
おそらく、かのあゆのようなWindowsの超レアSKUが大好物なド変態マニアでもない限り、一般ユーザーにとっては全く影響を受けることはないかと思われますが、今年はWindows 11の教育機関向けSKUである「Windows 11 SE」が、2026年10月をもって完全終了します。
海外では他にも何台かプリインストール端末が導入されていたようですが、日本国内においてこのSKUを採用していたのは、Microsoft自身から販売されていた「おさふぇらっぷとっぷ せ(Surface Laptop SE)」のみとなります。最終バージョンは2024年10月に一般リリースされた「Windows 11 2024 Update(Version 24H2)」となり、昨年10月にリリースされた「2025 Update(Version 25H2)」への更新は不可能となっています。
一応ベースになっているのはWindows 11 Proなので、回復環境(=Windows RE)やWindows PEから起動してイネーブルメントパッケージをコマンドプロンプトからDISMコマンドを使って適用すれば、2025 Updateに更新・・・出来るかもしれませんが、失敗した際のリスクが大きい(最悪起動しなくなる)のであまりおすすめはしません。
なお、おさふぇらっぷとっぷ せ自体のサポート期間は2028年1月11日までとなっているので、“建前上”はWindows 11 SE以外のSKUは対応していないとしていますが、別途ライセンスを用意してWindows 11 Home/Proをインストールし直せば、あと2年程度はファームウェア/ドライバアップデートの更新を受け取ることは可能です・・・可能ですが、Windows 11 SE以外のSKUを導入した場合「ただのシャレオツな低価格ローエンドPC」そのものに退化してしまうので、一般ユーザーがあえておさふぇらっぷとっぷ せを「Windows PC」として使うメリットはあまりありません。
おそらく本来であればググレカスのちょろめ本や林檎のアイパヨのように、長期的にハードウェア・OSのサポートを継続したうえで「教育機関向けOS」として育てていくつもりだったようですが、サディア・ナデラ氏がCEOになってからのMicrosoftは自社製品への愛着が全くない上に方針をコロコロ変えるので、現在は「AIAIコペェロットマンセー!」という方針で突っ走っているため、対極的な立場のWindows 11 SEは(メインターゲットの教育機関でもあまり普及しなかったこともあり)とっとと黒歴史として捨て去ることにしたようです・・・。
おさふぇらっぷとっぷ せ自体まだ現役で使えるはずですし、Windows 11 SEのコンセプト自体は本当によく出来ていたと思うのですが、未だ導入した教育機関にWindows 11 Educationへのアップグレードパスすら用意していないので、もうMicrosoftは教育機関向けをターゲットにするのはやめた方がいいんじゃないかなぁと思っています。
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