iPad OSでは外付けキーボードを接続するとATOK含むサードパーティ製IMEが利用できなくなる

2年前からATOK Passport Premiumをサブスクリプション契約しています。

Windowsに搭載されているMS-IME、macOSに搭載されている日本語入力システム(かつては“ことえり“とか“2.1変換“とか固有の名前が与えられていましたが、現在は特に名称はありません)、iOS/iPad OSの標準IMEも高性能になってきましたし、完全無料で利用できるGoogle日本語入力/Gboardもあるので、わざわざIMEをサブスクリプション契約する必要はないのでは…?と思われる方も多いかと思われますが、かのあゆの場合単純にPC-98時代からの完成度の高さを知っているのと、マルチデバイスで辞書などのデータを同期できるのが便利という理由からあえて全プラットフォームでATOKを使っています。

流石に未だクローズドなフォーマットでWindows環境でしかファイルを開くことができず、今や一般的では無くなってしまった一太郎まで今使う気にはなれませんが…

iPad OSでも使えるので、さぞかしSmart Keyboard Folioと組み合わせたらより完璧な文章作成モバイル機に化けてくれるんだろうな…と思っていたのですが、実はiPad OSの制限上、Bluetooth、Smart Connect接続とわず外部キーボードを接続した場合、強制的に標準IMEに切り替わってしまいます。

ATOKを使うにはソフトウェアキーボード環境で利用する必要がありますが、それだと文章打ちマシンとしての快適性を失ってしまうので…

iOSでは長年サードパーティ製IMEの利用を許可しておらず、解放されたのは2014年にリリースされたiOS 8からとなります。現状最新のiPad OS 17でもこの仕様が継続されていて、今年リリースされる見込みのiPad OS 18でも改善されるかどうかは微妙なところです。

繰り返しになりますが、iOS/iPad OS標準IMEも変換精度は決して低くないのですが、この辺は改善して欲しいと思っています…

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