
Microsoft製品の知識を深めたり、公認認定試験を受けるための学習を無料でおこなうことが出来る「Microsoft Learn」WEBサイトでは同社のクラウドサービス「Azure」のサブスクリプション契約がない、あるいはかのあゆのように無料試用版を契約したものの、諸事情で何も試せないまま契約期間が終了してしまった方でも実際にAzureのサブスクリプション契約が必要な操作を試すことができる「サンドボックス」機能が用意されていました。
サンドボックス機能では一時的に無料で利用できる、学習のためのサブスクリプションが有効となり、サンドボックスを終了したタイミングでサブスクリプションも削除される仕組みになっていて、利用できるのはPC版ブラウザ環境のみに限定されていたもののAzureの各サービスをサブスクリプション契約しなくても無料で実際の操作を試すことができる、素晴らしい仕組みだったのですが、9月あたりからこのサンドボックス環境が利用できなくなってしまいました。

現在11月の再受験に向けて色々勉強し直しているAzure Fundamentals AZ-900の学習ページにアクセスすると以前は「サンドボックスを利用して無料で操作を試すことができる」・・・と説明されていた箇所が「自分でサブスクリプションを契約して操作を試すことができる」という説明に置き換わっています。えぇ・・・

正直学習用テキストを無料で公開しているだけでもありがたいですし、これから学習する方であればAzureの無料試用版を新規契約すれば試用期間内は無料で各種操作を試すことができるとはいえ、ブラウザ環境から気軽にサンドボックスを立ち上げて実際の操作を試せるのは体感的にもわかりやすく、非常に有り難かったのでこの仕様変更はちょっと残念な限り・・・

なお、現状この仕様変更に関するMicrosoftの公式アナウンスはないので、もしかするといつの間にかまた利用できるようになる可能性もありますが、「サンドボックスで利用するための一時サブスクリプションを悪用する馬鹿がいた」とかそのような理由であればおそらく今後は実際の操作を試しながら学習するにはAzureなどのサブスクリプションを実際に契約する必要がありそうです・・・
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