9月26日から9月29日まで開催されていた東京ゲームショウですが、今年もウインタブさんの取材で26・27日に先行開催されていたビジネスデーにいってきました。
今年は例年参加していたソニー・モバイル(おぺりぺり)が出展を見送っていたのは残念だったものの、「E3」がなくなってしまったこともあって海外メディアの方を見かける機会も多く、盛り上がっていた印象を受けました。ウインタブさんでも初日のレポート記事を公開しているので、本日、または明日現地に行かれる方は参考にしていただければ幸いです。
東京ゲームショウ 2024を見てきました!面白いと思ったブースをご紹介(かのあゆ):ウインタブ
ウインタブさんの記事で取り上げた「餓狼伝説 CITY OF WOLVES」もそうなのですが、最終日にプレイした「MARVEL VS CAPCOM ARCARDE COLLECTION」をプレイしていたらセガサターン版をプレイしていた子供の頃の想い出が蘇ってしまったので、その場でSteam版(=Windows版)を購入し、ビジネスデーの閉会後にその場ですぐろぎい・えらいっ!にダウンロードしてプレイし始めています。
ということでぼちぼち収録タイトルを紹介していきたいと思います。一回目は1994年にリリースされた「X-MEN Children of ATOM(COTA)」。
「X-MEN」自体はアーケードでも1992年にコナミが取り上げていたので、「COTA」が初というわけではなかったのですが、テレビ東京でアニメ版が放送されていたこともあって認知度も上がってきたタイミングでリリースされています(旧亀ことティーンエイジ・ミュータント・タートルズやビーストウォーズと同じ方が翻訳を担当している上に、ビースト役が千葉繁御代だったこともあって吹き替えがカオスなことになっていましたが、それがまたいい・・・!ソフト化してくれ・・・)。
ただ94年はまだ空前のストIIブームまっただ中で、「スパIIX」が盛り上がっていた時期だったこともあってリアルタイムで稼働している姿を見ることは出来ませんでした・・・続編の「MARVEL SUPERHEROS」はかのあゆが当時住んでいた光が丘のダイエー(元忠実屋、現イオン)のゲームコーナーにも入ってきていたので印象に残っているのですが・・・
登場キャラはスットコサイクロップス、ウルヴァリンといった現在でも人気のあるキャラだけでなく、シルバー・サムライ、スパイラルといったドマニアックなキャラまで収録されています。中ボスはジャガーノート、ラスボスはニート様マグニートーで、隠しキャラとしてスパIIXからの参戦となる「豪鬼」が収録されています。
日本国内では1995年にカプコン参入第一弾タイトルとしてセガサターンに移植。スパIIXは当時失敗に終わった3DOにのみ独占移植されていたため、代わりに選ばれた形になります。
元々プレイステーションと比較すると2D関連の処理性能が高く、カプコン・SNK作品の移植版はどれも出来が良かったのですが、当時はまだ拡張RAMカートリッジが登場する前だったこともあってアニメパターンが削られていたので、コンシューマ機への完全移植は今回が初ということになります。
「エリアルレイブ」として正式に実装されるのは次回作「MARVEL SUPER HEROS」からになりますが、既に空中コンボも存在しているなど、「マヴカプ」シリーズの始祖としても重要な役割を果たした作品です。
初期バージョンはバグが多かったようなので、どうせならそちらも収録してほしかったところではありますが・・・今回収録されているのはサターン版(および海外でのみリリースされたPS版・MS-DOS版)の元になった「Ver 3.00」のみとなります。
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