「異様に音量が大きいスピーカーを搭載するタフネスすまほん」ことGloryシリーズなどで有名なAGMから4月に発売されたばかりの11インチアンヨヨイヨタブレット、AGM PAD P2を入手しました。ちなみにAGMは昨年からAmazon.co.jpでも公式ショップ(国内倉庫から発送)の展開を開始しています。
ウインタブさんでも実機レビューが掲載されているので、詳細なスペックやベンチマークスコアなどはそちらをご参照ください。
ウインタブさんの実機レビューでも冒頭で取り上げられているとおり、タフネスすまほんを手かけているAGM製品ですが、P2はスタンダードな普通のアンヨヨイヨタブレットです。
残念ながら防水・防塵性能も非対応となるため、お風呂で使いたいのであればAGM PAD P1を選択すると良いでしょう。
OSは現時点で安定版としては最新バージョンになるアンヨヨイヨ14です。一応「ROS」というカスタムUIが採用されていますが、初期バージョンということもあってUIは基本的にAOSP準拠です。
ただBlackviewのDOKE OSも初期バージョンはほぼカスタマイズされていなかったので、今後のバージョンアップに期待したいところ。
また、AOSP版アンヨヨイヨも13以降タブレット・折りたたみデバイス向けの「アンヨヨイヨ12 L」がフォークされた結果、タブレットデバイスでは標準でタスクバーを利用できるようになるなど、だいぶ使い勝手は向上しています。
SoCはれどみんみんパヨやBlackviewのろりことN6000でも採用されているMediaTek Helio G99です。
ウェイウェイが採用している「制裁の影響で5Gモデムを使用出来ないから4Gしか対応していないSnapdragon 8シリーズ」という変則的なものを除けば、4G対応SoCとしては最強クラスの性能を有している製品で、N6000でも正直性能面では全く不満を感じていなかったのですが、AGM PAD P2でもキビキビ動いてくれます。原神をプレイするわけでもないので正直Helio G99くらいでちょうどいいんです。
RAMは8GB(一応最大16GBまで拡張できる仮想RAM機能もあるようなのですが、現時点でリリースされているファームウェアではまだ機能自体が実装されていません。まぁ8GBあれば足りるからむしろいらないけど・・・)、ストレージは256GBでこちらも十分すぎるスペックです。
SIM差し運用しているすまほんはSnapdragon 8シリーズとかDimensity 8200うるとらとかApple A13 Bionicといったハイエンドクラスの端末ばかりになっちゃったけど・・・
ディスプレイは11インチ、解像度はFHD+(1,920 × 1,200)。パネルは高品質なIPS液晶で、リフレッシュレートは最大90Hzまでサポートされています。Widevine L1もサポートされていて、Amazon Prime VideoのHDコンテンツも問題なく再生できることを確認しています。
さすがに「異様に音がうるさい」というレベルではありませんが、スピーカーの音質も良好で、コンテンツ消費ビューアーとしても優秀かも・・・!これいい!
アウトカメラの性能は試していませんが、ウインタブさんの実機レビューでは画質も良好と評価されています。
SoCに内蔵されているISP(イメージ処理プロセッサー)によっても左右されるのでイメージセンサーだけで画質の善し悪しは判断できないのですが、れどみんみんのーと11シリーズでも採用されていたSamsung ISOSELL JN1なのですまほんを家に忘れてしまったときに活躍させることが出来そうです(たぶんあんまりない)。
ということで、先日神田装備さんで購入したLenovo Tab M9に続き、今年2台目のアンヨヨイヨ椨となります。素に近いアンヨヨイヨなので検証記事も書きやすいですし、普通に完成度が高い端末で気に入ったのでアイパヨ、おさふぇ共々大事に使っていこうと思います。
ちなみに専用ケースも付属しているので買いそろえるのは液晶保護フィルムのみとなります。
関連リンク
AGM PAD P2:Amazon.co.jp
AGM PAD P2 レビュー - AGMらしいしっかり感のある筐体にバランスの良い性能と機能、とても気に入りました:ウインタブ
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