先週土曜日に購入したThinkPad L13 Gen 2ですが、昨日帰宅して充電しようとしたところ、USB PD経由で充電することができなかったので少し焦りました。元々ジャンク扱いで販売されていた個体ですし、値段も14,000円(税込)と異様に安価だったので壊れたら壊れたで仕方ないと思っていました。
ただ出来れば使ってあげたいのでなんとかしようと考えていたところ、そういえばX1 Carbon Gen 5~7でもThunderbolt 3コントローラーの不具合でUSB PD充電できなくなる問題があったなぁということを思い出してLenovoのサポートサイトを覗いてみたのですが、とりあえずThunderboltコントローラーのファームウェアアップデートは配信されていませんでした。
せっかく久々に大好きなThinkPadに戻ってきてもらったので、これからまくぶく共々活躍してほしいと思っていましたのでググったところ、海外サイトで今年の8月に同じような症状が発生したという投稿を見つけました(海外でも販売されているモデルの場合、まず「機種名 + 症状 + Problem」で検索すると比較的すぐ問題が解決することがあります)。
キーワードを変えて「ThinkPad L13 Gen 2 USB PD 充電できない BIOS」で探したところ、Lenovo自身のサポートページでまさにドンピシャな結果がヒットしました。
USB-C ポート充電のための重要なBIOS の更新 – ThinkPad:Lenovo
まさにこれですね。今回購入したThinkPad L13 Gen 2の場合、8月に最新のBIOSアップデートが配信されているので、そちらを適用すればUSB PD周りの不具合も修正されることになります。
ただかのあゆが仕事から帰宅時点でバッテリー残量が15%しか残っておらず、USB PDアダプターで本体に給電されなかったので詰んだと思ったのですが、「そういえばThinkPadって底面にリセットボタンがあったよな…」ということを思い出して爪楊枝で押したところ、USB-Cポート隣にある充電ランプがオレンジに点灯してあっけなく本体への充電が再開されました。起動時に本体内蔵電源とBIOS設定がリセットされたので再設定しなければならないメッセージが表示されたので、おそらくリセットボタンを押すことでUEFIの設定や電源周りを管理しているCMOSがリセットされたのだと思われます。
他の機種だと分解して電池を外さないとならない場合がほとんどなので、本当にこの辺は助かりました。こういう部分もThinkPadが信頼できる理由の一つだったりします。
ただ根本的な解決にはなっておらず、しばらく使ったらまた再発する可能性が高いので、すぐにBIOSアップデートを実施しました。ちなみになぜかLenovo VantageでもWindows UpdateでもL13 Gen 2のBIOSアップデートは配信されていないので手動で当てる必要があります。
UEFIが普及してからWindows Updateでもオプション更新プログラムでアップデートが降ってくることが多くなってきましたし、今まで使ってきたThinkはかならずLenovo Vantage(とその前身のThinkVantage System Update)でBIOSアップデートが降ってきていたので過信していた部分もあったのですが、このようなこともあるのでBIOSアップデートに関してはLenovoのサポートサイトも定期的にチェックした方が良さそうですね。
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