
今年は残念ながら行くことが出来ませんでしたが、昨日28日まで開催されていた東京ゲームショー 2025にてSNKの名作タイトル、「リアルバウト餓狼伝説2」(以下RB2)のWindows移植版が急遽発表・発売されています。
発売に伴いコンシューマー・PCゲーム情報サイトの「4Gamer」さんで開発者インタビューが公開されています。

「リアルバウト餓狼伝説2」は1998年4月にアーケード版・NEOGEO(ROM・CD)版がリリースされています。「リアルバウト餓狼伝説」シリーズとしては最新かつ最終作となり、前作「リアルバウト餓狼伝説Special(RBS)」からキャラクターバランスが調整され、「対戦ツール」としての完成度がさらに向上しています・・・その代わり勝利時のメッセージやキャラ別エンディングもカットされてしまったのでストーリー的にはアレになってしまいましたが・・・
新キャラクターとして「リ・シャンフェイ」、「リック・ストラウド」が追加されたほか、RB2稼働直前に発売したPS版「リアルバウト餓狼伝説スペシャル Dominated Mind(RBSDM)」からのゲストキャラとして「アルフレッド」も隠しボスとして登場しています。今回のWindows版ではこのアルフレッドも正式にプレイヤーキャラとして使用可能です。ただし、もともとハードスペックの都合上「ライン移動」システムが削除されたPS版RBSDMからそのままキャラデータを持ってきている関係でWindows版RB2でもアルフレッドのみライン移動が使用出来ない仕様になっています(そもそもドットがない)。
MVS・NEOGEOのエミュレーションという形としては既にWindowsにも移植はされていましたが、今回は「RB2完全版」ということでオンライン対戦サポート(ロールバック対応)、プラクティスモードの強化、ゲーム内BGMや当時の版権イラストなどを観覧できる「ギャラリーモード」の追加など、ただのベタ移植に留まらない内容にアップグレードされています。
今年の4月には最新作「餓狼 The City of the Wolves」も発売していますが、2D時代の餓狼シリーズはやっぱり今見ても色あせない名作ですし、テリー役を長年務めていた橋本さとしさんを初めとした旧声優陣の熱演も最高、対戦ツールとしての完成度は当時「KOF 98」と二分する人気だったことからも証明済みなので、これを機会に是非。
・・・アップグレードされたとはいっても内容自体はNEOGEO・MVS版そのままなので第8世代Core i5搭載モバイルノートあたりでも十分快適に動くと思います()
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