久々に物理メディアで持っておきたいアルバムが2枚ほど出たので予約したお話

セガールァリーチャピオンシップ!! ゲーム
セガールァリーチャピオンシップ!!

定額配信サービスが普及したこともあり、物理メディアでアルバムを購入する機会が減ってきたという方も多いのではないでしょうか(若い世代だとそもそもCDを購入したことがないという方もそろそろ出始めているかもしれません)。

個人的にもよく聴く洋楽はもちろんのこと、先日KeyがKey Sound Labelブランドで販売していたサウンドトラックの定額配信を解禁したため、「ほとんどの」好きなアルバムは聴けてしまうのですが、それでも好きなアーティストのアルバムは物理メディアでちゃんと購入しています(父へプレゼントしているものも含む)。

デジタル配信だとブックレットが付属していない場合がほとんどですし、林檎音楽にしてもYouTube Music、Spotify、Amazon Prime Musicにしても永遠にサービスが続いているわけではありません。

そもそもアーティストの意向で定額配信はおろか、完全買い切りですらオンラインではアルバム・楽曲が配信されていない場合もありますし、廃盤になってしまったアルバム、レア音源を収録したブートレッグ(いわゆる“海賊版”)も無論配信・ダウンロード販売なんてしているわけありませんから、やっぱり本当に好きなアルバムはちゃんと物理メディアで持っておくべきだと思います。

ということで、個人的に気になるアルバムが2枚ほどリリースされるので、久々に予約しました。

SEGA RALLY CHAMPIONSHP 30th Aniv Album(2024/10/17発売)

そういえば初代セガラリーもデイトナUSA、The King Of Fighters 94といった名作と同じタイミングで稼働していたので今年で30周年を迎えてしまったんですよね・・・・

1994年10月にModel2基板で稼働開始したアーケード版、1995年12月にリリースされたセガサターン移植版(X-BANDによるネット対戦をサポートした「Plus」、およびWindows 95対応PC版を含む)の音源と、豪華メンバーによる新録テイクを収録した「初代」セガラリーのコンプリートアルバムです。

初代のOSTはアーケード・サターン版発売直後にもリリースされていますし、サターン・PC版はCD-DAなのでゲームを持っていれば音楽CDとしても機能しているのですが、おそらく現在の技術でリマスタリングされているものと思われます。

2009年に同じWAVEMASTER社の「SOUND SHOCK! SERIES」からデイトナUSA(初代アーケード版からドリキャス版「2001」までの音源を収録)と同じく、新規収録された上級コース(MOUNTAIN)のBGMのアレンジ版「GETTING MUDDY -2024- feat. Shoji Meguro」、サターン版で追加された初級コース(DESART)のリプレイBGM「DESERT REPLAY -2024-」、セガの「歌うサラリーマン」ことみんな大好き光吉猛修さんがヴォーカルを担当した「MY DEAR FRIENDS RALLY -Vo Arr Ver. 2024-」が追加されています。

もともとアーケード版ではエンディング・DESARTコース(プラクティスモード選択時のみ、チャンピオンシップモードでは「CONDITIONED REFLEX」)のBGMだった「My Dear~」はサターン版でヴォーカルが追加されたテイクが収録されているのですが、ヴォーカルを担当しているのは高尾直樹さんで光吉さんが担当するのは(おそらく)これが初。高尾さんの澄んだヴォーカルのサターン版テイクも小学生時代から好きだったのですが、個人的にはこれだけでも「買い」だと思っています。

SOUND SHOCK!シリーズの音源は定額配信を行っていないので、おそらく今回も物理メディアのみでの販売になりそうですし、ゲームサントラは比較的すぐ廃盤になってあとからプレミア価格になってしまう場合がほとんどなので、かのあゆと同じくセリカやデルタ、ストラトスで砂や山を走りまくった人はすぐにでも確保しておくことをお勧めします。

なお、あくまで「初代」セガラリーの30周年記念アルバムなので、続編(2~REVO)の楽曲は収録されていません。「ゴーゴー!セガルァリー!」それ2だよ・・・

関連リンク:SEGA RALLY CHAMPIONSHIP 30th Aniv Album:Amazon

Living In The Material World 50th Anniversary(2024年11月15日発売)

こちらもオリジナルのリリースから50周年という節目を迎えたジョージ・ハリスンの名盤「リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド」のリマスター版です。

ジョージが亡くなって5年たった2005年にもシングルに収録されていた「Deep Blue」「Miss O’ Dell」(ダウンロード配信版にて「Bangra Desh」も追加)、未だ出し惜しみしているので残っているならいい加減ちゃんと出してほしい日本公演の映像を含むDVDが付属した30周年アニバーサリーエディションがリリースされていて、もちろんかのあゆもリアルタイムで購入しましたが待望の再リマスターとなります。

今回映像特典は付かないものの、デラックスエディションには貴重なアウトテイクを収録した2枚組になっています。おそらくブートでは以前から発表されていたテイクも含まれているのでしょうが・・・こういうのってちゃんと正規化されることに意義があるんじゃないかなぁと思っています。

大ヒットした前作「All Things Must Pass」と比較すると宗教くさくなったとかそういう評価がなされていたようですし、実はかのあゆが洋楽好きになったきっかけを与えてくれた父ですらリアルタイムでは購入していなかったのですが、名曲「Give Me Love(Give Piece on Eath)」だけでなく、ロネッツのメンバーでフィル・スペクターの奥さんでもあったロニー・スペクターに提供した「Try Some By Some」のジョージバージョンも収録されていますし、もうずっと大好きなアルバムです。

他のビートルズメンバーとの訴訟合戦を皮肉ったオウ訴訟しろよ、あくしろよブルース「Sue Me Sue You Blues」なんてジョージにしか書けないシニカルな曲が収録されているのも面白いところ。ジョージと仲が良かったジェシ・エド・デイヴィスもカバーしてるんですよねこれ・・・(上記動画は30th Anniversary Editionの音源)

ちなみにBlu-rayとLPが付属したスーパーデラックスエディションもリリースされますが、LPはあとから中古で購入しているのと、前述の通り今回映像特典はついておらず、Ble-rayはBlu-rayでも「Audio」の方で再生できる環境がないので今回はスルーします・・・そもそも高いし・・・

関連リンク:Living In The Material World 50th Anniversary Deluxe Edition:Amazon

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