やはり黒歴史になったか。Microsoft、Windows 11 SEのサポートを2026年10月で完全終了へ。2024 Update(Version 24H2)が最終バージョンに

Microsoft Windows 11
一体何だったんだコレ・・・
結局教育機関向けOSとしては中途半端すぎて普及しないまま黒歴史入りすることが決まってしまったWindows 11 SE

MicrosoftがWindows 11 SEのサポートを2026年10月を持って打ち切ることを正式に発表しています。最終バージョンは2024年10月に一般リリースが開始された2024 Update(Version 24H2)となり、他のSKU(Pro、Home、Enterpriseなど)では年内中に配信される予定となっている次期大型アップデート、2025 Update(Versison 25H2)はリリースされません。

Windows 11 SEは2022年1月に発表された、ググレカスのちょろめOS対抗SKUで、Microsoft Storeすら削除、アプリは基本許可されたアプリのみインストール・実行可能など、かなり機能制限がかかっている代わりに低価格ノートPC、窓椨でよく採用されていたIntel Celeron N4000(Gemini Lake)/4GB RAM/64GB eMMCという超ローエンド構成でもそれなりに快適に動作することを売りにしていました。

一般ユーザー向けのSKUではないのでまずインストールされたPCを見かけることはありませんでしたし、かのあゆ自身最後までどのようなものだったのか触ったことが無いまま存在自体が消え去ることになってしまいましたが、一応Windows 11 SEをプリインストールするPCとしてはおさふぇらっぷとっぷ せが日本国内でも販売されていました。

Surface Laptop SE 機能 - Microsoft サポート

おさふぇらっぷとっぷ せ(中古 Intel Celeron N4020/4GB RAM/64GB eMMCモデル):Amazon

(※ドレアな中古商品。ただしOSは当然Windows 11 SEではなく、Windows 11 Proに変更されています)

ただGIGAスクール推奨タブレットとしては既にちょろめOS搭載ちょろめ本と林檎のアイパヨ(iPad OS)が普及していましたし、Windowsを導入するにしてもガチガチに機能制限が施されたWindows 11 SEを選択するメリットはあまりなかったので多分普及しないだろうなぁと発表当時から思っていたのですが、予想通りMicrosoftの黒歴史プロダクトとして存在が完全抹消されることになってしまいました。

なお、Microsoftとしては2026年10月のサポート終了までに通常のWindows 11 SKU(Home、Pro、Education)に移行するよう案内しています。

関連リンク

Windows 11 SE の概要 - Windows Education
Windows 11 SEと、オペレーティング システムに含まれるアプリについて説明します。

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