
既に国内外のガジェットメディアでも報じられていますが、ASUSは2026年度以降、ポキゼン(Zenfone)およびろぎいふぉん(ROG Phone)シリーズの新モデルを今後投入しないことを正式発表しました。
一部ガジェットサイトでは「今後新規発表しない=撤退を発表」としている場合もありますが、文面を捉えるとはっきりとスマートフォン事業から撤退するとは言い切っていないため、「1年ごとに新モデルを投入するのは今後やめる」と解釈することもできます。
しかし、2年前からゲーミングスマホの「ろぎいふぉん」と“普通の”ハイエンドスマホである「ポキゼン」の開発チームが実質統合された経緯があります。

もともと、十数年ほど前にタブレットとドッキングするド変態端末のPadfoneや、超低価格でありながら「普通に」使える良コスパモデルとして日本国内でも大ヒットを飛ばした初代ポキゼン5の頃から、ASUSにとってのすまほん事業はPC等の他事業と比較すると「余裕があるからついでにやってる」感はありました。
最後までOSやセキュリティのアップデート提供を含むサポート面で課題が指摘されていた上に、ポキゼンとろぎいふぉんを統合した結果、お互いの個性を潰し合ってしまい、どちらも非常につま・・・魅力的ではない端末になり下がってしまったので、今回の発表が文面通り「撤退」だったとしても、特に驚きはありません。
なお、理由としては「すまほんよりもPCとAI事業の方にリソースを割きたいから」というものになります。生成AI技術自体、2026年現在もトレンドの真っ只中ではありますが、ブームが落ち着いた頃に、以前のように「禅の心を持った普通のすまほん」としてのポキゼンと、「究極のゲーミングデバイス」としてのろぎいふぉんが帰ってきてくれるのでは・・・と期待してしまいます。しかし、これが完全撤退であれば、どちらも「次」はないので、ここでドリーム・イズ・オーヴァーということになります。
かのあゆ自身、ASUS端末(ネクサヨ7やびぼびぼ椨RTなどのタブレットは除く)は、DMM MobileへのMNP時に購入した初代ポキゼン5に始まり、プロモーションも印象的だったポキゼン5(2018)、そして昨年までライターを務めさせていただいていたウインタブさんで実機レビューを行った後に自腹購入するほど気に入っていたポキゼン9、ろぎいふぉん5sと使ってきましたが、どれも本当に素晴らしい端末でした。特におぺりぺりやアインホホですら止めてしまった「ハイエンドろり(コンパクト)」の完成形だったポキゼン9や、「ゲーミングすまほんってこんなに素晴らしいんだ!」と思わせてくれたろぎいふぉん5sは、真面目に気に入っていた子達でした。
前述のサポート対応の悪さについては、国内外のフォーラムだけでなく、実際に所有していたフォロワーさんからも耳にしていましたが、いざ本当に「撤退」となると、やはり寂しさがこみ上げてきます……。
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