
数ヶ月前にXでも話題になっていましたが、ついにPowerPC 603eをCPUとして採用しているSEGAの業務用基板「Model3(無印~Step 2.0)」のエミュレーター「SUPER3」がアンヨヨイヨ向けにリリースされたので、紹介したいと思います。なお当然ですが実機からダンプしたROMイメージを別途自分自身で用意する必要があります。
SUPER3はググレカスプレイストアでも有償ソフトとして1,200円で販売中となっていますが、これは開発資金を募るためのカンパウェア的な目的でストア版のみ有償販売という形をとっているだけで、アプリ自体はオープンソースで開発されているためGithubの以下のページから無料ダウンロードすることも可能です。
Windows・Linux版Model3エミュレーターとして既に高い完成度を誇る「SuperModel3」がベースになっており、Bluetoothゲームパッドを接続しない状態でもすまほん向けに操作が最適化されているのが最大の特徴となります。なお1996年に「バーチャファイター3」とともにリリースされた頃から当時の家庭用ゲーム機では実現できない美しいグラフィックを実現していた基板ということもあり、システム要件も高めとなっており、Qualcomm Snapdragon 865以降のSoCの搭載が必須となります・・・とはいえ、既にミッドレンジ~ミッドハイレンジクラスの端末に搭載されているSoCもSnapdragon 865と同等か、それを上回る性能に引き上げられているので5~8万クラスで販売されている端末でも余裕でプレイ出来るはずです(今回のレビューでは2024年10月に発売されたミッドハイ端末のおしゃみ14Tで実際にプレイしています)。

インストール手順は非常にシンプルで、Google Play Storeから購入、またはGithubよりAPKファイルをインストールしたら端末の適当な場所に実機から吸い出したROMファイルをコピーして起動時に保存先を指定するだけで自動的に対応しているROMセットが認識されます。フライヤー表示も標準でサポートされているのもうれしい限り。



動画をキャプチャしながらプレイするとフレームレートが著しく落ち込んでしまうものの、おしゃみ14TでもCPUのクロック数が上がった「Model3 Step 1.5~2.0」を採用しているセガラリー2やデイトナUSA 2 Power Edition/Battle On The Edgeといったタイトルも含め完璧に動作します。
元になっているSuperModelと同じく、ワイドスクリーン表示や高解像度表示もサポートしていますし、前述の通りスマホ向けにバーチャルパッドやティルト操作(!?)もサポートしているので、Bluetoothゲームパッドを接続しない状態でも快適にプレイ可能です(ただし、レースゲームはミッション操作ができないので基本ゲームパッドを接続した方が良さそうですが・・・)
実機ROMの吸い出しが必要になるなど、導入ハードルは若干高めではあるものも、「セガラリー2」や「LE MANS 24」、「スカッドレース」など版権の関係で「龍が如く」に収録されるミニゲームとしても移植が困難になってしまったタイトルを通勤時にすまほんで気軽にプレイ出来るようになるので、環境がそろっている方であれば導入する価値は大いにあると思います。すげー時代になったなぁ・・・


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