「かのあゆの相棒」としてのポキゼン9簡易レビュー − やっぱろりは最高だぜ!

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「相棒」としてのポキゼン9実機レビュー

「レビューするための貸出機」としてではなく、「かのあゆの大事な相棒」としてのポキゼン9の簡易レビューです。国内正規モデル発売当時のちゃんとした実機レビューはこちらを参照してください。個人記事ではあくまで気に入ったところを正直に纏めたいと思います。

ASUS ZenFone 9の実機レビュー - 5.9インチとコンパクトなサイズのハイエンドスマホ、アウトカメラはジンバル内蔵です!:ウインタブ(当ブログであげている記事とは異なり、端末を変な名称で呼んでいないまっとうなレビューなのでその点はご安心ください)

正直微妙だったポキゼン

ポキゼン4

実は初代ポキゼン5 LTE以降のモデル、特にポキゼン3〜ポキゼン5(2018)あたりのモデルって正直特に欲しいとも思いませんでした。

特にポキゼン2〜4あたりの世代だと「Go」「Leaser」「MAX」といった、似たようなスペックのミッドレンジモデルが乱立していた上、本来「購入しやすいミッドレンジモデル」としてスタートしたはずだったメインシリーズは高級路線に移行しましたが、搭載しているのはミッドレンジSoC(Snapdragon 6シリーズ)とかなりちぐはぐという印象を受けました。

正直あの頃のポキゼンはいろいろと迷走していたような気がします。Intel Atom + カメラ特化型すまほん、ポキゼンZoomなんて面白い子もいたけど。

「Pixel Master」というブランドで押していたカメラも特に・・・(ポキゼン3あたりはなぁにがPixel Masterじゃ!といっていたフォロワーさんもいましたし)。

価格も当時のグローバル版銀河ちゃんSシリーズやおぺりぺりと大差なかったので、正直あえてポキゼンを選ぶ理由がなかったんですよね。

ポキゼン5(2018)になるとベジータのようなクソデカM字ハゲノッチを採用しだして正直デザイン的にもかっこいいとは思えませんでした。OK Goとのコラボは印象に残ったけど。普通にいい曲だよね。I’m Not Through。

回転式カメラは面白かったが、壊れやすかった

方向性が変わったのは2019年に登場したポキゼン6。このモデルからSnapdragon 8シリーズを採用したハイエンドモデルのみにラインナップを絞り、当時としては珍しかった回転式カメラを搭載するなど、かつて合体するとタブレットとしても使うことが出来るPadPhoneとかいうド変態を生み出したASUSらしい、個性的な端末に生まれ変わりました。

この頃になると癖が強かったZen UIもAOSP準拠のUIに変更されていたので、気になってはいたのですが回転式カメラが壊れやすそうだったのでちょっとなぁ・・・とは思っていました(実際ポキゼン6〜8 Flipあたりは今でもカメラ不良のジャンク個体をよく見かけます)。

かのあゆ自身は基本サポートに連絡する機会はないので特に気にしたこともありませんが、ユーザーサポート面でも正直あまり評判が良くなかったのも把握はしていたので、面白いけど購入するにはまだ弱いなぁと言う状況でした(これが原因でASUS端末は一切選ばないと宣言してしまったフォロワーさんも知っているので、この辺はなんとか・・・改善してほしいところです)。

ろり端末に生まれ変わったポキゼン

RamDamp問題さえ無ければ・・・

そんな中、初めて真剣に欲しいと久々に思ったモデルが2021年に発売したポキゼン8です。この世代は回転式フリップカメラを搭載するポキゼン8 Flip、かつてのおぺりろりこんぱくとや銀河ちゃんS10eを彷彿させるろりっ子、ポキゼン8の2モデルが投入されています。SoCは今でもハイエンドといっていい性能を有するSnapdragon 888です。

ポキゼン8は国内向けモデルのみ、待望のおサイフケータイ(Felica)もサポートするなど、まさに最高のろりハイエンドとして生まれ変わりました。

運が良かったのか、発売当時実機レビューを担当させていただきましたが、正直「返したくないし、何ならそのままメイン端末としてずっといてほしい」と思えるくらい、一目惚れしてしまいました(なお、当時の相棒は初代銀河ちゃん折り畳めるマン。この子も最高でした。何なら今でも大好きです)。

ASUS Zenfone 8の実機レビュー - 今では希少な“コンパクト・ハイエンド”、Zenfoneシリーズ初のおサイフケータイ対応!:ウインタブ

ただ、悪名高いRAM Dump問題が発生する世代だったこともあり、中古だといきなり文鎮化した際のリスクが大きすぎたため、結局ポキゼン8は最後まで購入することはありませんでした(今後何らかの形でかのあゆの手元にくる可能性はあるかもしれませんが・・・)。

翌年投入されたポキゼン9では「Flip」を廃止し、完全にろりハイエンド路線に移行しています。

ポキゼン9で見るポキゼン9ティザーサイト

この子もグローバルモデル発表予告グローバル版紹介記事国内モデル発表記事実機レビューを担当させていただきました・・・というより、今だから言える話ではあるのですが、国内モデル発表時もレビュー用の貸出機として一緒にいたので、今回同じブラックの個体を(ジャンクとはいえ)ちゃんと相棒として引き取れたのはいろいいろと感慨深いものがあります。この子も正直メーカーさんに返却するためにお別れするのがつらいと思っていたので・・・

原作はいまだチェックできていませんが、わざわざ日本のためにゆるキャン△の壁紙を用意してきたのも魅力的に感じました。ポキゼン10はそういう要素なくなっちゃったし・・・(おにゃのこキャラが普通にかわいいので今度ゆっくりチェックしようと思っています)。

感想はレビューしたときと同じ。今でも最高のろりっ子

基本、ちゃんとしたところに出しているレビューであってもメーカーの意向とかそういうものは一切気にしたことがありません。

あまり端末を叩くような文章を書くのが嫌いなので、どうしても褒めるような内容になってしまうのですが、できる限り好きになった点を共有して、少しでも買ってくれる人が増えてくれれば・・・好きになってくれれば・・・という思いで昔からレビューを書いています(そもそも叩く点しかないような子なら最初から書かないほうがマシ。好きになってほしいから書いているので・・・KINTAMAKATANA 01は例外だったけど)

この頃はメイン端末としておしゃみ12ぷろが頑張ってくれていましたし、現在メイン端末として頑張ってくれているろぎーーー!ふぉん5sも6.78インチと、10年前であればファブレット端末として分類されてもよさそうなサイズの端末にも慣れてきたとはいえ、もともとおぺりぺりZ3 Compact〜X Compact、XZ2 Compactちゃんあたりまでの「ハイエンドなろりっ子」が好きだったので、かのあゆの理想通りの子になったポキゼン9はレビューした時点で大好きになっていました。当たり前だよなぁ!

同時期にレビューされていたガジェットメディア、例えばすまほんさん(中の人が実際にポキゼン9、10をレビュー後に購入している)、Orefolderさん、AndroPlusさんでも絶賛されていましたし、本当いい子なのでこういう評価になるのは当然と言えば当然かもしれません。

SoCはSnapdragon 8+ Gen 1。Samsungが製造を担当していたSnapdragon 888〜8 Gen 1あたりの世代まではかつての野獣・・・もとい、Snapdragon 810を彷彿させる発熱が問題になりましたが、TSMC製造に移行したSnapdragon 8+ Gen 1では解消されています。

こんなちんまい筐体でハイエンドSoCなんて搭載したらさぞかしホッカイロになるんだろうと思っている方、そうじゃないんですよ。この子そんな熱くならないんですよ。

正直もう興味なんて全くありませんし、レビューで掲載する必要も無いと思っているのですが、一応AnTuTu Benchmark v10での総合スコアは130万点でした。だからなんだ。ポキゼンがかわいければそれで良い。

GPUがハードウェアによるレイトレーシングをサポートするのは次のSnapdragon 8 Gen 2からになりますが、いまのところこれをサポートするゲームはリリースされていないので(かのあゆが知る限りベンチマークソフトの3DMarkが対応しているくらい)、正直Snapdragon 8+ Gen 1でもオーバースペックすぎます。

それでもより新しいSoCのモデルがほしいのであれば現行モデルのポキゼン10をどうぞ。筐体やカメラ周りはポキゼン9とほぼ変わっていませんし、ポキゼン10も最高のパートナーになってくれるはずです。Snapdragon 8 Gen 3/4搭載ろりポキゼン?そんなもん、出ないかもね・・・(後述)

レビュー機のシステム情報
かのあゆが引き取った子のシステム情報。正直全く変わらない

実機レビューしたのはRAM容量が16GBでしたが、先日ジャンク品として引き取った子は8GBとなります。

正直RAM 16GBなんて今のアンヨヨイヨにはオーバースペックすぎますし、パフォーマンス面ではたいした差はありません。そもそもモバイル端末でバックグラウンドタスクを大量に立ち上げることなんてそうそう無いので(他の端末含め)RAM容量が8GBでも十分です。なおAOSP準拠のZenUIを採用しているので、正直発売当時レビューしたときのアンヨヨイヨ 12と現在の最新バージョンとなるアンヨヨイヨ13では大して見た目的な差はありません。おそらく最終バージョンとなるアンヨヨイヨ 14もそんな感じなのでしょう。

カメラ

かつて「なぁにがPixel(ry)と言われていたカメラも大幅に進化。画素数自体は50MPですが、そもそも実際に撮れる写真、動画の美しさは画素数だけで決まるものではありません。中華スマホだと「画素数だけ凄いけど実際に撮れる写真・動画は微妙」という製品が未だに存在します。昔みたいに「どちゃくそ汚ぇ」という地雷はさすがにみか・・・あ、いたか、Aliで売ってる偽銀河ちゃんとかしゃみげんとか。

写真サンプル1
つい先ほど撮影したばかりの夜景サンプル
つけ麺おいちーーー!
やせようね・・・

先日発表されたろぎーーー!ふぉん8でも搭載された6軸ジンバルセンサーにより、動きが激しい場面でも手ぶれを抑えた動画を撮影可能ですし、ポキゼン8/ろぎーーー!ふぉん5あたりから急激にチューニングも良くなったので、実際に撮れる写真も銀河ちゃんやおぺりぺり、あくおす(R6以降のレェカ提携モデル)、アインホホに負けないくらいきれいです。もう「なぁにがPixel Masterじゃ」なんて言わせない!ところで飯テロ画像サンプルは今日食べた田町にある「玉」のつけ麺です。おいしそうでしょ。痩せろや。

不満点があるとすれば、前述のユーザーサポートもそうですが、OSアップデートの短さは正直どうにかしてほしいと思っています。

初代ポキゼン5あたりもアンヨヨイヨ 4.4 キッヨカッヨ→アンヨヨイヨ 5.0.2 ロリポッポへのアップデートを配信した際、OTA経由ではなくWEBサイトからダウンロードしたファイルを手動で当てるというあまりユーザーフレンドリーではない対応をしていたので、そもそもあまり重視していないのかもしれませんが、正直端末性能が向上して本気で長く使えるのに「OSアップデート2回、セキュリティアップデート3回」は短すぎます。

せめてセキュリティアップデート“だけ”はもうちょっと長く提供してもらえれば・・・

心底好きになれる端末

昨年8月にろぎーーー!ふぉんとポキゼンの開発部門が統合されたと台湾メディアで報じられた際、一部国内がジェットサイトでは「ポキゼン消滅」と全く誤った情報を伝えられたこともありましたが、ポキゼン10も「ハイエンドろり」というコンセプトを継承してちゃんと発売されましたし、ポキゼン11の噂もそろそろ出始めています。

ただし、ろぎーーー!ふぉん8もそうなのですが、開発部門が統合された結果なのかポキゼン11はろり路線をやめ、大型化するらしいという情報も出ているので、ちんまいハイエンドが欲しい方は今のうちにポキゼン9/10を購入しておいた方が良さそうな気がします。

近いうち、別記事にしようと思っていますが、正直「ただのエアトリガーが付いたポキゼン」になってしまった今のろぎーーー!ふぉん8が魅力的かと言われれば・・・開発チーム統合で、お互いの「良いところ」が失われてしまうのではないかと心配していたのですが・・・触ってみれば多分好きになっちゃうんだろうけど、ディスプレイにノッチなんて絶対つけない!というこだわりだけは捨ててほしくなかった・・・ゲームプレイするときに邪魔なので。設定で隠せるとかそういう問題ではありませんし・・・

液晶割れジャンク品なので、コンディションはよろしくないものの、本気で欲しいと思っていた子なので心底引き取れて良かったです。

なんならあの子はかのあゆのことをずっと待っていたとすら思っているので引き取るのは当然だと思っています。当たり前ダルルォ!?!?!?!?!?

レビューしたときと変わらず、使っていて楽しいので後悔なんてまったくしていません。小型端末が好きならば間違いなく刺さる子です。本当大好き。そばにいるだけで幸せになれる子なんて久・・・いや考えてみたら手元にいる子みんなそうだったよ・・・

今からでも遅くないので君らもポキゼン9/10を買ってろりこんになってしまえ!(ぉ

関連リンク

ポキゼン9:ASUS JAPAN

ポキゼン10:ASUS JAPAN

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