個人的に印象に残った出来事を纏めた日記記事(2023年11月2日~3日)

GPD Win 3
この2台は当面手放す予定はありませぬ

とりあえず昨日から今日までいろいろあったので纏めてみました。一部記事はウインタブさんでネタにしようと思っていますが、基本的にはただの日記…というかチラシの裏的な記事なので見ていても特に面白くはないと思います。

1.リュックに入っているPCが4台に

そもそもリュックの中にPCが3台(まくぶくえあ+ThinkPad L13 Gen 2 + GPD Win3) + すいっちっちーとKindle、Blackview N6000が入っていること自体一般ユーザーはおろか、ガジェクラから見ても異常に思えるかもしれませんが…

連休明けの月曜日に急遽まず31日まで業務を行っていた場所に向かうことが決まった関係で一時的に社用PCを持ち帰ることになりました。ちなみに機種はらちつで5340ちゃんです。

うちの子(5320ちゃん)は後述するGPD Win3の入れ替えで手放してしまったのですが、今年はこのシリーズと関わる機会が異様に増えたような気がします。

5320もあやあやが急死しなければ手放すことは一切考えていなかったくらいには気に入っていた子ですし、イオシス路地裏店さんのジャンクコーナーにもうちょっとコンパクトな3320とともに「比較的使える」コンディションのジャンク品が3万程度で販売されているのですが、L13 Gen 2とレッツノーヨSZ6(こちらも後述)も来てしまったのでとりあえずしばらく「私用PC」として連れ戻すことはないかなぁと思っています。

本ブログでレビューを書こうとしていたタイミングで手放してしまったのは本当に心残りなのですが、5320、5330、5340と触った感想としては「目立たないけど以前のLatitudeシリーズよりデザインも洗練されているし、ふつうにいい子」です。

一応個人事業主扱いで個人ユーザーでも購入することは出来ますが、おそらく普通に購入するのであればコンシューマーモデルのInspironやXPS、ゲーミングPCのありえんwAlienwareを選択すると思いますが、リースアップした個体が中古市場で出回っていて5320であれば安価な個体が増えてきているのでコストパフォーマンスは優れてるんじゃないかなぁと思っています。

とは言ってもTiger Lake世代の子達はかのあゆが購入したL13 Gen 2含めまだ初期のモデルでも3年しか経過していませんし、メーカーの保守対応も可能な上にWindows 11への対応も問題ないのでさすがにサステナブルだなんだ言われているこのご時世の中、リプレースするには早すぎるとは思うのですが…(正直業務アプリを使うのであればAlderやRaptorである必要もありませんし…)

2.GPD Win3が故障したので自分で直した

どうして・・・

昨日仕事帰りにゲームでもやって帰るか…と思っていたところ、GPD Win3の左スティックが本体から外れていました。

数ヶ月前に不本意な形で手放す形となったあやあや(AYANEO 2021)と同じくちゃんとケース(しかも今回は外部からの衝撃もある程度カバーできるハードタイプ)に入れていたので満員電車での圧迫とかその辺が原因というわけでもなく、正直今回も全く心当たりはないのですが、せっかく前からVAIO Type-U(VGN-UX50)の正当な後継機という意味でも欲しかったGPD Win3まで失ってしまうのか…とケースから開けて状態を確認した時は気持ちが沈んでしまいました。

ただ今回はスティック自体は折れていなかった上にフラットケーブルも切れていないように見え、「背面を外せば簡単に直せるんじゃないか…」と考えて吉祥寺に着いた時点でヨドバシによって必要な工具を購入し、ネットカフェの個室で2時間ほどかけて修理していました(最初はネタ的にもスタバで修理した方が面白いのではないかと思ったのですが、時間的に客で賑わっていて迷惑がかかるため、さすがに思いとどまりました)。

…最初にダイソーで購入したドライバーセットがネジ穴に合わず、ヨドバシで追加購入したり、一緒に購入したへらがクソの役にも立たず、結局使わなくなったクレジットカードで対応したりいろいろあったのですが、この辺は多分ウインタブさんでネタにした方が良さそうなのでそちらで纏めることにします。

結果だけお伝えすると一応先ほど無事修理自体は完了しました。ちゃんと直っています。ただ

  • 2つあるアナログレバーを固定している箇所のうち、上側が完全に折れていた(下側は単純に外れてしまっただけでネジ穴も奇跡的にノーダメージでした)
    →とりあえず生きている下のネジをセットし直せば本体に固定できるので今回はそれで対応。レバー自体も動作は問題ないのでしばらくこれで様子を見る予定(完全に固定出来なくなった場合AliExpressでスティックユニットを購入するか、修理を諦めてジャンク品として放出後、別機種への乗り換えを検討)
  • レバー固定後帰りのバス車内で動作確認をしたところファンが動作しておらず、起動しても数秒でシャットダウンする問題が新たに発生
    →背面カバーを(使用出来なくなった)クレジットカードで開口する作業を行っていた際、勢い余ってファンを接続しているケーブルが外れた上にコネクター部と中のピンが曲がった状態に
    →帰宅後再度背面を開口してファンとコネクター部の状態を確認。コネクター部と中のピンが曲がってしまっていたのを確認したので朝起きてから爪楊枝でピンを元の位置に戻した後(※かのあゆのスキルでは完全にまっすぐの状態に戻すことは出来ませんでした…)ファンが正常に動作するのを確認(その際コネクター部が割れて欠けた状態にorz)
  • 開口作業で本体に小傷が発生

という状態だった(一部は今回の修理でそうなってしまった)ので次に左アナログスティックが外れてしまったり、ファン回りに不具合が出た場合は中古商品や並行輸入品であっても唯一有償修理対応を行ってくれているデント・オンラインさんで素直に修理依頼するか、前述したとおりジャンク扱いで某所に放出して別機種への乗り換えも考えています。

また最初に行ったネットカフェでのスティック修理時にネジを一本なくしてしまったので午前中用事を済ませてから秋葉によって対応するネジを購入する予定です(ホームセンターでも入手出来そうなのですが、中国メーカーの製品だとネジが特殊な場合もあるので秋葉原にある西川電子さんをチェックした方が早いかな…と思っています)。

一応ユーザーでSSDを交換できる仕様にしているので裏蓋を開けてしまえばばらすのは楽ですし、今回最初に修理した左スティック部はマザーボードを外さなくても簡単にアクセスできるので比較的事故修理も簡単な部類に入ると思うのですが、そもそもその裏蓋が堅すぎるので「傷が付いてもいい」と思い切って作業する必要がありますし、最悪爪が折れてしまったり、今回かのあゆが失敗したようにファン部のフラットケーブルやコネクターが外れる(最悪コネクター部が破損する)可能性もあるので個人的にはもう二度と開けたくないです…(そもそもストレージも最初から1TB搭載済みなので今のところ特に換装する必要性を感じていません)

デント・オンラインさんで修理対応可能なのは後から知ったのですが、その他の代理店では中古商品や並行輸入品(Win3の場合先にクラウドファンディングで先行販売が開始されているのでそちらで購入したという方も多いはず)は有償であっても一切修理対応できないことは知っていたのでどうせなら久々に自分で直すか…ということで今回修理することにしました。

家でゆっくり作業した方が良かったかもしれませんが、自分の性格上こんな状態を見たらどうしてもすぐに対応したくなってしまうので、電車を降りてからすぐ行動してしまったのはアレだったかなぁとは思うのですが…

とりあえず不安要素はあるとはいえ携帯ゲーム機として使える状態に戻せましたし、そもそも今度こそ長く使うつもりで購入しているので今後再発しないことを願っています…

3.レッツノーヨSZ6の環境構築が終了

先週土曜日にGENO MOBILEさんで購入した超格安レッツノーヨSZ6(CF-SZ6RDYVS)ですが、仕事もあってなかなかまとまった時間がとれず、先ほど環境構築が完了しました。

OSなしという状態で販売されていた個体ですが、ファームウェアにWindows 10/11 ProのOEM COAが内蔵されているのでクリーンインストールしてもインターネットに接続した時点で自動的にライセンス認証が実行される他、レッツノーヨの場合回復パーティションも含め「真の意味で」工場出荷時に戻すことが出来る純正リカバリーイメージを無料でダウンロードできます(クリーンインストールだとドライバーの導入方法も細かく指示されている上にダウンロードするファイルの数も膨大でいろいろ面倒かつ時間がかかるので純正イメージからリカバリーしてアップデートしてしまった方が楽なんですよね…)

既にイメージのメンテナンスが終了している機種なのでOSバージョンがサポート終了済みのNovember 2019 Update(バージョン1909)と古めですが、OOBE(いわゆる“ようこそ”画面)でネットワークに接続した時点でWindows 10としての最終バージョンとなる2022 Update(バージョン22H2)のダウンロードと更新が始まりますし、Windows Update経由でドライバーやBIOS(正確にはUEFIファームウェア)のアップデートも降ってくるのでこの辺は気にしなくても問題はありません。

非対応デバイスへの締め出しが今後強化される可能性も高いので迷ったのですが、もうプラットフォームとしてのWindows 10に全く魅力を感じないのでRufusでシステム要件チェックを外した状態のインストールメディアを作成してから11月1日に一般公開が開始されたWindows 11 2023 Update(23H2)へのインプレースアップグレードを実施しました。

CPUスペックがどうこうというより残っている脆弱性をOS側で対応するのがめんどくせぇから切ったという印象が強いSkylake/Kaby Lake世代のCPUですが、Windows 11 2023 Updateでも動作は軽快ですし正直この世代のPCが中古PCとして販売できない完全ジャンク品を大量に出すことになるのでMS自身も目指している「持続可能性・持続可能な未来」からえらく逆行していると思うのですが…(しかもMS自身が中古PC向けの安価な”MAR”ライセンスを発行しているので正直、何をしたいのか、中古商品をどう思っているのかわからない状態になっています)。

ChromeOS Flexは中古PCにインストールして販売してもライセンス的に問題はないようですが、そもそもハードによって動作しないデバイスが出てくる上に、Androidアプリ実行環境(ARMエミュレーション機能)もFlexでは実装されておらず、本当に「オンラインでないと基本何も出来ない製品」になってしまうので、これを搭載する中古商品もおそらく登場しないでしょう。そもそも一般ユーザー向けChromebook自体全く普及しないので…(こちらもいずれ記事にしようと思っているのですが、結局MSOfficeも使えない(MS365 Onlineはあるが完全オンラインベースでオフラインでは利用できない)しほとんどのアプリがブラウザで動くなら今までのWindows/macOS搭載PC、もっと言えばアンヨヨイヨ/アインホホでよくね?と感じたので正直プラットフォームとしても魅力的に感じませんでしたし、今後購入し直すこともないと思います。

Windows 11自体GPT4ベースのAI機能がOS標準機能に統合され、初期バージョン(21H2)での不満点も改善されていて魅力的なOSになってきていますし、Windows 10に戻りたいとも思っていないのですが、レッツノーヨSZ6はバッテリーを交換すれば軽量モバイルノートとしてWindows 11時代も現役で使える余力を残しているので正直いくら今のおさふぇちんシリーズに“自称”環境に配慮した素材を多用していようが、パッケージを簡略化しようが、OSに二酸化炭素排出量の削減を表示できるようにしようがまだ現役で使える中古PCをただの粗大ゴミにする方針を採った時点で今のMicrosoftに「サステナビリティを目指しています!」という資格はないんじゃないかなぁと個人的には思っています。というか名乗ってくれるな。

ちなみにGENO Mobileさんの超激安レッツノーヨSZ6ですが、結局ハロウィーンセール終了前の10月30日ですべての在庫を売り切ったとのことです。コンディションが悪く、SSDも抜き取られている個体であればこの価格で出回るのはそこまで珍しくなくなってきましたが、かのあゆが購入した個体は軽く見た感じ白シミが存在せず、「これむしろ通常中古(GENOさんでは税込み17,800円)で販売できるのでは・・・?と思えるほど美品だったのでACアダプターが付属しないことがどうでもいいくらいお得だったと思います。Think、まくぶくとともにガジェットライターのみならず、文章を執筆する方でレッツラー(とうの昔に死語)は多い印象ですし、私用PCとしてSZ6を使うのは1年ぶりになりますがやっぱりこの子も使っていると文章を書きたくなるので本当に完成度は高いと思います。

新品は高価ですし、EシリーズやLシリーズなど比較的購入しやすい価格帯のモデルを用意しているThinkとは異なり、今のLet’sは廉価モデルは一切販売していませんが、法人向けでもまったく見た目は同じでリースアップ品が大量に出回るので中古であれば激安価格で購入出来ますし、バッテリーが脱着可能で現在でもメーカーから新品バッテリーを入手出来るのでコストパフォーマンスは優れていると思います・・・昔はあまりこの単語を使わないようにしていたのですが、いろいろ値段が上がりすぎたので最近多用するようになってしまいましたね・・・気をつけなければ・・・

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