昨日早期プレビュー版がリリースされた元気のレースゲーム、「首都高バトル(2025)」を購入しました。ゲームシステムが全く異なる「首都高バトル XTREME」がモバイル向けにリリースされていたものの、本家シリーズとしてはXBOX360版「首都高バトルX」(2006年リリース)以来、実に18年ぶりのリリースとなります。
かのあゆ自身はセガサターン版「首都高バトル」と今回リリースされた2025年版のゲームシステムが実装されたドリームキャスト版「首都高バトル」「首都高バトル2」、(正直クソゲーだった)PSP版「首都高バトル」以来のプレイとなりますが、特徴的だった「SPバトル」や個性的なライバルキャラはそのままに、より近代的なグラフィックにアップデートされた理想的な続編だなぁというのが昨日帰宅のタイミングで軽くプレイしてみての感想です。PS2でリリースされた「首都高バトル0」までは「実在するものを忠実に再現した架空車両」だったのですが、「首都高バトル01」で自動車メーカーのライセンスを正式に取得しているので、もちろん本作も道路上を走っているトラフィック(一般車両)含め、すべて実名で収録されています。
2000年にリリースされた「首都高バトル2」では道路上を走っているトラフィックが(発売時点で既に見かけなくなっていた)E92型カローラバン(またはスプリンターバン)や(こちらは今でも現役で走っている)コンフォート(またはクラウン・コンフォート)だったのがゼロ・クラウンの個人タクシーやスバル・レヴォーグに差し替わっていて一気に近代化していたのも地味に感動してしまいました。今回はこれらの一般車両にも喧嘩・・・もとい、レースを挑むことが出来るようです(まだ試してない)。
もちろん道路上を走っているライバルにパッシングしてバトルを挑むもよし、最新グラフィックで美しくなった首都高をドライブ感覚で流すもよし、リバリー(いわゆる“バイナリ”)も貼れるようになったカスタマイズ機能を活かして自分だけの「自慢の愛車」を作るもよし、自由な遊び方が出来るのも旧作そのままです。
現時点ではPC版のみのリリースとなりますが、2025年にリリースされたAAAクラスのゲームとしてはシステム要件が異様に緩く、かのあゆ手持ちのろぎい・えらいっ!では当然余裕で動作したほか、SandyBridge世代のCPUと古いGeForce GTX700シリーズでも(当然グラフィック調整は必要になりますが)プレイできたという報告もXで見かけたので、少なくともVega世代のRadeon Graphcsを内蔵するRyzen、Iris Xe Graphic以降を内蔵するIntel Core搭載機であればゲーミングではない「普通の」ビジネスノートでもプレイ出来そうです。そのシステム要件の緩さも有り、昨日リリースされたばかりであるにも関わらずXではけっこう購入報告を見かけるようになりました(X1cちゃんに導入する予定はありませんが、そのうち“普通のノートで動かした”レポートを何らかの形で記事化すると思います・・というか、まだ「何のことか」は言えないのですが、タイミング的に丁度良かったかもしれません)。
現時点では早期プレビュー版ということで、すべての機能・車種が実装されているわけではなさそうですが、製品版への無料アップグレードも可能で今なら3,960円で購入出来てしまうので、シリーズファンの方はもちろんのこと、車が好きな方であれば楽しめると思うので、マジでお勧めです。
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