5月初めに個人利用の無償化が発表されたVMware Fusion Proですが、実はVMware Fusion Playerを既に導入しているのであればわざわざ公式サイトからVMware Fusion Pro 13.6のインストーラーをダウンロードしてインストールする必要はありません。
･･･というより、VMware Fusion Player・Proは元々同じパッケージで、機能を無効化しているだけなので有効なライセンスキーを入力すれば「Pro」の機能がアンロックされます。
ただし、今回発表された個人向けVMware Fusion Player Proにはそもそもライセンスキーそのものが存在していないので（＝Version 13.6以降では新規インストールした時点で勝手に無償版Proとして認証される）、VMware Fusion Playerのライセンスキーを削除する必要があるのですが、VMware公式サポートページの案内が誤っているので、この記事で手順を紹介したいと思います。なお無償版ライセンスが適用されるのはVersion 13.6以降からになるので、事前に最新バージョンへのアップデートを済ませておくことをおすすめします。
とは言っても、やるべき作業は「Library/Preference」にある「VMware Fusion」フォルダを削除するだけです。このフォルダ内にライセンス情報が格納されているので、削除することでライセンスキー未入力の状態になり、そのまま無償版Proとして使用出来るようになります。
そんなことしなくても「メニュー→VMware Fusionについて」からライセンス削除すればいいんじゃね･･･?と思われるかもしれませんが、残念ながら現時点では「商用ライセンス用Pro」のライセンスキーを入力することは出来るものの、既存のライセンスを削除することは出来ません。
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