
早いもので虎湖・・・もとい、Intel 第11世代Core(コードネーム“Tiger Lake”)の発表から6年が経過しました。
この世代から、AMDに先行されていた感すらあった内蔵GPUが「Xe アーキテクチャ」を採用するIris Xe Graphicsに強化されました。それまで「Project Athena」という名称で知られていた「Intel Evo Platform」の発表や、新ブランドロゴの導入など、実質モバイル専用SKUだったとはいえ、Intelにとっても大きな区切りを迎えた世代です。さすがに6年も経過すれば、そんな虎湖世代のノートPCもかなりお買い得になってきました。
今回は、そんな虎湖世代のノートを2026年現在、中古で購入しても問題ないかを紹介したいと思います。当たり前ですが、生成AIに喰わせただけのアフィカス記事はアクセスするだけ時間の無駄なので、間違ってもそういうサイトの情報は参考にしないでくださいませ・・・。
■ビジネスアプリ利用

正直、Windows 11を公式サポートしている世代のCPUとしては最も古い「第8世代Core i5/i7」ですら、この用途に関しては全然快適にこなせます。この世代まで地味に生き残り続けていたRAM 4GB搭載モデルや、ドチャクソ重いVBAマクロが組み込まれたExcelシートを毎日のように取り扱うような使い方でもしない限り、第11世代Core搭載機であれば快適に作業できるはずです。
・・・というかぶっちゃけ、この世代になると2コア2スレッド動作でハイパースレッディングもターボブーストも利用できない廉価版SKUの「Celeron 6305」ですら、Windows 10のEOLまで現役で活躍していた第4世代(Haswellおじさん)Core i5-4300M/4300Uと同程度の性能に達しています。Microsoft 365 AppsやWEBブラウジング、メールチェック程度であればストレスを感じることはないでしょう。実際にかのあゆもそのような使い方をしていますが、全く不満はありません。むしろオーバースペック気味です。
■ハミダシクリエイティブ行為
正直、いわゆる「プロレベル」の画像・動画編集作業はやっていないので、人によっては突っ込まれてしまいそうですが、WEBサイト掲載用の画像をGIMPで編集したり、ライトな動画編集程度であれば第11世代Core i5/i7搭載ノートでも十分こなせます。 動画編集に関しては、内蔵GPUのIris Xe Graphicsがハードウェアエンコーダー「Intel Quick Sync Video(QSV)」をサポートしているため、対応ソフトであればエンコードもかなり爆速です。
・・・残念ながらDaVinci Resolveの無料版ではいまだIntel QSVをサポートしていないのでアレだったりしますが(それでも第8世代Coreと比較するとかなり高速化しています)。
あ、ハミクリ(ハミダシクリエイティブ)は普通に快適なので・・・ひよになりたい。
■生成AI関連
クラウドベースであればぶっちゃけIntel Nシリーズ搭載のエントリーPCでも利用できるので、ここでは「ローカル」で生成AIを利用できるかというお話です。第11世代Coreには「Intel Gaussian and Neural Accelerator(Intel GNA)」というAIアクセラレーターが実装されていますが・・・。
無理です。諦めてください。(dGPU搭載のゲーミングノートは除く)
正確には軽量LLMであれば動くことは動きますが、「とりあえず動いている」レベル。i486SX / RAM 4MBのPCにWindows 95をつっこんで『Kanon』のデモを動かしているようなもんです(わかる人にはわかる)。
■ゲーム(最適化の壁)
Intelの内蔵GPUは長らく「とりあえず画面出力できればいい」程度の性能でしたが、第3世代Core(Ivy Bridge)のIntel HD Graphics 4000あたりから3D性能が強化されました。その後、AMDがRyzen APUで強力なRadeon Vega Graphicsを採用したことでIntelも危機感を抱いたのか、「Xe」アーキテクチャをもってGPU開発に本格復帰を果たしました。
第11世代〜第13世代Core(デュアルチャンネルメモリ搭載のi5・i7のみ)はIris Xe Graphicsを採用しており、発表当初は「鉄拳7」や「ストV」等のタイトルが動作認定されていました。当時のゲーミングUMPC(OneNetbook OneGx1 Pro、GPD WIN 3等)にも採用されましたが・・・。
Intelが外部GPU「Intel Arc」の展開を開始したあたりから旧世代への最適化が疎かになり、2021年以降のタイトルではテクスチャーが化けるなど真っ当にプレイできないものも出始めています。3Dゲームを楽しみたいなら、素直に外部GPU搭載機か、現行のCore Ultra / Ryzen AI搭載ノートを購入することをお勧めします。
※2D主体のゲーム(エロゲ含む)は特に問題なく動作します。
■まとめ

発売から6年が経過した2026年1月現在においても、第11世代Core搭載ノートは最新のWindows 11 25H2環境で十分快適に動作してくれます。
昨今の生成AI需要で新品ノートの価格が高騰していますが、正直、Microsoftがゴリ押ししている「Copilot+ PC」も、まだNPUのメリットを活かしきれていないのが現状です。通常中古で3万円台、シンクパヨウ X1 Carbon Gen 9ちゃんですら6万円台で狙えるようになっている今、第11世代Core搭載機は極めて実用的で「お買い得」な選択肢と言えるでしょう。

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