シンクパヨウ ヨギ370に導入したZorin OS 17.3が普通にいい感じだったので、先日ようやく連れ戻したわんみわんえすにも今後導入を真面目に検討しています。できればWindows環境で使ってあげたかったのですが、Windows 11 2024 Updateがいまだドチャクソ不安定なのと、そもそもシステム要件を満たしていないのでいずれ完全に動作しなくなる可能性が高い上に、Windows環境にこだわる理由もないので、古いPCでも軽快に動作するのも魅力的です(さすがにCPUは64bit対応が必須となりますが、最新バージョンとなるZorin OS 17.3のシステム要件で提示されているRAM容量は1.5GBとかなり緩めになっています)。
先日の記事でも紹介しましたが、Zorin OSにはデフォルトでSun Microsystems社の「Star Office」から派生したオープンソースのOffice互換ソフト、Libre Officeがプリインストールされていますし、公式ストアにはWPS Officeも用意されています。
Libre OfficeもOfficeドキュメントとの互換性はだいぶ向上しているのですが、やはり「Microsoft Office(Microsoft 365 Apps)」そのものではないため、Libre Office Writer(ワープロソフト)で作成した文章を本家Microsoft Wordで開くとレイアウトが微妙に崩れるのが少し気になってしまいます・・・
「それならZorin OSにはデフォルトでWineがプリインストールされているから本家Microsoft 365 Apps入れればよくね?」ということを考えついたので、まずオンラインインストーラーをダウンロードしてWineボトルを作成してインストールしてみたのですが・・・結果は「やっぱりダメでしたぁ!」
Wine自体バージョンアップで正常動作するWindowsアプリが増えてきているのですが、Microsoft Office/Microsoft 365 Appsの場合今回のようにインストールに失敗したり、インストールできてもアクティベーションがうまくいかなかったりと未だ完全動作するとは言えない状況のままのようです・・・
「Linuxぜってー殺すマン」で有名だったスティーブ・バルマー氏がCEOを務めていた頃とと比べるとサディア・ナデラ氏がCEOになってからだいぶLinuxに歩み寄ってきていますし、TeamsやEdgeなどLinux版が用意されているMicrosoft製品も存在するので、本来であればMicrosoft 365 Apps/Microsoft OfficeもLinux版を出してくれればそれが一番ベストではあるのですが・・・
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