昨日(3月8日)から新型まくぶくえあ(M3 2024)の販売が開始されました。
そろそろOSのアップデートが打ち切りになりそうなIntel Macのユーザーさんはもちろんのこと、発売から3年半を迎えたM1まくぶくえあ、M1/M1 Proまくぶくぷろからのリプレースを検討されている方も多いのではないでしょうか。
とはいえ、一番安価に購入出来るモデルでも税込164,800円と、Windowsノートと比較すると高価なので迷っている方も多いはずです。
今回は乗り換えなくても良いユーザー、乗り換えた方がいいケースを使用しているモデル別に纏めてみようと思います(なお、ターゲットが違うのでApple Silicon搭載まくぶくぷろは除外しています)。
Intel CPU搭載まくぶくえあ・ぷろユーザー:今すぐ乗り換えよう!
現行バージョンとなるmacOS 14 Sonomaをサポートしている第8,第9,第10世代Intel Core i5・i7・i9を搭載しているまくぶくえあ、まくぶくぷろを使っているユーザーは今すぐM3まくぶくえあに乗り換えた方が良いです。少なくともこれから先もマカーであり続けたいのであれば・・・
2020年11月から始まったApple Silicon(=ARMアーキテクチャ)への移行が昨年6月に発表されたまくぷろ(通称:大根おろし2世代目)のモデルチェンジを持って完了し、5年間にわたって販売されてきた第8世代Core i5搭載まくみにが販売終了となったので、おそらく今年のWWDC 2024で発表される次期OS、macOS 15(仮称)ではすべてのIntel CPU搭載モデルがアップデート対象外になる可能性が高くなってきています。
既にSonomaでもIntel CPUでは新たに搭載されたゲームモード、画面共有時に利用できる「パフォーマンスモード」が利用できないといった機能制限がありますし、Apple公式サイトではIntel CPU搭載まくぶくえあ最終モデル(2020 第10世代Core i7-1060NG7搭載モデル)と比較して13倍ほど高速化しているとのことなので、とくにハミダシクリエイティブな作業を行うのであれば、あらゆる場面でパフォーマンス向上を体感できるはずです。
またApple Siliconに移行したことにより、ようやくMacでもゲーミングのほうに力を入れてきていて、「バイオハザード7/8/RE4」や「DEATH STRANDING」といったAAAクラスのタイトルも楽しめるようになりました。
後期IntelまくぶくはdGPU搭載モデルが消滅したこともあり、IntelのiGPU(UHD・Iris・Iris Pro Graphics)よりもApple GPUのほうがパフォーマンスは大幅に上回っています。
そもそも第10世代Core i5・i7・i9に内蔵されているIris Pro Graphicsですらゲームを動かせるような性能ではないので・・・(ちなみに前述のバイオ、DEATH STRANDINGはIntel Macをサポートしていません)。
無論Parallels DesktopでARM版Windows 11を動かした際のパフォーマンスも快適ですし、Intel CPU搭載MacではBootCampでWindows 11を公式サポートしていないので、特にとどまる理由もないでしょう(TPM 2.0が搭載されていないため)。
16万なんて高すぎるし、別に中古でも良いというのであれば、後述する理由から10万切る個体も増え始めているM1えあえあもお勧めです。
M2搭載まくぶくえあユーザー:乗り換えなくて良い
すでにM2えあえあを使用している方は特に乗り換えなくていいです。そのままM2えあえあを愛してあげてください。
理由としては筐体デザインも変わらない(M字ハゲノッチもある)上、M2とM3ではそこまで大きなパフォーマンス差もないからです。
「常に最新じゃないと嫌」というのであれば特に止めませんが、乗り換えてもそこまで恩恵を受けることはないので、個人的にはあまりお勧めしません。
ただし、M3に内蔵されているApple GPUではハードウェアレイトレーシングをサポートしているので、ゲームをプレイするのであれば検討しても良いかもしれません。
M1えあえあユーザー:大容量RAMが必要、あるいはゲームもやりたいなら乗り換えても良さそう
Apple Silicon最初の世代であるM1まくぶくえあを使っている場合なのですが・・・正直「何をしたいか」によって答えが変わってきます。
普通にWordやExcelなどのビジネスアプリを使用したり、iMovieで簡単な動画編集を行ったり、現在はやりのAI生成でかわいいろりイラストを生成したいのであれば、乗り換える必要はありません。
正直M1の時点でかなりオーバースペック気味な性能を有していたので、Intel CPU搭載えあえあよりも大幅にパフォーマンスが向上していますし、ろりまっく(12-inch 2015〜2017)のデザインに移行しつつ、初代えあえあのらしさも継承した筐体を採用しているのはこのモデルが最後なので、不満がなければM3(あるいは廉価モデル扱いになったM2)えあえあに乗り換える必要はありません。かのあゆがこのパターンになりますね。
8GB RAMモデルでもIntel Core i5-1135G7よりパフォーマンスが高いので特に不満は感じていません。
あと2〜3年はOSアップデートも提供されると思われるので、前述の通り「Intel CPU搭載Macから乗り換えたいけど、M2・M3えあえあの新品は高すぎる!」という方にとっても、中古市場価格が大幅に下がってきたM1えあえあはちょうどいい選択肢になると思います。
ただし、Apple M1の制限からか、RAM容量が最大でも16GBまでなので、Final Cut Proで本格的に動画編集を行いたいのであれば、最大24GBまでRAM容量が増えたM2・M3えあえあに乗り換えてしまった方が快適に作業出来ると思います。
またゲームに関してもM3搭載モデルに乗り換えることで、さらに美しいグラフィックを楽しめるようになるので、乗換を検討しても良いかもしれません。
M字ハゲノッチは好みが分かれそうですが、スピーカーもクアッド構成にアップグレードされているので、より迫力のあるサウンドを楽しめるようになったのは正直うらやましいなとは思っています・・・M1えあえあのスピーカーも十分高音質なんですけどね。
なおかのあゆは別にMacでゲームをやりたいとは全く思っていないのでM1えあえあで十分です・・・
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