昨年12月に発売したドンキのモバイルノート、MUGA ストイックPC 5ですが、一部非ガジェットメディアで「こんな物を購入するならもう1万出してDellのノートを購入した方が良い」とネガティブに紹介している記事を見かけました(リンクは貼りません)。・
ドンキのPC・・・というかタブレットもそうなのですが、かつては正直1周どころか2周も3周も古いスペックで、「安かろう悪かろう」だったのは事実です。
特にアンヨヨイヨ椨の「感嘆パッド」なんかは(こういう表現はあまり好きではないのですが)まさに産廃といえるスペックで、ウインタブさんでネタのため“だけ”にレビューしてすぐ売却するくらいにはアレな製品でした。
MUGAストイックPCシリーズも長らくCherry Tral〜Gemini Lake世代のCPU + 4GB RAM + 64GB eMMCとサブとして使うにも厳しいスペックのモデルが続いていたのですが、今回発売したMUGA ストイックPC 5は第12世代Coreの“省電力コア”を採用したIntel N100を搭載し、RAMが8GB、ストレージが256GBと一気にスペックアップしました(なにげにWi-Fi 6もサポートしているのも注目)。
Alder Lake世代で採用されている省電力コアはAtom系列(コードネーム“Gracemont”)の流れを継承していますが、スペック的にはCore i5-6300U/7300Uあたりと同等の性能で、ビジネスアプリメインで使うのであれば十分すぎる性能です。
当該記事を見ているとどうもかつてのCeleronのイメージで「ドンキ + 廉価PCだからゴミ!」と決めつけているように読めてちょっと不快に感じてしまいました。4万という価格をどう見るかは人次第だと思いますが、少なくともかつてのドンキPCとは別物レベルで普通に使えるPCだと思いますし、正直かのあゆもほし・・・いのですが、Windows PCも増えすぎてしまったので・・・
なお実はCHUWIのODM機で、Gemibook Plusがベースになっているようです。CHUWI自体はいろいろとあれなイメージが強い(悪く言うとサポート面、プロモーション周りが昔の中華メーカーそのもの)のですが、国内サポートが付くのであればMUGAストイックPC 5を購入するのは「有り」なんじゃないかなと思っています。
関連リンク
MUGAストイックPC 5:ドン・キホーテ
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