表題どおりとなりますが、Redhat Enterprise Linux 10(通称RHEL 10)を導入していたシンクパヨウ X1c Gen 5ちゃんのOSを先日リリースされたUbuntu Desktop 26.04 LTSにリプレースしました。

正直どちらも「Linux」であることに変わりはありませんし、個人向け開発アカウントを作成すれば実は無料で利用できちまうんだ!るRHEL 10は企業での利用を想定していることもあってセキュリティ、安定性ともに高い点は魅力的なのですが、あまり一般ユーザーがデスクトップOSとして使用することを想定していないため個人利用だとそのセキュリティの高さ(SE Linuxがデフォルトで有効になっているなど)が仇になって面倒だったのと、今回リリースされたUbuntu 26.04が前バージョンのUbuntu 24.04 LTSと比較してかなり大幅に中身が更新されていたという話は聞いていたので、せっかくならこのタイミングで入れ替えてしまってもいいかなぁということで・・・

初期バージョンから各種ドライバーが充実しており、WindowsやmacOSを使用していたユーザーでも簡単にインストールできるよう配慮されていたディストロということもあり、今回もインストール自体はえらく簡単に完了しました。いつも通りシンクパヨウなのでトラックパッド・タッチパッド含めハードウェア関連のドライバーはインボックスですべて用意されていますし、シンクパヨウ X1c Gen 5ちゃん自体のハードウェアサポート期間が終了している関係でファームウェア(BIOS)更新は降ってこないものの、セキュアブート証明書のアップデートもちゃんと適用されます。

ただし、シンクパヨウX1c Gen 5ちゃんにはTPM 2.0セキュリティチップが搭載されているのですが、なぜかUbuntu 26.04から実装されたディスク暗号化機能を有効化することはできませんでした。一応ファームウェアからTPMクリアも実行したのですが、改善されなかったので今回はディスク暗号化は設定しない状態でインスコすることにしました。

正直UI自体は以前のバージョンとそこまで大きく変わっていませんが、ウィンドウマネージャーとして採用されている「GNOME」のアップデートでOneDriveやGoogle Driveのマウントがネイティブでサポートされていました。

同じくUbuntuがベースとなっているZorin OS 18でもクラウドストレージのマウントはサポートされていたのですが、採用されているGNOMEのバージョンが古いままとなっている関係でいつのまにか利用できなくなってしまい、結局非公式のOneDriveクライアントを導入しないといけなくなってしまったため、インターネットに接続していないとファイルにアクセスできないオンデマンド形式のみのサポートとはいえOSレベルでOneDriveをマウントできるのはWindowsユーザーとしては非常に助かります(GTKを採用しているGimp 3.xなど、OS標準ダイアログを利用できない環境だとOneDrive等のクラウドストレージ上にアクセスすることは出来ませんが、こちらについても一時的にローカルに保存してから標準ファイラーからOneDriveに移動すれば良いだけなので特に問題はありません。

相変わらずMicrosoft Office/Microsoft 365 AppsやChatwork、Notion、おじぇみアプリなど、一部Linux版が存在しないアプリはあるものの、ちょろめが「WEBサイトをなんでもWEBアプリとして登録できる機能」を実装してくれたおかげでほぼネイティブアプリと同じ感覚で利用できるようになりましたし、Windows互換レイヤー「Wine」のアプリ互換性も大幅に向上していることもあり、Windows 10のEoLでWindows 11には公式アップグレードできなくなったPCをこれからもより長く愛用するのであればいい感じに使いやすくなったんじゃないかなぁと思います。しばらく使ってみようと思います。

ちなみにいい機会だったので個人ユーザーであれば最大5台まで、延長セキュリティアップデートや各種サポートが利用できる「Ubuntu One」のアカウントも作成いたしました。

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