10月に実施されたGoogleのコアアップデートで、真面目に頑張っている大手ガジェットサイトさんが検索結果にヒットしなくなった代わりに、完全に金儲け目的の、レビューと称しながらカタログスペックをただずらずら並べただけの何の糞にも役立たないサイトがトップにヒットしてくるようになってしまいました。ひどいものでは公式サイトをカメラで直どりして「レビュー」と称しているサイトまであったので笑ってしまいましたね。
この手のサイトは端末への愛情もありませんし、もちろん読者のことも考えていないので「SoCがSnapdragon 8 Gen 2だから性能が高い」「カメラの画素数が高いから綺麗」とかそんなことしか書いていません。収益になればいいので、最悪今ならAIで収集しているだけでしょうし、ユーザーのことすら考えていないので正直、それぞれのレビュアーさんがちゃんと端末愛を込めて書いたレビューより、そんな有害サイトをトップに出すようになったGoogleは検索サイトとしては「終わった」と思います。一般ユーザー目線から見ても役に立ちませんし、まさか「ググレカス」が「ググるなカス」になる時代が来るとは思っても見ませんでした。
コアアップデート云々以前から、「糞の役に立たない検索結果」がトップに出てくる傾向にあります。
現在ITエンジニアとしての仕事をしているので、PowerShellのコマンドやWindows 10/11のスタートメニューのインポート方法などを調べることが多かったのですが、出てくるのは海外ソフトウェアメーカーの宣伝記事ばかりで、ユーザーさんが実際に調べた、正しい答えが掲載されているサイトは後ろの方に埋もれてしまっているケースがほとんどです。正直、今のGoogleは検索サイトとしては糞の役にすらたっていません。何がコアアップデートだ。
本来検索サイトは「ユーザーが検索したい情報を探し出す」ことに徹するべきで、正直今のGoogleはそのコンセプトを忘れているような気がします。アンヨヨイヨをプラットフォームとして生み出してくれたのは感謝しますが、今のGoogleは検索サイトとしては「終わって」しまったといってしまっても良いでしょう。
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