(供養記事)CCコネクトさんで非常に香ばしい偽どけーりんごを購入しました

ジャンク商品

文面やフォーマットを見ればわかるとおり、本来某所に出す予定だった記事ですが、諸事情で今後某所では二度と出すことはなくなったため、没にするのも惜しいのでそのまま掲載いたします。

秋葉原のジャンクショップでは出先がよくわからない端末も多数販売されています。今回は某林檎時計によく似た、非常に怪しいスマートウォッチを600円で購入したので、紹介いたします。

1.「偽林檎時計」について

今回購入した商品は・・・実は製品名が存在するかも不明です。かのあゆが現在愛用している某林檎時計7世代目モデルを忠実に再現したいわゆる「中華スマートウォッチ」で、秋葉原にある某ショップでは「なにこれ!?スマートウォッチ」という名称で販売されていました。ちなみにこのショップでは通常商品としても「偽林檎時計」や「某銀河に似たミニスマホ」、「モニター付きモバイルバッテリー」といった、なかなか怪しい商品を多数取り扱っています。

2.偽林檎時計のコンディション

大量入荷したようで、背面センサー部の表記が微妙に異なるものの販売されているのはすべて同じ商品だったのですが、その中で「手持ちの某林檎時計を忠実に再現したと思われる個体」を選択しました。

一応きちんとスマートウォッチとして稼働する商品のようで、最低限の通電確認は行われていますが端末のクリーニングは一切行われておらず、付属品も充電ケーブルと本体のみとなります。価格は1,200円ですが、この製品を購入したショップではpaypayも利用できるので、たまっていたポイントを併用することで実質600円で購入することが出来ました。

3.これはネタ端末

ぱっと見では本当に元ネタとなっている某林檎時計の7世代目を忠実に再現していて、デフォルトのでこのモデルから採用された「輪郭」を忠実に再現したウォッチフェイスが設定されていることもあり、ぱっと見では本物に見えます。ここまで忠実に再現していると逆に笑えてきてしまいますね。

背面もよく出来ていますが・・・心拍数を測定するセンサーのうち、銀色のものはただのデザインで、実際に機能しません。また「S7」と表記されていますが、林檎マークも「林檎時計」とも一切記載されていません。

バンドは本物の林檎時計用のバンドがそのまま流用できます(45・47インチモデル用)。ただし、ケースはクラウンの位置が微妙にずれているため、流用は不可能でした。

UIはウォッチフェイスと特徴的なグリッド型のメニューなどはほぼ忠実に再現できているのですが、それ以外のUIや導入されているアプリは「似せることすら放棄した」レベルで、全くの別物です。本物の林檎時計が採用しているOSのスタイリッシュさは全くありません。

一応日本語ロケールもありますが、中華フォントかつなぜか明朝体で、ローカライズも「通知なし」が「消息がない」と訳されているなど、昔の中華端末を思わせるものになっています。逆にこの雰囲気の端末を触るのは久々なので懐かしい気持ちになってしまいました。

マニュアルが付属しておらず、そもそもどこのメーカーが作った製品か詳細が全く不明なので同期アプリがまだダウンロード可能かどうか、そもそもインストールして安全なものなのかどうかすら不明です。おそらく本物ではサポートされていない、Androidスマホとの同期も可能かと思われますが、ちょっと怖いので普段使いしている端末に導入してペアリングする勇気はありません・・・(汗

3.まとめ

中華メーカーの製品もここ10年でビルドクオリティが上がっているので、「普通に使える」製品が増えてきていますが、ここまで香ばしい端末は久々です(笑)。ある意味こういう怪しい製品こそ中華端末の魅力だと思っているので、ネタとしては久々に面白いものを購入出来たと思っています。

一応睡眠トラッキング、心拍数測定、母艦スマートフォンの通知表示といった機能はそろっているようですが、この手の製品は精度云々以前に表示されている内容がでたらめというものも多く、そもそも本物の林檎時計とHuaweiの「WATCH FIT3」、Xiaomiの「Smart Band9」、HAYLOUの「Soler 5」を使用しているので、今回購入した偽林檎時計はコレクション行きになりそうです。

そもそもネタ枠として購入していますし、600円なら見た目もそれっぽいので、笑って許せるクオリティだと思います。

4.関連リンク

CCコネクタ

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