ちんまいろりベェオ 初代ベェオ S11(ジャンク品と名乗っている通常中古)を購入しました

またSkylakeか Microsoft Windows 11
またSkylakeか

ベェオ S11(2015年モデル、VJS111)を購入しました。最近いろいろとお世話になっているアキバU-SHOPさんの1Fで販売されている、完全ジャンク品で価格は税込7,000円でした。

動作確認も出来ない上に、OSはもちろんのこと、Dランク品でもバンドルされているWPS Office 2 Standard Editionすら付属しない完全ジャンク扱いの商品ではありますが、現在ではビックカメラグループの一員になったソフマップに買収されているためコンディションはめちゃくちゃきれいで、ACアダプターだけでなく、元々搭載されていたSSD(M.2 SATA 128GB)もそのまま残っています。

基本的にここに並んでいるのは完全ジャンク品だが・・・ジャンク品とは・・・?グギギ・・・

2階で通常中古扱いでCore i3モデルが税込13,800円で販売されているので、どういう経緯でワゴンジャンク行きになったのかは不明ですが、おそらく単純に「あと1年半でWindows搭載PCとしては販売できなくなる」からなのではないかと予想しています(ワゴンコーナーに並んでいるジャンクはみんなHaswell~Kaby Lake世代のものが中心で、コンディションはきれいなものばかりです。ただしあくまで完全ジャンク扱いなので動作確認は一切行えませんし、返品も不可能です)。

超格安ろりベェオ

発売から10年が経過しているのでどれだけ残っているかは不明ですが、一応バッテリーも生きていますし、正直昔からジャンク商品を見ているかのあゆからすると「ただのOSなし通常中古」といっていいほど、目立つ不具合も全く存在せず、めちゃくちゃきれいな状態でした。

システム要件を満たしていないのでいずれ足切りされる可能性があるのを理解した上でWindows 11 Pro Insider Preview Canary Buildを導入しています。

ベェオ S11(法人向けモデルはベェオ Pro 11 Mk2/ベェオ Pro PF)は11インチサイズのろりっ子モデルです(一応“P”や”U“もいますが、あの子達はそもそもコンセプトモデルという意味合いが強いので・・・)。

この名称のモデルは

2015年に発売した、Skylake-U世代のCore・Celeronを搭載する初代モデル(法人向けモデルはVAIO Pro 11 Mk2名称)

2017~9年頃にかけて販売されていた、第7~8世代Core・Celeronを搭載する2世代目(法人向けモデルはVAIO Pro PF名称)

が存在していますが、今回かのあゆが購入したのは2015年の初代モデルです。

実はイオシスさんにWindows 11に正式対応した最終モデル(VAIO Pro PF Core i5-8250U搭載)が2万円で販売されていたのですが、真っ当に使用するためのWindowsノートは既にシンクパヨウX13 Gen2、ろりふぇごー3、おさふぇらっぷとっぷ2を購入していたので、単純に「とにかく安いロリベェオが欲しかった」ため、あえて初代S11を選択しています。

Windows 11の登場により、足切りされることが決まった時点で秋葉原ラジオデパート3Fに出店している「アキバJUNK」さんではジャンク個体が1~2万円程度で販売されているのを見かけるようになってきていましたし、GENOさんのジャンクコーナーでも今回購入したものと同じモデルと思われる個体が数ヶ月前から税込6,000円で販売されていたのですが、いずれもACアダプター欠品、SSD抜き取り済みだったので、「OSがインストールされていないだけで実質ただの通常中古」というコンディションの製品が税込7,000円だったらもう買っちゃっていいだろうと言うことで、思い切って購入してしまいました。

ソニー時代は当てるのに苦労した独自ドライバも普通に当たる

既にソニーから「ベェオ株式会社」に分社した後のモデルなので、OSのインストールは非常に楽で「ベェオ Firmware Extension Parser」、ファームウェアアップデート含めすべてのドライバはWindows Update経由で適用可能、タッチパッドやネットワークプロファイルを管理できる専用ユーティリティ、「ベェオの設定」も公式サイトからWindows 10用のものを入手出来ます。

ソニー時代のベェオは公式サイトでドライバ、ユーティリティの配布を一切行っておらず、添付されていたリカバリーメディアがないとOSのクリーンインストールが難しかったのですが、ベェオ株式会社時代のモデルではこの点は改善されています。

ただし、ソニー時代の「マルチメディア要素」は失われてしまっているので「ただのスタイリッシュなビジネスノート」に成り下がってしまったという印象も強くなってしまいましたが・・・

2世代目モデルを最後にラインナップから消滅してしまいましたが、ベェオシリーズの中では(P・Uシリーズを除いて)最もコンパクトなモデルで、サイズ感的にはろりれっつに近い上にCore m系列ではなく、一般的なモバイルノートで採用されている低電圧版(U型番)Coreを搭載するなど、パフォーマンス面では一切妥協していないのが特徴です。

筐体デザインも現在のベェオと全く同じです・・・逆に言うと今のベェオは10年間全く進化していないということになりますが・・・

仕事でも「法人向けモデル」としてのベェオに触れる機会が増えてきましたが、キーボードの打鍵感も良好で普通に使いやすい・・・のですが、ベェオらしいかと言われれば・・・漏れが小学生の頃から憧れていたベェオってこんな子だったっけ・・・?

先日購入したベェオ Pro PA・A11では念願のUSB PDに対応しましたが・・・なぜか同時期に販売されていた13インチモデル(ベェオS13・Pro PG、第10世代Core搭載モデルで“ようやく”搭載)や後継モデルでは非搭載となってしまいましたが、当時のベェオとしては唯一Thunderbolt 3規格、Display ALT ModeをサポートするUSB-Cポートを一足先に搭載していましたが・・・

この時点では規格が登場したばかりだったということもあって、USB PDはサポートされていません。つまり、充電するには純正ACアダプターか、トリガーケーブルが必要になります。まぁこの点はレッツノーヨ XZ6も同様でしたし、この頃はいろいろと混乱していた時期だったので仕方ないと言ったところでしょうか・・・

Windows 11のシステム要件をそもそも満たしていませんし、RAMも4GBと、いまとなっては低価格PCと同じようなスペックになってしまいましたが、Core i5-6200UというCPUが2024年現在でも優秀ということもあっておさふぇちんぷろ4と同じく、Windows 11 Pro Insider Canary Build環境(※24H2ではない)でも予想以上にキビキビ動いてくれます(この記事もベェオS11で下書きを作成しています)。

何よりベェオらしいかっこいいデザインと、11インチというろりかわいいサイズ感、900gという驚異的な軽さは今でも魅力的です・・・正直、今復活させても売れると思うのですが、どうでしょうか・・・

関連リンク

ベェオ S11(2015):ベェオ

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