
秋葉原でも比較的よく、ほぼ無料みたいな値段でジャンク品が投げられている「VETTESA」は、主にAmazonを中心に(おそらく中華メーカー ODM製品と思われる)安価なWindows搭載PCや中古アクセサリー類を販売しているメーカーです。
VETTESA自体は数年前から存在は知っていたのですが、販売しているPCは2018~2020年あたりによく見られたCHUWI等の中華メーカーが販売していた低価格エントリーノートそのもので、筐体がえらく安っぽい上に、ライセンス調達元が怪しいMicrosoft Office製品をバンドルしていたので、そもそも(このあたりからAmazonでよく見られた)いい加減な製品を何も知らない一般人に売りつけるヤベーメーカーということで存在自体無視していたのですが、現在いろいろな意味でヤベー新品PCを販売しているため注意喚起のため、記事化することにしました。間違ってもVETTESAブランドのPCは購入してはいけません!
狂気!システム要件を満たしていないWindows 11とぁゃしいOfficeをバンドルする新品PC販売メーカーが爆誕!
いい加減、Amazonもちゃんとした国内通販販売プラットフォームを名乗っているのであればこのような製品を販売しているメーカーに対して何らかの対策をとるべきだと以前からつくづく思っているのですが、現在VETTESAが販売しているほとんどの製品はシステム要件を満たしていないCPUを搭載するPCにレジストリハックなどの手順を用いて無理矢理Windows 11を突っ込んだ「メーカー純正Windows 11非対応PC」となります。
Amazonで販売されている中古PCも「Amazon公式認定中古品」マークが付いたものも含め、既に賞味期限が切れた第2~第7世代Core i3~i7や同世代のCeleron搭載機に対してファームウェアに組み込まれているOEMライセンスをそのまま流用して(※再販する場合OEMライセンスが使えるのは“プリインストールされた純正イメージのみ”となるため当然このような中古PCはすべてライセンス違反となります)Rufusなどのツールを利用してシステム要件を回避した上で無理矢理Windows 11を導入し、どこから持ってきたのかわからない同じライセンス違反品のMicrosoft Office/Microsoft 365 Apps(最悪クラックツールなどで認証を回避した“割れ”ソフトの可能性もあり)を突っ込んで販売している業者がほとんどなので、そもそもかのあゆ個人の意見としては「Amazonでは中古PCは購入するな!」という認識です。
新品PCを販売しているメーカーでも残念ながら全体的にぁゃしい中国系メーカーが参入しやすい仕組みになっている関係でこのようなヤベー物体が普通に検索のトップに出てくることが良くある・・・どころかVETTESAに関してはブランドページまで用意されているため、レビューを見た感じPCの知識が無い一般ユーザーがだまされて購入してしまっている事象が多いように見受けられます。
Skylake搭載新品Win11 + 割れOffice搭載PCなんて何も知らないユーザーに売りつけてくれるな

この手のぁゃしい業者は全体的に商品名でCPUの詳細な型番は記載せず、CPUの世代やCPUのブランド名だけでかでかと入れて「最新のCore Ultra搭載なのに安い!」と悪意のある誘導を行っている場合がほとんどなのですが、VETTESAが現在59,800円とえらくぼったくったような値段で販売しているこの物体も「Core i7」としか記載されていないため、「高性能なCore i7搭載Windows 11ノートがこの値段!?うっひょーーーー!」と思われる方もいるかと思われますが・・・

一応この例だと商品ページに型番が掲載されているのでまだ“マシ”な方だとは思うのですが、実際に搭載されているのは確かに「Core i7」ではあるものの、ちゃんとした中古PC取り扱いショップなどで2~3万円程度で購入出来る第8世代Core i5よりも性能が劣る上に、Windows 11をサポートしていない第6世代Core i7-6600U(Skylake)です。
まっとうなショップであれば、オフラインでの利用を想定した「練習専用PC」として、MAR版Windows 10を改めてインストールし直すか、ちょろめOS FlexなどサポートされているOSをインストールする形で再販、あるいはジャンク品として5,000~1万円台で販売されているような中古PCに搭載されている世代のCPUである上に、システム要件を満たしていないため今後重要な更新プログラムが受け取れなくなる可能性が非常に高く、さらにいえばまもなくリリースされる予定のWindows 11 Version 26H2を含む大型アップデートの配信は、システム要件を満たしていない場合そもそも配信がブロックされるため、このようなPCを購入してしまった場合来年の秋頃にはWindows 11 2025 Update (Version 25H2)のサポート期間が終了するタイミングとなるため、「Windows 11なのにセキュリティ更新プログラムが受け取れなくなった!」という事態になりますが、おそらくメーカー(この場合はVETESSA)では返金やアップグレードサポート含め何も対応してくれない可能性が非常に高いのではないかと予想されます。

さらにやばいのは、この一体型PCのように『2013年に発表された第3世代Core i7(いわゆる“Ivy Bridgeおじさん”)を搭載した、無駄に高いWindows 11搭載PC』という物体まで販売されています。
たちが悪いのはIvy BridgeにせよSkylakeにせよ、CPUのパフォーマンス自体は軽作業程度であれば今でも十分な性能を有しているため、PCの知識がない方が購入しても特に不満なく使えてしまう点であり、レビューも高評価なものが多くなってしまっている点でしょうか…(無論サクラレビューも当然含まれているものと思われます)。
まとめ
一応Pentium Gold 6500Y(第10世代超低電圧版Coreの廉価版…というより第8世代Core m3-8100Yのリネーム品)や Intel N95 など、Windows 11を公式サポートしているCPUを搭載するPCも比較的安価な価格で販売されていますが、冒頭にも書いたとおりプリインストールされているMicrosoft Office 2024がライセンス周りでグレーの疑いがあるものである可能性が高いため、かのあゆ個人としては「VETTESA」ブランドのすべての製品について、購入はお勧めできない……というか回避することをお勧めいたします。
残念ながら生成AIの登場により、このような悪質メーカーの製品でもPVさえ稼げれば良いと思っている悪質アフィリエイターが運営する“自称”がジェットブログやNote記事が増えてきており、ググレカスもSEO対策さえされていれば中身が詐欺サイトだろうがどうでもいいというスタンスに変わってしまったため平然と検索トップにこのような無責任サイトがヒットするようになってしまいましたが、基本的にAmazonでPCを購入する場合は
- LenovoやNECなどが“公式ストア”で販売している新品PC
- 中華製品を選ぶ場合はガルマックスさんなど著名なサイトでしっかりとしたレビューが掲載されている、それなりに実績のあるメーカーの製品(CHUWIは一応紹介しているメディアがまだいくつか存在はしていますが、既にVETTESAとは別ベクトルでヤベー行為を行った詐欺メーカーとして悪名が知られているのでお勧めしません)
のみ選ぶようにすることをお勧めいたします。
おそらくWindows 10時代の在庫にそのままRufus等のツールを用いて無理矢理Windows 11にアップグレードした上で何も知らない一般ユーザーに売りつけているものと思われますが、割れOfficeの件でいろいろと問題になっていたにもかかわらず、ガジェットの知識が無い一般ユーザーが利用することが多いプラットフォームでこのような問題のある業者まで取り扱っているAmazon(.co.jp)の姿勢もかなり問題なのではないかなぁと思っています。



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