデルが用意されたまくぶくぷろ(2016)、ろりまっく(11-Inch Mid 2016)などです。
引き続きネット接続した状態で利用する場合、OpenCore Legacy Patcherを適用して無理矢理べんちゅら〜そのまにアップグレードするか、Macであることを諦めてLinux、ChromeOS Flex、Windows 10(※Windows 11はTPM 2.0チップが搭載されていないため、公式では対応していません)を導入するかのいずれかしか選択肢は用意されていません。
この世代のモデルであればOpenCore Legacy Patcherを適用して無理矢理べんちゅら以降のバージョンをインストールしてもある程度快適に動いてくれるとは思いますが、macOS 15でIntel CPU全体のサポートが終了する可能性が高いため、マカーを続けたいのであればそろそろApple Silicon搭載モデルへの乗り換えを検討した方が良さそうです。
おすすめはディスコンでさらに中古市場価格が下がってきたM1えあえあです。安いし早いので、Skylake世代のモデルからの乗り換えであればすべての作業が異次元級レベルまで快適になると思います。
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