無事サブスクリプション契約更新前に滑り込みで間に合ったため、来年5月以降もMicrosoft 365 Personal Classic(コペェロットなしプラン)を継続利用する予定です。
ただ、現在のMicrosoftの方針を踏まえると「Classicプラン廃止!おまえら強制的にMicrosoft 365 Personal(コペェロット付きプラン)に強制アップグレードしてやったからありがたく思えやガハハwwww」なんてあたおかなことをやってくる可能性も真面目に否定できない状況となってしまっているため、そうなった場合の対応を今からいろいろと考えています。
LibreOfficeでも十分といえば十分だが・・・
OpenOffice.org時代はいろいろと互換性に問題があったものの、名称が変更されてからの現行LibreOfficeは互換性が大幅に向上しています。その上、完全無料で利用できてマルチプラットフォーム(Windows、macOS、PC-UNIX系OS)に対応しているので「正直無理にMicrosoft Office/Microsoft 365 Appsにこだわらなくても・・・」と考えていた時期が私にもありました()
確かに互換性はバージョンアップするたびに改善・向上はしているのですが、あくまで今でも「相互運用性が高いとは言ってるけど互換性が高いなんて一言も言ってないよぉ」というスタンスだったりします。
OSの違いによるフォントの差異・・・は仕方ないにせよ、そもそもWordとLibreOffice Writerですら標準の文章テンプレートのフォーマット自体が大幅に異なるため、「LibreOffice Writerで作成したWord形式(Office OpenXML=.docx)のドキュメントを本家Wordで開くとそもそも見た目から何から全然違う!」ということになってしまうことが多々あります。そのため、どうしても本家Microsoft Office/Microsoft 365 Appsを完全に捨て去ることが出来ない状況だったりします。
一応Office互換ソフトの中ではUIだけでなく、ドキュメントの再現性が最も高いWPS Officeもグローバル版サイトで配布されている完全無料版(広告表示あり)が存在してはいるのですが、これも本家Microsoft 365 Appsからの乗換だといまいちだったので・・・
なお現在は外でも常時ネット接続できる環境を構築できているため、「WEBアプリ」であることに関してはそこまで抵抗感はなくなっています。
ただ、完全に電波が届かない場所でも作業することが多い上に、そもそもローカルストレージへの保存に対応していない時点でMicrosoft Office Onlineは論外です()
使うPCを限定すれば買い切り版Office 2024でも…やっぱ微妙かも
コペェロットプヨ強制バンドルに伴う値上げが実施される前までは、複数台PCを所有している上にOneDriveのストレージ容量が5GBから1TBに拡張されたり、Skypeにおける固定電話への無料通話が毎月60分付与されていたこともあり、正直現行「Classic」プランの年間約16,000円であれば十分お得だと感じていました。
しかし、Skypeは今年6月でサービス終了していることもあり、全く使う予定がないコペェロットプヨ強制バンドルプランに今後完全統一されるのであれば「OneDrive単体ストレージ拡張プラン + 買い切り版Office 2024 Personal」に移行してもいいかなぁとは考えています。
日本で販売されている買い切り版Officeは全エディションでインストールできるPCの台数が最大2台までとなっているほか、Windows版・macOS版両対応となっています。気分に応じてパヨヨンを使い分けたい場合は多少不便になってしまいますが、現状Accessを使う機会が全くないこともあり、メインで使っているシンクパヨウX1c Gen 9ちゃんとM1えあえあに導入するかたちで対応するのであれば、買い切り版Officeに乗り換えちゃった方がお得になってきちゃったなぁとは感じています。
ただし買い切り版Officeってサポート期間が一律で5年間のみに短縮されちゃったので今からOffice 2024を新規購入するのもアレなんですよねぇ…
そうだ、(法人向け)M365だ!
サブスクリプションサービスであるMicrosoft 365は元々日本では法人向けから先に展開開始となっていますが、実はこの法人向けMicrosoft 365のうち、中小企業向けSKUである「Microsoft 365 Business」であれば個人でも契約できちまうんだ!できます。
プランはいくつか用意されていて、最も安価な「Business Basic」だとOfficeアプリはモバイル版とWEBアプリ版しか利用できないのであまり契約するメリットはありませんが、「Microsoft 365 Business」の法人向けTeamsライセンスが付属しないプランであれば、現在契約している個人向け「Microsoft 365 Personal Classic」と同じく年間約16,000円でフルバージョンのMicrosoft 365 Apps(無論Windows/macOS両対応)やOneDriveのストレージ容量1TB拡張も利用できます。
あくまで法人向けプランなのでMicrosoft 365 AppsやOneDriveで利用するアカウントが別(個人用Microsoftアカウントではなく法人向けMicrosoft Entra ID)になり、サインインし直す必要はあります。また、個人ではおそらく一生使わないであろうMicrosoft Forms(その名の通りアンケートフォームやクイズを簡単に配信できるアプリ)のライセンスもバンドルされていますが、その点を除けばMicrosoft 365 Personal Classicそのものなのでこちらに乗り換えるのがベストかもしれません。
ただ現状「Classic」プランの廃止はまだアナウンスされていないので、正式にプラン廃止が発表されたタイミングで改めて移行を検討しようかなぁと思っています。
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