想い出の曲を生で聴ける幸せ エリック・クラプトンの追加公演初日(26日)感想 - やっぱりエリックは最高だぜ!

日記
Q.これは夢か
A.いいえ、現実です

今日で日本公演最終日を迎えるエリック・クラプトンの日本公演に昨日行ってきました。前回の日本公演(2022年)は転職などの事情が重なり、残念ながら行くことが出来なかったため2019年4月の日本公演以来実に6年ぶりにエリックと再会できたことになります。

セットリストは既に明らかになっていますし、(存在自体がいろいろアレとか昔から言われている話はあるものの・・・)初日となる14日、その翌日の15日のオーディエンス音源が早くもブートとして販売されているので把握はしていたものの、一曲目からいきなりクリーム時代の名曲、「ホワイト・ルーム」でスタートしてきたときはぶっ飛びました。

1985年の「ライブ・エイド」で封印を解いてからライブでもちょくちょくやっていますし、正規音源だと「24ナイツ(1991年)」でも聞くことができますが、多分かのあゆが生でこの曲を聴くのは初めてなんですよね。

そのあと鍵こうそ・・・キー・トゥ・ザ・ハイウェイ、フーチー・クーチー・マンにつづき、こちらも子供の頃から大好きで生で聞きたかったクリームの神曲、「サンシャイン・オン・ユア・ラヴ」(エロゲ関連もつぶやいていたり記事にしていたりしたせいで「結愛」と変換してきたATOKエライッけどそこじゃないよ・・・)をやってくれて・・・エリックの前でこうなりたくなかったのですがいろいろ思うことがあって涙がボロボロ出てしまいました・・・

その後は一旦アコースティックセットに切り替わり、エリックが子供の頃から敬愛してきたロバード・ジョンソンの「カインド・ハーテッド・ウーマン」、2021年に発売した「レディ・イン・ザ・バルコニー:ロックダウン・セッションズ」で収録されていた「ゴールデン・リンク」、ゲゲゲの鬼太郎(4期)の印象がかのあゆにとっては強すぎる憂歌団も日本語でカヴァーした「誰も知らない」、ブラインド・フェイス時代の名曲、「キャンド・ファインド・マイ・ウェイ・フロム・ホーム」、エリックが大事にしていた息子、コナー君を事故で失ったときに書いた「ティアーズ・イン・ヘヴン」を演奏.幼稚園・小学生時代だとブルースのカヴァーはあまり理解できず、リアルタイムで発売した「フロム・ザ・クレイドル」もあまり好きではなかったのですが、かのあゆ自身も歳を重ねてきたことがあってようやく理解できるようになってきました・・枯れたエリックの演奏も渋い!

「キャント・ファインド~」は今回久々にエリックの日本公演に参加したネイサン・イーストが素敵なヴォーカルを披露。正規音源化されたのは2024年とだいぶ遅れてしまいましたが、24ナイツの元ネタである1990年、1991年のライブのブート音源も幼い頃よく聞いていて、素敵なヴォーカルを披露してくれていたので生で聞けてすごい幸せになりました。あとネイサンやっぱり凄いいい人過ぎるよ!だいしゅき!!!

ちなみに2016年のスティーヴィー(・ウィンウッド)とエリックが一緒に来日したときのライブもいっていてもちろんこの曲もやってくれたので・・・大好きなバージョンがどちらも生で聞けた幸せ者ということになります・・・スティーヴィーともまた会いたいな・・・・

「ティアーズ~」はちょうどかのあゆ自身も大事な人を亡くしたときに発表された曲なのでエリックの気持ちも理解できるし、この曲を演奏するときのエリックはなんとなく寂しさが感じられてつらい・・・先に日本公演に参加されていたベルトさん・・・もとい、クリス・ペプラー氏が「コナー君のところに行けるのをエリックもわかっていて演奏しているのでは」と音楽情報サイトの記事で答えられていましたが・・・あまりそういうことは考えたくないしコナー君もジョージもジェフもまだ来ちゃダメ!って言ってくれていると思うので・・・ベルトさんそんなこと言っちゃダメだよ・・・

その後は再びエレクトリックセットに切り替わり、「グッバイ・クリーム」に収録された「バッジ」、ジャーニーマンに収録された「オールド・ラヴ」、スローハンドに収録された超名曲「ワンダフル・トゥナイト」、ロバート・ジョンソンのカバーでクリーム時代、エリックやジンジャー(・ベイカー)、ジャック(・ブルース)がロックな曲に進化させた「クロスロード」、同じくロバート・ジョンソンのカヴァー「リトル・クイーン・オブ・スペイズ」ネイサンがいるということで24ナイツとおなじイントロで始まってかのあゆにとどめを刺してきたJJ・ケイルのカヴァー、はっぱt・・・「コカイン」、アンコールで「ビフォア・アキューズ・ミー」を演奏して26日のライヴは締めとなりました。

「バッジ」は諸事情で「ラ・アンジェロ・ミステリオーソ」という偽名で参加してる、エリックのズッ友、ジョージ・ハリスンと一緒に書いた友情の一曲。子供の頃から「しんきんばぅたいむとぅ~」から「うぇあーーーーーーいずまいばっじ!!」まで完全に歌いきっている変な子だったので歌っちゃうに決まってる・・・こちらはかのあゆも何度かライブで聞いていますが、2000代後半あたりから日本公演のセットリストから外れていたので・・・

ちなみに「漏れのバッジはどこやった?」のパートが追加されたのはエリックが本格復帰を果たした1974年のライブ空になります。レインボウ・コンサートあたりだとまだオリジナルと同じアレンジなんですよね。しゅき・・・

「オールド・ラヴ」はかのあゆが初めてエリックを生で見た「ジャーニーマン・ツアー」でも(当時の最新アルバム収録曲なので当然ではありますが・・・)演奏していた曲です。ギターソロパートのアレンジがちょっと新鮮な物に変わっていたのですがそれもふくめもう言うことがない・・・

「ワンダフル・トゥナイト」は日本公演後半でセットリストから外されたと聞いていたので、演奏してくれるか不安だったのですがちゃんとやってくれました。歌詞もメロディラインもめちゃくちゃ美しい曲ですが、本当は「パティ着替え遅くてうぜー・・・・」というイライラな気持ちを込めて書いたというのは内緒(ぉ

ただそういう経緯はどうでも良く、この曲も子供の頃から大好きだったので・・・

葉っぱちゃんはいつも通りでクリス・スティントンの締めのシンセでわくわくさせて「こっけぇぇんん!」でフィニッシュするのもいつも通りだったのですが、かのあゆの近くにいた方が他のパートも楽しそうに歌っているのを見てがまんできなくなってしまったので「てぇりんこけぇん!」の箇所も大声で歌ってしまいましたw

13年前にいなくなってしまった大好きな祖母のテープになぜか24ナイツのシングルに収録されていた、「コカイン」のライブバージョンが入っていたこともあり、イントロがそのバージョンと同じだったのもかなり・・・くる・・・

ビフォア・アキューズ・ミーはもう他のオーディエンスの方も大盛り上がり!ドイルは久々に見たらめちゃくちゃイケオジになっていましたし、クリスは相変わらず素敵なシンセでエリックを支えてくれていてネイサンは前述の通りめっちゃいい人すぎて尊とすぎるし、やっぱりかのあゆが子供の頃からエリックを支えていたケイティ・キッスーンおねえたまとシャロン・ホワイトおねえたまのボーカルも素敵!ドラムのソニーエヴォリー、ポール・キャラックと入れ替わる形で参加されたピアノのティム・キャモンも最高の演奏を披露してくれていて、エリック自身も「これが80歳超えたおじいちゃんのプレイかよ!」と思えるほど、心にくる演奏を披露してくれて本当に最高の時間を過ごせました。今まで言えなかった(というか、恐れ多すぎていうのが怖かった)「エリック大好き!」も言えたので・・・

反コロナワクチンソングを出したときにそのネタ自体どうという話は置いておいて、エリックにそんな曲出してほしくなかったという思いから当ブログで否定的な記事を出してしまったりしたのですが、エリックってもともと繊細な人なので・・・

今までは父につれていってもらったのですが、今回は逆に父を誘う形でチケットとライブ終了後の食事もこちらが持つ形で一緒に参加してきました。かのあゆの小学生時代の時点で「エリック・クラプトンが好き!」というと「誰それ、キンキ最高!」とかかなり浮いたような扱いをされていましたが・・・

飲みながら父が初めてエリックを見た1974年の初来日の時の思い出話をしたりして、ここのところ精神的に参っていたこともあって久々にガジェットやエロゲ以外で心底楽しいと思える時間を過ごすことが出来ました・・・

エリックが鉄板焼き好きというのも初耳ですが、大規模なライブなんていいからプライベートで日本に来てほしい・・・ジェフがいなくなったあの日から、嫌なことを考えるようになってしまいましたが、昨日のエリックのプレイを見ていてそんな心配いらんな・・・と安心しました。ただいくら医療が発達して、寿命が延びてきているとはいってもエリックも大好きだった祖父や祖母、叔父と同じ歳になってしまったので・・・

エリック、また会いたいよ、でも無理しないで・・・元気でいて・・・

ちなみにオフィシャルグッズはいった時点でボストンバックとパンフレットを除き、すべて完売していました。もともと今回刺さるものがなかったこともあり、パンフとユニバーサルから来日記念でリリースされた「レイラ」の紙ジャケットCD(購入特典のクリアファイル込み)のみ購入しました。

何枚目すかね・・・
何枚目すかね・・・

かのあゆ自身「レイラ」は何枚か持っていますし、リアルタイムで追っていた父が購入していたイギリスオリジナルLPやCDがフォーマットとして登場した直後にリリースされた、2枚組CD(国内版)含め腐るほどあるのですが、50周年記念でリマスターされた音源のCD化は初だったので・・・(2020年にリリースされたレイラの50周年記念エディションはLP“のみ”のリリース。定額配信されているのは2010年にリリースされた40周年アニバーサリーエディションになります)。だって「ソロ」「461オーシャン・ブールヴァード」「安息の地を求めて」「スローハンド」は同じリマスター音源CD持ってるし、それ以外はそもそもリマスターすらされてないからわざわざ買い直すものでもないし・・・)

SHM CD?素材で音質変わるわけないじゃんあははーーーーーー♡

2025/4/26 Eric Clapton Live at Buddokan 2025 Set List

1.White Room

(Cream song)

2.Key to the Highway

(Charles Segar cover)

3.I’m Your Hoochie Coochie Man

(Willie Dixon cover)

4.Sunshine of Your Love

(Cream song)

5.Kind Hearted Woman Blues

(Robert Johnson cover)

6.Golden Ring

7.Nobody Knows You When You’re Down and Out

(Jimmy Cox cover)

8.Can’t Find My Way Home

9.Tears in Heaven

10.Badge

(Cream song)

11.Old Love

12.Wonderful Tonight

13.Crossroads

(Robert Johnson cover)

14.Little Queen of Spades

(Robert Johnson cover)

15.Cocaine

(J.J. Cale cover)

16. Before You Accuse Me

(Bo Diddley cover)

関連リンク

ERIC CLAPTON〈エリック・クラプトン〉 LIVE AT BUDOKAN 2025 特設サイト
エリック・クラプトン来日決定!日本武道館公演 2025年4月14日(月)・16日(水)・18日(金)・19日(土)・21日(月)・24日(木)

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