(もともとあまり好きではないので未だ一切使ったことすらないのですが)ショート動画配信アプリ「TikTok」で有名なByteDance社が動画生成AI「SeeDance 2.0」を発表し、サイト自体は中国語のみとはいえ登録すればクラウドベースで誰でも利用できるということで、早速XなどのSNSでも作成した動画をアップロードするユーザーがちらほら増えてきていますが・・・
技術的には確かに凄いのですが、アップロードされている動画の内容が「(先日放送開始となったばかりの)名探偵プリキュア!のどちゃくそかわいいキュアアルカナ・シャドウたんが出てきている動画」であったり「ドラえもん(わさドラ)と孫悟空(初代DBの少年悟空)」でバトゥルさせるものであったり、やばいものだと「高市首相とウルトラマンジャック(帰りマン)」を戦わせるという、これを生成した上でわざわざSNSで拡散したユーザーの意図と神経を疑うような動画まで投稿されてしまっています。
特に一番最後の「高市首相 VS 帰りマン」についてはウルトラセブン/モロボシ・ダンの中の人である森次晃嗣さんもX上で明らかに不快を示す反応を示すなど、いろいろと問題になっています。
ChatGPTの開発元であるOpenAIがリリースした動画生成AI「Sora」でも同様の事象が問題になっていましたが、こちらは米国企業ということで“建前上”は権利元の意向を尊重して実在する人物や版権キャラクターの出力に制限をかける対応をとりましたが、ByteDance社は中国企業ということでおそらく著作権関連のクレームについては積極的に対応しない可能性が高そうです・・・
Seedance 2.0のやべーところは原作通りの絵柄を忠実に再現するだけでなく、実在する人物/対象キャラの担当声優さんの“声”まで完全にコピーしてしまうところです・・・さすがに今の段階だと動画によっては意味不明な言語になってしまうことも多いようですが、何も考えずただ「面白いから」というだけで実在する人物や版権キャラを勝手に出力すると訴えられる可能性もありますし、そもそもネタにしている人物・キャラ(とそのキャラを演じられた声優さん)に対する敬意やリスペクトも感じられないものも平然とアップロードされている・・・のですが、X自体もこういう“ブートレク”以下のコンテンツに対してもはや積極的な対応は行ってくれないので・・・()
生成AIの技術自体は何度も書いていますがかのあゆ自身おじぇみやチャットボットを簡単に作成できる「Dify」などをプライベート・本業などで活用しはじめていますが、一方で「好きでクリエイティブな物を生み出す」ものを軽視する現象・・・例えば今回のSeedance 2.0による実在人物・版権キャラの無断出力や、noteなどでいまだ大量に存在する糞の役にも立たないスパムアフィガジェットブログの乱立といった問題も生み出してしまっているので、ちょっといろいろ思うことはあります・・・

コメントを残す