ウェイウェイどけー4(Huawei Watch 4)中国版 レビュー ー eSIMが使える高性能スマートウォッチ、日本版では実装されていない機能も・・・

ウェイウェイどけー4(中国版) 実機レビュー スマートウォッチ
ウェイウェイどけー4(中国版) 実機レビュー

2023年11月に日本国内でも販売が開始されたウェイウェイ(Huawei)のスマートウォッチ、ウェイウェイどけー4(Huawei Watch 4)のレビューです。

本来であれば2月に年内二度目となるウェイウェイどけー ふぃっと3(Huawei Watch Fit3)の実機レビューを行う予定だったのですが、先日東京都内某所で開催された電脳フリマにて意図しない形で上位モデルにアップグレード()されてしまったので予定を変更しています。

なお、今回購入したモデルは国内版ではなく、中国版となるため、例のアレ(察せ)が存在しない他、ソフトウェアでもいくつか違いがあるのでその点を踏まえた上でこのレビューを読んでいただければ幸いです。

これは何?

  • ウェイウェイの高級スマートウォッチ

良かった点

  • 「あるてぃめっと」に継ぐ高級モデルだけあって質感は非常に高い
  • eSIMをサポートしているので単体で「スマートフォン」として利用できる
  • 日本国内においては数少ない(組み込み用OSベースではない)Harmony OS搭載端末。近いうちにアンヨヨイヨから独立を果たしたHarmony OS Next(Version 5.0)へのアップデートも予定
  • Harmony 4.xまでであれば実はアンヨヨイヨベースなのでGoogle Chromeや一部ゲームがインストール可能
  • 中国版のみ血糖値の測定機能搭載(!?)
  • 1時間でフルチャージが完了する超急速充電をサポート
  • 実はSnapdragon W5 Gen 1搭載

微妙だった点

  • どけーりんごやおぴくちんどけー、銀河ちゃん時計よりは持つがウェイウェイどけーふぃっと3よりバッテリー稼働時間は短め。それでも2日は持つが
  • ウェイウェイどけーふぃっと3より導入出来るアプリは増えているものの、極端にラインナップが少なすぎるApp Gallary
  • 国内版、中国版ともに心電図の測定は出来ない(将来的に対応する可能性はあり)→最新のFWアップデートで“中国版は”EGC機能が有効化されたことを確認
  • (定価だと)高い
  • そもそもウェイウェイどけーGTシリーズがラグジュアリー路線のモデルも投入するようになったため、立ち位置がよくわからない
  • サファイアガラスでも傷は付くぞ。気をつけろ

スペック

スペック表

  ウェイウェイどけー4(中国版 ARC-AL00)
対応OS Android 6.0以上、iOS 13以上
ディスプレイ 1.5インチLTPO AMOLED(466 × 466)
衛星測位システム BeiDou/GPS/GLONASS/Galileo/QZSS
センサー 心拍センサー(血中酸素レベルセンサーを含む)、EGCセンサー、加速度計、ジャイロスコープ、地磁気センサー、環境光センサー、温度センサー、コンパス
Bluetooth 5.2
バッテリー 非公開
サイズ 42.6 × 46.2 × 10.9 mm
重量 48 g(ストラップ含まず)

概要

前述の通り、ウェイウェイどけー4は日本国内でも正規販売されていますが、今回レビューしているのは電脳フリマで「はやぽんログ」を運営されていて、大手メディアでも記事を執筆されている「はやぽん」さんから超激安価格で譲っていただいた中国版となります。そのため、日本語ロケールは含まれているものの「例のアレ」含め一部ソフトウェアの仕様が異なっています。

OSはHarmony OS Version 4.xです。2019年に米国による制裁が発動し、Google Mobile Service(GMS)関連のコンポーネントをプリインストールできなくなったため、AOSP版アンヨヨイヨOS(いわゆる“素の”アンヨヨイヨです)をベースに開発されたカスタムOS・・・ですが、近日中にアンヨヨイヨから独立したHarmony OS Next(Version 5.x)へのアップデートが予定されています(※ウェイウェイどけーGT4、ふぃっと3など、一部モデルでは既に国内向けモデルも含め展開開始済み)。

ウェイウェイの公式サイトでは搭載SoCの使用が一切記載されていませんが、実はこのレビューを執筆している2025年3月の時点でもウェアラブル向けSoCとしては最新世代となるQualcomm Snapdragon W5 Gen 1を搭載しています。てっきりKirinベースのカスタムSoCを搭載していると思っていたのですが・・・

従来のスマートウォッチに採用されていたSnapdragon 400やSnapdragon Wear 4100と比較すると製造プロセスが12nmから4nmに変更されたことにより、より省電力となったのが特徴で、ウェイウェイどけー4以外だと(以前所有していたもののいきなり意味不明な壊れ方をした)Mobvoiのちっくどけー5(TicWatch 5とその派生モデル)やGoogleのおぴくちんどけー2(Pixel Watch 2)にも採用されています。RAMは2GB、ストレージは32GBという構成になっています。

独自ストア「App Gallary」から有志のユーザーが開発したウェアラブル用Harmony OS向けアプリを追加できます。実はウェイウェイのスマートウォッチがWear OSからHarmony OSに移行した際にかなり気になっていたのですが、正直そのラインナップは・・・(後述します)。

ただし、今後Harmony OS Nextにアップデートされた場合スマホ・タブレット向けとは異なりアンヨヨイヨアプリ実行用の仮想環境もおそらく搭載されていないと思われるため、出来なくなってしまう可能性が高いのですが、アンヨヨイヨベースのHarmony OS 4.3以前のバージョンであれば「32bit版アプリのみに限定される」という制限はあるものの、通常の(スマホ・タブレット向け)アンヨヨイヨアプリを動作させることも可能です(今回譲っていただいたはやぽんさんが自身のブログで今回レビューしている個体そのもので実際にアンヨヨイヨアプリを動かした記事を掲載していますし、スマートウォッチでこれをやるとバッテリーの減りが早くなってしまうというデメリットの方が大きいためかのあゆ自身は試していません)。

かのあゆがウェイウェイのスマートウォッチを本格的に使用するのはWear OSベースだった頃のウェイウェイどけーGT以来になりますが、その頃から強力な睡眠トラッキング機能「TrueSleep」や健康管理機能、運動データ記録機能は優秀という印象で気に入っていたのですが、Harmony OSベースに移行したウェイウェイどけー4でもその点はしっかり継承されています。

心拍数・血中酸素濃度・ストレスの24時間リアルタイムトラッキング機能は当然搭載されていますし、「Health Glance」アプリを使うことでこれらのデータを一括で記録することも可能です。そのほか皮膚温(=体温)測定機能や日本国内ではまだ機能が塞がれている物の、心電図測定機能もあります。

心電図測定機能は林檎のどけーりんごに続く形でウェイウェイが国内で販売しているウェイウェイどけーD2、うぇいうぇいどけーGT5シリーズで医療機関の認証を受けた上でOTAアップデートで国内でも機能を有効化しているので、今後ウェイウェイどけー4も有効化される可能性があります・・・と書いていたところ、3月末のファームウェアアップデートで中国版については日本でもEGC関連の機能が有効化されています(後述します)。

また国内版ではそもそも存在すらしていないことになっていますが、中国版モデルではなんとどけーりんごですら未だ実装していない血糖値の測定機能まで備わっています。

国内版・中国版ともにeSIMをサポートしています。残念ながら母艦スマートウォッチと同じ電話番号・通信プランを共有できるナンバーシェアには非対応となるため、回線を追加契約する必要はありますが、ウェイウェイは日本国内では既にスマホ・タブレットの販売から実質撤退しているので実質「日本で正規購入出来るHarmony OS搭載スマートフォン」・・・ということになります。

バッテリー容量は非公開です。メーカー発表ではスマートモード有効で3日間、長時間バッテリー持続モード有効で最大14日間稼働するとしています(実際の稼働時間については後述します)。ワイヤレス充電の使用は独自規格となりますが、わずか1時間で0%の状態からフル充電が完了する超急速充電をサポートしています。

筐体

充電ケーブル。これは日本でも単体購入可能。

本来であればマニュアルも付属しているのですが、今回は購入した経緯もあって本体(+皮バンド)以外に付属しているのはこの充電ケーブルのみです。かなり図体がデカいのでリュックに入れて持ち歩くとかさばるのが少し気になりますが、ウェイウェイどけー4自体のバッテリー持ちが優秀ということもあって正直あまり持ち出す必要も無いかな・・・とは思っています。

この手の充電ケーブルは断線が怖いところではありますが、ウェイウェイ公式から単体購入出来るほか、サードパーティ製の安価な互換充電ケーブルも販売されているので予備でもう一本揃えておくと安心です。

https://consumer.huawei.com/jp/accessories/watch-wireless-charger/buy/?skuCode=80810111010005501&gad_source=1&gclid=CjwKCAjw7pO_BhAlEiwA4pMQvJl7Lx9Wxbtetch9ye-vV8UPhmSTMmfDjEjvtYEorspgtuLKe_2vHxoCm00QAvD_BwE
超高級腕時計をインスパイヤされた最強過ぎる前面

前面です。元の価格がお高いというのもそうなのですが、高級腕時計にインスパイアされたシリーズということもあってため息が出るほど美しいデザインになっていて、正直これだけでアップグレード()してよかったと思っています。

背面

背面には心拍数や血中酸素濃度などを計測するためのセンサーがあります。

左側面

左側面には何もありません。

右側面

右側面にはデジタルクラウン、設定で様々な操作を割り当てることができるメニューボタン(兼電源ボタン)があります。

国内版では投入されなかった仕様。これだけでも最高すぎる。

今回譲渡していただいたウェイウェイどけー4は中国版ということで、日本版では設定がないレザーバンドが付属しています。大分使い込まれている印象ですが逆にこれがビンテージな高級腕時計っぽい雰囲気をかも合いだしていてめちゃくちゃかっこいいです。もちろん普通の腕時計用バンドもそのまま利用できます。

使用感

ディスプレイ

ディスプレイは1.5インチサイズで、解像度は466 × 466です。高品質なAMOLED(有機EL)パネルとギリギリまで狭くしたベゼルにより、後述するウォッチフェイスだけでなく、各種記録データや通知も高精細で、非常に満足度が高い品質になっています。まぁ逆に言ってしまうと6万クラスで販売されているスマートウォッチでフォント表示がジャギジャギ(オマエルルルァーーーー!オルルェのナマエヲイッテミルルルルォ—-!!の人ではない。そっちはツァギ様です)で表示がクッソ汚いディスプレイを搭載していたらそれはそれで問題ではあるのですが・・・

強化ガラスは現時点で最高クラスの硬度を有するサファイアガラスが採用されています。どけーりんごや銀河ちゃんどけーの上位モデルだけでなく、「普通の」高級腕時計にも採用されている、間違いなく現時点では最善・最高・最強ぉう!!!(オーマジオウかな?)の強化ガラスですが、「どうやっても傷が付かない」というわけではないのでそのまま使っていると普通に小傷は発生しますし、落下させれば割れるので不安であればやっぱり保護フィルムを装着した方が安心できると思います・・・

バッテリーの持ち

ある程度使い込まれたと思われる個体のため、あくまで「中古商品としての評価」になってしまいますが、Always On Display、心拍数・血中酸素濃度・ストレスのリアルタイムモニタリング、血糖値測定、睡眠中呼吸乱れ通知をすべて有効にした状態で概ね1日半程度は持ってくれています。

本来ここでレビューするはずだったウェイウェイどけーふぃっと3やしゃみばん9と比較するとやや短めですが、同じアンヨヨイヨベースのWear OSを搭載するスマートウォッチやmacOSからフォークされたwatchOSを搭載するどけーりんごが1日(下手すると半日)しか持たないことを考えるとかなり優秀だと思います。

「長時間バッテリー持続」モードを有効にすればさらに稼働時間を延ばすことも可能ですが、せっかくの強力な健康管理機能が一部制限されてしまいますし、そもそも前述の通りわずか1時間でフル充電が完了する超急速充電もサポートしているので、バッテリー稼働時間を気にせず通常モードでフル活用してあげるのがこの子の正しい姿なんじゃないかなぁと思っています。

同期アプリ(Huawei Health)

Huawei Health

同期アプリは「Huawei Health」です。ウェイウェイどけーふぃっと3を既に運用している状態で勢いに任せて購入したため、その場ですぐペアリング設定できたのは助かったwwww

iOS版は通常通りApp Store経由でダウンロードできますが、アンヨヨイヨ版はGoogle Play Storeでの公開を取り下げているため、ウェイウェイのサポートページから直接APKファイルをインストールする必要があります(一度インストールしてしまえばアプリ経由でアップデート可能なので独自ストアの「App Gallary」の導入は不要です)。

iOS版はOS標準アプリ「ヘルスケア」と各種データの相互同期が可能、アンヨヨイヨ版は制裁の影響により、Google Fitとの同期機能はサポートされていませんが、サードパーティアプリの「GoSync」を追加インストールすることで同期が可能になります。

HUAWEIヘルスケアとGoogle FITの連携方法
この記事では、HUAWEIヘルスケアとGoogle FITの連携方法をご紹介いたします。 まず、動画「GoSyncの使い方」をご覧ください。
GoSync - Google Play のアプリ
GoSyncは無料アプリで、主にウェアラブルデバイスのアクティビティデータを統合されたフィットネス プラットフォームに同期させるサービスを提供しています。

iOS版はこちら

‎HUAWEI Health
‎Your go-to, integrated health and fitness companion. Whether you want to kick-start your fitness life, keep track of yo...

健康管理機能

実は最近寝れていない()

前述の通り、ウェイウェイどけーはちょうど10年前に登場した初代モデルから強力な睡眠記録機能を備えています。

現在は「Huawei TrueSleep」という名称を名乗っていて、ウェイウェイどけー4(というよりもHarmony OS 4以降)ではより正確な睡眠アルゴリズムを記録可能になった「TrueSleep 5.0」にアップデートされています。

・・・正確とはいってもスマートウォッチの睡眠記録は就寝時の体の動きと心拍数などのデータを元に数値化している上に、メーカーによって採用しているアルゴリズムが異なるため、あくまで「参考」程度にとどめるべきだとは思うのですが、より良い睡眠を心がけるきっかけの一つにはなると思いますし、睡眠時間そのものについては相変わらず正確に記録できているので頼りにしています。

Health Glance

心拍数や血中酸素濃度・ストレスのリアルタイム記録にも対応しているほか、心拍数・血中酸素濃度・ストレス・皮膚体温を一括で記録できる「Health Glance」もあります。一日一回は「Health Glance」で各種データを記録するようにすると自分の体の状態を把握しやすくなるのでマジでお勧めです。

紹介が前後してしまいましたが、どけーりんごにもS8以降のモデルで実装されている皮膚体温の測定機能も用意されています。どけーりんごだとあくまで「女性の健康管理」用のデータしか測定できないのですが、ウェイウェイどけー4の場合は実際に測定された皮膚温に基づいて体温を算出してくれます・・・つまり体温計として普通に活用できてしまいます。これ、地味にありがたいんですよね・・・

痩せるつもりがないと言われてもしゃーないなwwwwきゃははーーーーwwwww

国内版の発売当時に公開されたASCIIさんの実機レビュー記事を見るかぎり、当初は実装されていなかったようですが、ウェイウェイどけーふぃっと3にもあった「ボディメイカー」機能も後のアップデートで利用可能になっています。、食事のデータを入力することでより正確なカロリー情報を算出してくれる、今のかのあゆにはまさに必須なのではないかと思える機能です。

メジャーなメニューであればあらかじめプリセットされていますが、もちろん自分で手入力することも可能です。一日に食事で摂取したカロリー、消費すべきカロリーが目視できるようになるだけでもかなりダイエットのモチベーションが上がってきます。痩せようね。

なにげに凄い

日本版ではそもそも存在していないという扱いになっていますが、中国版ウェイウェイどけー4では血糖値の測定機能も利用可能です。特に地域による機能制限は行われていないようで、日本でも実験的機能をまとめた「Huawei Research」アプリより「Blood Sugar Study」を選択することで利用できます。

センサーで血液の中に含まれているブドウ糖を測定し、血糖値に換算するという仕組みになっているようで、測定結果が出るまで一週間程度かかります。

この記事を執筆している2025年3月の時点だとどけーりんごでもまだ血糖値の測定は実装されていないことを考えると凄いことではあるのですが、日本国内ではそもそも医療機器としての認証を受けていません上に、スマートウォッチの血糖値測定機能自体がまだ実装されてから日にちが浅いので、間違ってもこれだけで自分の体の状態を判断するべきではありませんし、アメリカ食品医療品局が「皮膚に針を刺さない形で血糖値を計測できると謳っているスマートウォッチは測定値がでたらめだから使用するな」という警告を出していることも留意すべきです(ただし、ウェイウェイ端末はアメリカだと存在自体が排除されてしまっていますが・・・)

高血糖だと糖尿病など命に関わる病気になる可能性も高くなるため、体の状態を意識するきっかけになるという意味においては中国版のみに限定されているとは言え、ウェイウェイどけー4に血糖値の測定機能が実装されている意義は大きいと思います。ちなみにかのあゆの場合「高血糖のリスク:中」という結果が出てきたのでやっぱり痩せないとダメですね・・・

レビューを公開するタイミングがだいぶ遅れたせいで最初「国内版・中国版ともに心電図測定機能(EGC)は地域設定を日本に設定している場合、無効化されていて利用できない」と書いていたのですが、3月末に配信された最新のファームウェアアップデートで中国版については日本からもEGC関連の機能が有効化されていることを確認しました(国内版は情報があまり出回っていないので未確認)。

なお、日本国内で正規販売されているモデルだとウェイウェイどけーGT5、ウェイウェイどけーD2が正式に医療機関の認証を受けた上でEGCセンサーを活用した心電図の測定機能をサポートしています。

心電図測定機能はどけーりんごや銀河ちゃんどけー、おぴくちんどけーにも実装されているのですが、医療機関の認証が必要になる関係でいままで日本ではどけーりんごしか利用できなかったため、アンヨヨイヨ端末を所有しているユーザーにも心電図の測定が出来るスマートウォッチを利用できるようになった意義はかなり大きいと思っています。さすが健康管理機能に昔から力を入れていたウェイウェイ!エライッ!

マップアプリ(Petalマップ)

ゴルファー向けのモデルも投入されているウェイウェイどけーGTシリーズとは異なり、オフラインマップはサポートされていないようですが、ナビゲーションにも対応する「Petalマップ」アプリがプリインストールされています。

Petalマップ自体えらくドマイナーですが、単体で動作するの母艦すまほんにわざわざインストールする必要はありません。かつてWindows Phone/10 Mobileを搭載するNOKIA(Microsoft)のるぅみあシリーズにプリインストールされていた「Hereマップ」と比較すると日本国内でも普通に使えます・・・いや一応ウェアラブルのみになったとはいえ、今でも現役で端末の販売を行っているメーカーがリリースしている純正マップアプリですし、日本では結局正規投入されなかったるぅみあシリーズにプリインストールされているHereマップと比較するのは失敬なお話ではあるのですが・・・

運動記録機能

運動するモチベーション爆上げだぜ!

本来この場でレビューする「はず」だったウェイウェイどけーふぃっと3や廉価モデルに位置づけられているウェイウェイばんどシリーズもそうですが、ウェイウェイのウェアラブルデバイスは強力な運動記録機能も魅力の一つとなっています。

ウェイウェイどけー4では100種類以上のスポーツを記録可能。5ATMの防水に対応しているのでもちろん水泳などのウォータースポーツの運動データもきちんと記録できます。

ルート記録

ようやく暖かくなってきたこともあり、ダイエットも兼ねて久々に自転車で長距離移動するという行為を再開したのですが、GPSを内蔵しているウェイウェイどけー4であれば本体単体でも正確なルート記録が可能です。

ダイナミック追跡

「Huawei Health」では走行ルートをアニメーションで表示してくれる「ダイナミック追跡」も用意されているので、運動するテンションが上がること間違いなしです。これで痩せる気になったか?

ちなみに中国版でも日本語音声による運動データのリアルタイム通知に対応しているのですが、妙にイケヴォな男性ボイスがデフォルトで設定されているので、人によってはさらに運動するモチベーションが爆上げに鳴る・・・かもしれません。かのあゆの場合どけーりんごも一緒に装着している関係で状況によってはSiriのおねーたま女性ボイスとウェイウェイどけー4のイケヴォボイスが同時再生されるのでいろいろ混乱してしまいますが(ぉ

「App Gallary」経由でのアプリ追加もサポートはしているが・・・

便利なユーティリティは一通りそろっているが、正直スマホ・椨向けと同じくびみょ・・・

RTOSベースのHarmony OSが搭載されているウェイウェイばんどシリーズとは異なり、OSにアンヨヨイヨ、またはすまほん・椨向けHarmony OS NEXTベースのものが搭載されているので、ウェイウェイ独自ストア「App Gallary」から有志の開発者の方々が無料・有料で公開している素晴らしいアプリを追加できます。

ウェイウェイどけーふぃっと3でも追加自体は出来たのですが、機能制限で対応しているアプリがかなり限定されていたのですが、ウェイウェイどけー4ではすべてのアプリに対応・・・してはいるのですが、Wear OS(銀河ちゃんどけー、おぴくちんどけー等)やwatchOS(どけーりんご)と比較するとスマホ・椨向けApp Gallaryと同じく、ラインナップがいまいち微妙という印象を受けました。

ただ、ウェイウェイどけー4に関しては前述の通り、現時点では独自OSに移行したHarmony OS NEXTベースではなく、アンヨヨイヨ12ベースのHarmony OS 4.3.2が導入されているので、やろうと思えばすまほん・椨向けアンヨヨイヨアプリも動かすことは可能です・・・ただ、結局のところ、バッテリー容量が少ないスマートウォッチでWEBブラウザやYouTubeアプリを動かしてもあまり実用的ではないので、結局使わなくなってしまうんですよね・・・(ぉ

まとめ

一応店頭での販売は既に終了してしまったようですが、ウェイウェイどけー4は現在でもウェイウェイ公式オンラインストア、Amazonなどのオンライン通販サイトで国内版が購入可能となっていて、ウェイウェイ公式オンラインストアでの価格は65.780円です。

GTシリーズは比較的出回っていますが、ウェイウェイどけー4に関しては「普通の」高級腕時計に近い価格に設定されていることもあって中古市場でもあまり見かけませんし、出てきたとしても2〜3万で販売されています・・・が、今回それより安価な価格で譲ってもらっています・・・ほんとに良かったんか・・・それで・・・

今回中国版ということで、日本版ではそもそも実装されていない血糖値測定機能も利用することが出来ました。

スマートウォッチでの実装はまだ研究段階でしょうし、リファレンスになるデバイスが存在しないのでそもそも測定されている数値が本当に正しいかどうか判断することは出来ないのですが、血糖値が異様に高いと心臓病や糖尿病の原因にもなるので、個人的には搭載されているだけでもかなり健康を意識するようになるので実装してきた意義はかなり大きいと思っていますし、素直に「林檎もまだやってないことをやっちゃうウェイウェイすげー!」と感じました。本当凄いよ!

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