
すでに削除対応済みとなっていますし、具体的なメディア名もあえて伏せさせていただきますが、某大手メディアが運営しているゲーム情報サイトで「明らかにライセンス違反と思われるWindows 11 DSP版のセール情報」が掲載されてしまい、Xで荒れに荒れる状況となってしまいました。
ちなみに取り上げられていたライセンス違反DSP版を販売していたのは以前当ブログでも取り上げた「フリーソフトのRufusで作成した(と思われる)、システム要件を満たしていないPCに無理やりWindows 11をインストールするためのUSBメディアを3,000円で売りつけている」会社だったりします。
そもそもPCを担当しているサイトとはライター陣もことなるうえ、当該セール記事は外部の委託ライターさんに依頼したき記事のようなので、書いた本人も本気でこれがちゃんとした正規版DSP版のWindows 11と信じて当該業者から依頼された内容をそのまま紹介しているだけの可能性もあるのでそもそも全ての責任はこんなぁゃしい物体を堂々と販売している当該業者と倉庫を貸すだけで商品がちゃんとしたものかどうか一切確認していないKonozama…もといAmazonの責ではあるのですが…

PCに詳しい方であればセール情報記事を見ただけで「あ、これ駄目な奴だ…」とわかるかと思われますが、DSP版Windowsは自作PCを対象に実際に組み込むパーツ(メモリ、SSDなど)とセットで販売を義務づけられている製品ですし、そもそも「正規」DSP版Windows 11のインストールメディアはUSBメモリではなくDVD-ROMのみとなっているので少なくとも「本物の」DSP版Windowsではないということは一目でわかるはずです。インストールメディアとして使われているUSBメモリは当然ですがDSP版を販売する条件である「PCパーツ」とは見なされていません。
そのほかAmazonの商品レビュー内に「購入したがアクティベーションできなかった」と記載されていたり、商品説明に「もしライセンスが使われてるって出たら新しいライセンスを送ってやるよwww(意訳)」と記載されていたり、本当にMicrosoft製品の正規代理店であればまずあり得ない説明が記載されているので本来大手メディアでこのようなぁやしい製品のセール情報は依頼を受けても断るべきなのですが…何がダブル保証だ…
そもそもAmazonで販売されているDSP版を名乗っているWindows 11はほとんどぁゃしい物体ばかりになってしまったのであれですが、パーツセット(おそらく現状バンドルするPCパーツとしては最も安価かと思われるバッファロー製LANボード) + DVDメディアで販売されている(この記事を執筆している2026年4月30日時点だと売り切れになっていますが…)”正規”DSP版のWindows 11 Homeは22,315円で販売されていました。
家電量販店などでも販売されているリテールパッケージ版と本当にあまり変わらない価格になってしまったのでDSP版を選ぶメリットは本当になくなってしまったな…と思えてきてアレですがこれが本来の価格となります。
Pro、Home問わず異様に安価でパーツセット販売されていなかったり、プロダクトキーだけメールで送られてくる形式を取っていたり、今回のようにUSBメモリでインストールメディアを送ってくるような製品は全て「よくわからねえぁゃしい物体」と考えてもらっても差し支えありません。
当該メディア…というか外部委託元は他にもシステム要件を満たしていない上に違法コピーされたOffice 2019 Pro Plusがプリインストールされた、将来的に大型アップデートすら出来なくなる第7世代Core i5搭載中古ノートを販売する業者を「お買い得(実際には無駄に高い)」と紹介したりあれなのですが、おそらく校正や文章チェックは当該メディアの中の人が対応しているはずですし、個人ブログや中小ガジェットメディアよりも影響力はあまりにも大きすぎるので本来ちゃんとチェックした上で公開をストップすべきだったのですが…残念ながら最近他サイトも含めこのような傾向になってきてきているような気がします…
なお当該ライセンス違反DSP版Windows 11の販売ページには”自称”Microsoft出身上級エンジニアによるサポートが受けられると記載されていたり、会社概要に某家電量販店でも普通に販売される程度には大きくなった中華ミニPCメーカーの正規代理店であると記載されていますが、このような物体を販売している時点でお察しください…
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