
プログラムのコードを書くためのエディターとしてだけでなく、実はブログや小説(二次創作のSS等も当然含む)を作成するためのテキストエディターとしても優秀なVisual Studio Codeですが、残念ながら現状モバイル移植版はリリースされていません。
画像編集ソフトのGIMPやオフィススイート(Office/MS365 Apps互換ソフト)のLibre Officeもそうなのですが、アプリ自体はオープンソースなのでモバイル移植自体も可能ではあるのですが、もともとPCでの操作を前提にしているUIなのですまほんやタブレット向けに最適化するのがなかなか難しいというのがなかなかちゃんと動くモバイル版が登場しない理由の一つなのかもしれません(一応Libre Officeについては派生プロジェクトの 「Collabolla Office」がアンヨヨイヨ/iOS・iPad OS向けにリリースされています)。
そんなVisual Studio Codeですが、実はWEBアプリ版も存在しており、現在のブラウザ環境であればアンヨヨイヨだろうがiOS・iPad OSだろうがChrome OSだろうが以下のサイトにアクセスすることでネイティブアプリ版とほぼ同じ操作感で利用できてしまいます・・・というかこれ以前もWindows 11 SEの環境構築記事でかんたんに紹介していましたね・・・

iOS・iPad OS環境の場合、Safariから上記サイトをショートカットとしてホーム画面に配置するだけでPWAアプリとしてPC環境とほぼ変わらない操作感で利用できてしまいます。ただし、OSの制限によりローカルストレージに保存されているファイルにアクセスしようとすると「ローカルフォルダーを開く操作はサポートされていません。」というエラーメッセージが表示されてしまいますが、「ファイルを開く…→ファイルを選択」から通常通りローカルストレージやOneDrive、iCloud Drive、DropBox等に保存されているファイルにアクセスすることが可能です(保存時の挙動もちょっと特殊ではありますが、一応ちゃんとローカルストレージやクラウドストレージにちゃんと保存できます)。

Windows 11 SEの環境構築記事でも紹介しましたが、WEBアプリ版でも豊富な拡張機能はほぼそのまま利用可能で、Microsoftアカウント/GitHubアカウントでサインインすればPC版の環境をそのまま同期することも可能です。

あくまでWEBアプリなので原則ネット環境がないと利用できないのが難点ですし、できればネイティブ環境で動作するモバイル版がちゃんとリリースされてくれればいうことはないのですが、現在では楽天モバイルのような常時接続できてランニングコストも安価なモバイル回線も登場しているので個人的には「WEBアプリである」ということにそこまで抵抗感はなくなってきていますし、なによりいつでもどこでもPCで使っている環境をそのまま持ち出せるのは非常にありがたいと思っています・・・そもそもPCそのものも持ち歩いているのでアレですが()
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