サブスクリプション料金の値上げが発表される直前のタイミングで「ニンテンドーすいっちっちー オンライン」を「追加パック」込みプランにアップグレードしたため、無印プランでプレイ可能だった「スーパーファミコン」「ファミコン」「ゲームボーイ」に加え、「ニンテンドー64」「ニンテンドーゲームキューブ」「バーチャルボーイ」「(唯一他社ハードとなるセガの)メガドライブ」の名作タイトルもプレイし放題になりました。

配信されているタイトルの中にはパッケージ版がプレミア価格になっているものも存在しているので、ぶっちゃけ価格改定後の5,900円でも逆に安すぎるくらいだと思うのですが、リアルタイムだとセガユーザー(サターン・ドリキャス)だったが故に気になっていた物のプレイ出来なかったタイトルや、デパートなどに展示されているデモ機でプレイしまくっていたタイトルも気軽に遊べるようになったので、その中でも特に印象に残ったタイトルを当ブログでレビューしていきたいと思います。

前置きがかなり長くなってしまいましたが、今回はゲームキューブで2003年7月にリリースされた「F-ZERO GX」をレビューしたいと思います。

デイトナUSAの名越稔洋さん率いるアミューズメントビジョンが開発に関わった「F-ZERO」

F-ZEROシリーズといえばスーパーファミコンのローンチタイトルとしてリリースされ、そのハードスペックの高さを見せつけただけでなく、レースゲームとしても完成度が高かったことから大ヒットを飛ばした名シリーズで、1998年にはハードをニンテンドー64に移行したことでよりハイスピード感あふれるレースを楽しめるようになった「F-ZERO X」がリリースされています(こちらもニンテンドーすいっちっちー 追加パック加入ユーザーであれば無料でプレイ出来てしまいます。いずれ別途レビュー記事を用意する予定です)。

その「F-ZERO X」からSFC版の流れを継承するゲームボーイアドバンス版「F-ZERO for GAMEBOY Advance」のリリースを経て5年ぶりに「据え置きハード向け最新作」としてリリースされたF-ZERO GXは開発チームに「デイトナUSAシリーズ」「スカッドレース」といった名作ゲームを多数手がけていた名越稔洋さんが率いる「アミューズメントビジョン」が開発に関わっており、F-ZEROシリーズとしては初(かつ2026年時点でも唯一)となるアーケード版タイトル「F-ZERO AX」も同時期に稼働開始となっています。基板がゲームキューブ互換の「Trident」だったこともあり、実はF-ZERO GXにアーケード版F-ZERO AXのゲームデータがそのまま収録されていたようですが、イレギュラーな方法でないとプレイ出来ないようなので、プレイしたい場合は池袋の「ミカド」など現役で稼働しているゲームセンターを探すしかありません。

なおその名越稔洋さんはアミューズメントビジョン解散後、レースゲームからは離れてしまいヤーさんゲーの「龍が如く」シリーズに関わることになり、セガを離れた後は「名越スタジオ」というゲームスタジオを立ち上げて新作タイトルを開発・・・されていたのですが、スタジオ自体がそもそも存続しているのかどうかすらわからない状況になってしまったようなのでこれを機にまたレースゲームにry

オリジナル版ではメモリーカードを用いてアーケード版「AX」と連携することができましたが、ニンテンドーすいっちっちー追加パックで配信されている「F-ZERO GX」では当然オミットされています(というか、すいっちっちー自体がゲームキューブのメモリカードを物理的にサポートしていないので出来るわけがない)。

デイトナUSAかと思ったらF-ZEROそのものだった(当たり前)

発売当時既にセガは自社ハードから撤退していましたが、まだエロゲー移植作品を中心としたタイトルがドリームキャストでリリースされていたことや、据え置きハードに関してはニンテンドーゲームキューブではなくPlayStation 2に移行していたこともあり、「名越さんが関わったF-ZERO」ということで気になってはいたものの、今の今までプレイする機会は全くありませんでした(アーケード版AXもありましたが、こちらもかのあゆの近所だと稼働しているゲームセンターがあまりなかったので・・・)。

プレイ動画自体は何回か見たことはありましたが、挙動はやはり実際にプレイしないとわからなかったため、今回ニンテンドーすいっちっちーオンライン 追加パックに加入するまで勝手に「名越さんが関わったんだからデイトナUSA2とかスカッドレースみたいな感じの挙動なんだろう」と勝手に思い込んでいたわけですが、実在するレース(NASCAR、BPR GT選手権)ではなく、あくまで近未来のF-1後継「F-ZERO」という架空のレースを取り上げているタイトルですし、タイトル自体も任天堂が大事に育ててきたものだったこともあって実際のプレイフィールはいい意味でスーパーファミコンの初代F-ZEROや前作、ニンテンドー64版F-ZERO Xに近いものになっていました。そりゃブルーファルコンがファントム(フルフォース)やマクラーレンF1みたいな挙動になっていたらシリーズファンもぶち切れるだろうしな・・・

ハードウェアスペックが当時競合していたPlayStation 2や初代XBOXと同等になったことにより、「F-ZERO X」と同じく1,000 km /h越えの驚異的なスピード感と最大60 fpsのなめらかなフレームレートはそのままに、より美しいグラフィックでF-ZEROの世界観を楽しめるようになりました。

タイトルごとにアレンジの方向性が定期的に変わっていますが、スーパーファミコン時代から継承されている名曲達も新規アレンジで収録されています。なお、残念ながらあくまで「任天堂」のタイトルなので光吉ヴォーカルはありません。ありません。

アーケード版「AX」とはゲームシステムが微妙に異なっていますが、基本的にはいつもの「F-ZERO」・・・ではあるのですが、難易度関連に関しては地味に「スカッド」っぽいというか、名越レースゲー的な調整が加えられているため、「F-ZERO X」以前のタイトルをやりこんでいた方でもコースレイアウトや敵車のアルゴリズム含め慣れるまでいろいろ苦労するかもしれません・・・

F-ZEROは後に「ファルコン伝説」という名称でアニメ化されていますが、それに先駆ける形で新たに「ストーリーモード」も用意されたことにより、今まで以上に登場キャラクターの深みが増しています。今だと「スマブラの人」とか「いつも飯食ってる人(非公式Xなりきりアカウント)」というイメージが強くなってしまったキャプテン・ファルコンも本当はドチャクソかっこいいお方なんですよ・・・

まとめ

以前からプレイしてみたいとは思っていたのですが、ようやくニンテンドーすいっちっちー2ユーザー + ニンテンドーすいっちっちーオンライン 追加パック環境を構築したことにより、プレイする環境を揃えることが出来ました。

全体的に難易度が上がってしまったこともあってシリーズの中では評価が若干いまいちになってしまっているようですが、名作セガレースゲームに多数関わってきた開発チームが関わったことで「F-ZERO」らしさはそのままにさらに作品として進化したんじゃないかなぁと思っています。本当にリアルタイムでプレイ出来なかったのは心残りですね・・・

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