
今のところ大手ガジェットサイトで報じているところが見当たらず、フォロワーさんにLINEで教えていただいて初めて知ったのですが、ディスカウントストア「ドン・キホーテ」が「情熱価格」ブランドで販売しているWindowsノートPC、「MUGA ストイックPC」シリーズのニューモデル、「MUGA ストイックPC 6」がひっそりと販売開始されていました。
また2016年に発売した「感嘆Pad3」以来、実に9年ぶりの投入となる10.1インチアンヨヨイヨ椨、「ロケーションフリー椨」もほぼ同じタイミングで投入されています。
なお、いずれのモデルも中華端末を取り扱うガジェットサイトでは(一部を除き)おなじみCHUWIが販売しているPC・椨のODMモデルとなり、日本企業のインターテクノロジー(旧RWC)が各種サポートなどを対応しています。CHUWI自身はアンヨヨイヨ椨のビルドクオリティがいまいち、Windows PCは全体的にまっとうではあるものの、ユーザーサポートメインでは良くも悪くも「昔ながらの中華ぁやしいメーカーレベル」のままだったりするので、AmazonやAliExpressなどでCHUWIのオリジナルモデルを購入するよりどこにでもあるドンキ経由で補償等のサポートを受けられるMUGA ストイックPC 6、ロケーションフリー椨のほうが普通にお勧めです・・・
MUGA ストイックPC 6(つーうぇい おじぇみ本たす)

価格:43,978円
OS:Microsoft Windows 11 Home 正規版(バージョン不明。おそらく時期的に2024 Update)
CPU:Intel N100(Alder Lake-N)
RAM:12GB(オンボード、増設不可)
ストレージ:256GB M.2 2280 SATA SSD
GPU:CPU内蔵Intel UHD Graphics(Xe-LPアーキテクチャ 24EU)
ディスプレイ:15.6インチFHD(1,920 × 1,080)
カメラ:インのみ2MP
ネットワーク:802.11 a/b/g/n/ac/ax
入出力:USB 3.1 Type-A × 1、USB Type-C × 1(USB PD対応)、HDMI、3.5 mmイヤホンジャック、DC-INジャック
バッテリー:7.6V/5,000 mAh
サイズ:357.4×227.9×23㎜
重量:1.57 GB
前モデル「MUGA ストイックPC 5」(つーうぇい おじぇみ本X プヨベース)と比較するとスペックはほぼ据え置きとなっているものの、ベースモデルがおじぇみ本たすに変更されたことにより、筐体のサイズが14インチサイズから15.6インチサイズに大型化されています。
RAM容量はMUGA ストイックPC 5の8GBから12GBに増量しています。元のおじぇみ本Xたすだと8/16GB構成しか存在しないため、どうしてこのような中途半端な容量になっているかは不明ですが、WEBブラウジングやWord、Excelといったビジネスアプリの利用がメインであれば現状8GBでも十分とは言え、Windows 11自体が毎月アップデートで余計な新機能を実装してきやがるいることを考えるとメモリは多いに越したことはありませんし、価格も据え置きなので国内で展開している大手メーカーのIntel N100搭載ノートPCが6万以上に設定されてしまっていることを考えると相変わらずWindows 11搭載ノートPCとしては非常に安価な価格設定に抑えられています。
ただし、ベースモデルが変わった関係で重量がMUGA 5(おじぇみ本Xプヨ)の1.46kgから1.56kgとやや重くなっていて、MUGA 5については一部店舗で在庫処分セールが実施されていて2万円ジャストで販売されている場合もあるので、RAM容量にこだわらないのであればあえて旧モデルを選択するのもアリだと思います。まぁ2万にしても4万にしてもIntel N100搭載モバイルノートとしては驚異的に安いことに変わりは無いのですが・・・

なお、元モデルとは異なりキーボードは日本語配列ですが、英語配列を無理矢理日本語配列に合わせているので人によっては慣れるまで時間がかかるかもしれません(かのあゆは散々こういうレイアウトの中華ノートを使ってきたので慣れてしまいましたが・・・) ※上記画像は旧モデルMUGA ストイックPC 5のものです。
製品ページ:
ロケーションフリー椨(つーうぇい AuPad派生?)

価格:21,978円
OS:アンヨヨイヨ14
SoC:UNISOC T606
RAM:4GB
ROM:128GB
ディスプレイ:10.1インチHD(1,280 × 720)
カメラ:イン5MP/アウト13MP
ネットワーク:802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.0、4G LTE(nano SIM)
対応バンド:
B1/2/3/5/7/8/18/19/20/26/26/28A/28/38/40/41
GPS:搭載
入出力:USB Type-C、3.5 mmイヤホンジャック
バッテリー容量:7.000 mAh
サイズ:239 × 158 × 7.8 mm
重量:非公開
「ドンキのアンヨヨイヨ椨はネタ枠。レビューが終わったら窓から投げ捨てろ!」・・・といわれていたかどうかは不明ですが、2010年代中盤頃から急激にビルドクオリティが向上した中華メーカー製品(今はもうないONDA、ALLDOCUBE、Teclastあたり)と比較してもあまりにも酷すぎるレベルの端末を連発した結果、いつの間にか実質2016年に発売した「感嘆Pad3」をもって実質撤退していたドンキオリジナルアンヨヨイヨ椨が実に9年ぶりに帰ってきてしまいました!(ぉ
TeclastやBlackviewと比較するとビルドクオリティはやっぱりいまいち(レビューが終わってすぐタッチパネルが反応しなくなったHi 9なんて子、いたなぁ・・・)ですが、この子もCHUWIが販売する製品のODMに移行したため、少なくとも「全うに使わせる気が無かった、ぁやしい中華椨そのもの」だった感嘆Padシリーズよりはビルドクオリティもスペックも大幅に向上しています。
ベースモデルは先月発表されたばかりのAuPad・・・っぽいのですが、筐体デザインこそ共通ではあるものの、搭載SoCからディスプレイの仕様に至るまで全く異なるので「ODM向けに用意されている派生モデル」なのかもしれません。
SoCは中華メーカーが大好きで積極的に採用しているUNISOCのT606。スペック的にはエントリー~ミッドレンジクラスなので重量級ゲームを動かすのは厳しいのですが、そもそも原神とかやりたいなられぎーーーー!おんとかおちゃんぎん椨S10とかハイエンド椨買えよ(ぉ
ただ元のCHUWI含めだいぶ製品から離れてしまったのでカスタムUIを採用しているかどうか不明ですし、デスクトップモードを備えているかどうかも不明ですがアンヨヨイヨOSも年々消費するメモリリソースが増えてきていることを考えるとRAMは4GBだとちょっと心ともないのが少し残念ですが、その代わりストレージは128GBと比較的余裕のある容量となっているのは魅力的です。(RAM 4GBだとどうきびしいかは近いうちガルマックスさんで解説記事を出す予定です)。
前述の通りビルドクオリティに関して若干不安要素はあるものの、サポートに関してはドン・キホーテ(正確には輸入などを代行しているインターテクノロジー)が対応してくれることを考えると約2万円ジャストで購入でき手普通に使えるアンヨヨイヨ椨は貴重なので、見かけたら購入してしまっても良いかもしれません。競合機は定期的にセールを行っているおしゃみのれみげんのーとせ 8.4になります。
※製造元のCHUWI含め、いわゆる「UNISOC製SoC搭載中華アンヨヨイヨ椨」の場合、国内キャリア回線の検証を十分行っていない(場合によっては全く行っていない)関係でバンドは対応していても電話アプリから「エンジニアリングモード」と呼ばれる特殊なメニューを呼び出して手動で有効化しない場合、VoLTE通信が行えない場合があるのでこの点は注意が必要です。
製品ページ:
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