本来であれば田町からレインボーブリッジを経由してお台場まで散歩に出かける予定だったのですが、秋葉原にある「ベルサール秋葉原」にてdynabook株式会社が35周年記念イベントを開催しているということだったので、急遽予定を変更することにしました。ちなみになぜか開催スケジュールが変則的で、金・土曜のみの開催となり、土曜のイベント終了後、直ちに撤収作業が開始されていました。
このイベントの内容に関してはウインタブさんの方で別途記事として準備する予定ですが、今では逆に珍しくなってしまったバッテリー交換可能な「dynabook X8 Changer」などの最新モデルが展示されていたほか、(dynabookでやりたいかどうかは別にして)生成AIを試せるコーナーや夏らしく無料で楽しめる縁日風のイベントもあり、盛り上がっていました。
35周年記念ということで、「世界初のノートPC」として発売した初代Dynabook J-3100や企業のリースアップ品が大量に出回ったおかげで安価な価格で購入出来たのでかのあゆもお世話になったDynabook Satellite Jシリーズの最終モデル、Dynabook Satellite J70、今のUMPCのご先祖様の一つ(ほかは無論HP200LXと“ウルトラマンPC”ことIBM PC110)、Librettoシリーズ(2画面ディスプレイを搭載するド変態使用の最終モデルはさすがにリブシリーズの中でも異端と言っていい存在だったので展示されていませんでした・・・・)などの名機が展示されていました。さすがに古いモデルだとディスプレイに「ビネガーシンドローム」が発生している個体もあったりして、おそらく起動できない子も多そうですが・・・かつてアキバでもよく見かけた子も展示されていていろいろ懐かしい気持ちになりました。
昨年あたりからジャンク品含め、中古市場で見かけるようになったdynabook G(初代)も展示されていました。そういえば東芝がPC部門を売却し、「dynabook株式会社」に生まれ変わってもう5年が経過してしまったんですね。
当時ウインタブさんの取材で発表イベントに同行したのをこのイベントで思い出しました。ちょうどいいタイミングで同じ日に「ジャンク専門店」としてリニューアルしたイオシス路地裏店さんでジャンク扱いの企業向けモデル、G83/Mが税込15,000円で販売されていたので・・・
えぇ、結局こうなってしまいました。G83シリーズは現在でもモデルチェンジを繰り返しているのですが、初代モデルはSSDの換装がめんどくさい(基板表側にスロットが配置されている)のと、「内蔵バッテリーがいきなり認識しなくなる」という致命的な不具合を抱えている個体が多い・・・というか、イオシスさんのジャンク品はみんなバッテリーが死んでいるので癖の強いモデルという印象が強く、スルーするつもりだったのですが発表会に行ってたのを思い出してしまったのと、ちょうどdynabook株式会社に切り替わった後のモデルは所有したことがなかったので・・・・
ちなみに、同じくイオシス路地裏店さんでドスパラが販売していた8インチWindowsタブレット、raytrek Tab RT08WTのジャンク品を税込9,500円で購入しています。発売したのは2020年12月で、こちらもウインタブさんで紹介されているほか、実機を見に行っています。Raytrek Tabシリーズは絵描きさんをターゲットにしていて、RT08WTにもワコム製デジタイザーが採用され、「Clip Studio Debut!」がプリインストールされているなど、力を入れていましたし、当時の価格も約5万と安価に設定されていたのですが、アイパヨと比較するとCPUが当時のWindows 10(バージョン2004あたり)でもパワー不足感があったGemini Lake世代の下位SKU、Celeron N4000(2コア2スレッド)だったのこともあり、結局メインターゲットにしている絵描きさんの間ではあまり普及しませんでしたねこの子・・・
リアルタイムだと「Celeron N4000に5万出すのはちょっと・・・」と思っていたのでスルーしていたのですが、この値段ならWindows搭載8インチタブレットがほぼ死滅してしまいましたし、寝ながらエロゲを楽しむ分には十分なので引き取ることにしました。ちなみに症状は「ディスプレイ上がちらつく」・・・というものだったのですが、1日後に起動したところ普通に直ってしまっていました。まぁ不良が出ているのは間違いないのでいずれ再発はするのでしょうが・・・
当日イベントも開催されていたのですが、この手の福袋に入っている商品は在庫処分の意味合いも大きいので「本当にガラクタ」を引き上げる確率が高そうだった上に、今回もスケジュール調整がしっかり行われていなかった結果、開店前の8時に並びだす人が出てくるなど(コミケじゃないんだからガラクタ買うためにそんなことする必要性は全くないよ・・・)問題があったので最初からスルーしていました。昨年あたりトラブルが発生してニュースにもなってまったのですが、今回もグタグタだったのでこの点に関してはちょっと・・・残念な限りです・・・
帰りにまどそふとの新作、「セレクトオブリージュ」を購入して帰宅しました。前作「ハミダシクリエイティブ」とは異なり、外部スタッフ(kuwa games)による作品ということもあり、レビューサイト「Erogamescape」での評価は賛否両論になっているのですが、今回もキャラはかわいいので・・・くくるんかわいい。あとファイブたん攻略させろ。
関連リンク
初代LibrettoやDynaBook J-3100に会える! 「ダイナブック大作戦 in 秋葉原」で35周年を迎えたdynabookを振り返ってきた:ITmedia
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セレクトオブリージュ:まどそふと
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