APFSでフォーマットした林檎製品用SSDのコンテナが壊れたのでどうにかしたい

M1えあえあ・あいぱよろり(6th Gen)のデータ保存先として使用している外付けSSDが昨日壊れました()

正確に言うとSSDそのものは全く問題ないのと、データのリカバリ自体は可能なのですが、ちょっとAPFSというファイルシステム最大の弱点がここで露呈してしまったような気がします。

症状としては

中のデータ自体は(おそらくほぼすべて)無事

macOS環境ではマウントできない
OpenCore Legacy Patcherを導入して無理矢理せこいあちょこおいちーーーー!を食べさせたまくぶくぷろ(13-Inch 2016 Four Thunderbolt 3 Portではなぜか認識されていたものの、OpenCore Legacy Patcherのアップデート後M1えあえあと同じくコンテナのマウントが不可能に)

macOS標準ディスク修復ツール(ディスクユーティリティ、fsck_apfs)で修復できない(せこいあちょこおいちーーーー!とIntel CPU版もんとれー両方で試しましたが、どちらもコンテナの修復は行えませんでした)

APFSは1985年のMacintosh Plusで採用され、2010年代前半まで長らく採用されていたHFS+やWindows系OSで採用されているFAT(exFAT含む)、NTFSなどのファイルシステムとは異なり、ディスクの中にコンテナというものを作成してそこにデータを保存しているのですが、どうもこのコンテナのインデックスかなにかが壊れてしまったため、macOS環境では正常にマウントできなくなってしまったようです。

ただ、なぜかmacOSのモバイル向けサブセット版であるiPad OS 18.5を搭載するあいぱよろり(6th Gen)では正常に読み書きできるので、(おそらく)中身のデータ自体は無事なので壊れたコンテナのインデックス情報の修復なら当然macOS標準ユーティリティのディスクユーティリティで出来る・・・と思っていたのですが、林檎公式サイトで案内されている「コンテナ→ボリューム→SSDそのもの」の順にFirst Aidで修復をかけてもコンテナ、ボリュームの修復に失敗してしまいます。一応M1えあえあのリカバリーモード、13-Inchまくぶくぷろのシングルユーザーモードから「fsck(M1えあえあの場合はfsck_apfs)」コマンドを実行して修復を試みたのですが、そもそもこの作業自体ディスクユーリティリティでFirst Aidをかけたときとほぼ同じ作業をおこなっているだけなのでクソの役にも立ちませんでした。

いろいろ検索してみたところ、APFSフォーマットでは良くある事例のようで、この場合サードパーティ製のツールを使用して強制的にマウントしてデータをサルページしてからSSDを再度フォーマットするしか正常に利用する手段はないようです・・・というか、検索すると真っ先にMiniToolsやらEasusやらが自社製品を買わせるために用意したアフィブログがトップにひっかかるのでググレカスはマジでイーヴィルキングに墜ちたと思います(最近TTFCで見放題対象にようやく入ったキングオージャーVSキョウリュウジャーマジでおもろいのでおすすめです)

HFS+あたりであればmacOS以外のOSでもディスク修復できるのですが、APFSの場合採用されたのが割と近年かつ、仕様が公開されていないためディスクユーティリティやfsckで修復できない場合詰んでしまう・・・のですが、今回は幸い中身のデータ自体は無事でアイパヨでは読み書きできるのと、インデックスが壊れたAPFSフォーマットのドライブを強制マウントできるオープンソースの「APFS Object Map Recovery」でなんとかなる可能性が高いのでかなゆが2005年から長年構築してきた音楽ライブラリやAI生成ろりを失ってしまうことだけは避けることが出来そうです・・・

APFS Object Map Recovery (free)

(なんでAPFSをネイティブサポートしてるmacOSでこんなツール使わないといけないんだとか自分でビルドしないといけないとかいろいろ言いたいことはありますが、コンテナの中身が無事であればこのツールでデータを救い出せるかもしれません)

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