今はもう日本で端末を出さなくなってしまったｳｪｲｳｪｲのﾎﾇｰ8をいまさら引き取ったお話

日曜日に家族が使っている自宅用のブルーレイプレイヤー（無論こちらはジャンクではなく通常中古。リモコンが欠品でメニューから先に行けないことが発覚したため結局その日のうちに返品しました･･･）を購入したついでに数ヶ月前からジャンク商品をまとめたショーケースに鎮座していたｳｪｲｳｪｲの性能陰獣Honor兄さん（ﾎﾇｰ6たす）･･･の次のモデルことﾎﾇｰ8のジャンク品を購入しました。「性能怪獣」を謳っていたﾎﾟｷｾﾞﾝ2にぶつけたんだろうけど本当なんで公式がこんなツイート投稿しちゃうんだ･･･（ちなみにHonor、正確には“オナー”と読むのでつまり公式のツイートはそういう･･･）

コンディションは「フロントパネルに液晶割れあり（ディスプレイ表示部は無事で、この手のジャンク商品としては比較的軽度の割れ）」というもので、付属品は元箱含めすべてそろっていて価格は税込3,300円でした。

ﾎﾇｰ8は2016年9月28日に国内版が販売開始されています。当時としてはハイエンドレンジの製品で、ﾚｪｶ提携第一弾となったフラッグシップモデル、「P9」の性能とカメラ性能を継承しながら、当時の新品販売価格が税込47,080円と安価な価格に設定されていました。

今は円高や半導体不足の影響でこういう端末、少なくなっちゃいましたね･･･

ﾎﾇｰ8自体はﾚｪｶ提携モデルではないので、独自のカラーフィルターやﾚｪｶの~~イキリ~~透かしは実装されていませんが、アウトカメラはカラーセンサーとモノクロセンサーを組み合わせたデュアル構成になっていて、今の基準で見てもきれいな写真を撮影できるのが特徴です。

ｳｪｲｳｪｲがカメラ性能に力を入れ始めたのもちょうどこの頃でしたね。ミッドレンジモデルも本当にきれいに撮れて素晴らしかった･･･

OSはｱﾝﾖﾖｲﾖ 7.1 ﾇｶﾞﾎﾟｯﾎﾟベースのEMUI 5.1。この時期のｳｪｲｳｪｲ端末はP10 Liteやnovaも所有していましたし、もう何回も見てきたのですが、今見てもカスタムUIとしての完成度は高いと思います。

当時のハイエンドSoC、Kirin 950と当時サポートされていたOSバージョンで動作しているので、キビキビ動いてくれますがｱﾝﾖﾖｲﾖ 7.1では動作しないアプリも出てきているので、そろそろサブ端末として運用するのも厳しくなってきてしまったのはつらいところです。一応Google関連アプリは一部を除き、まだサポートされていますが・・

この頃のｳｪｲｳｪｲは本当に日本でも積極的に端末を展開していて、ガジェットに興味が無い一般ユーザーにもかなり売れていたので、まさかわずか8年で日本ではスマートフォンの販売から実質手を引いてしまい、入れ替わりで日本には絶対に参入しないとまでいわれていたおっぽっぽーやおしゃみにその立場を奪われることになるとは夢にも思いませんでしたね。

先日飯田橋某所で開催された電脳フリマでフォロワーさんから見せていただいた現行フラッグシップ、Pura 70（Pシリーズの最新モデル）はﾚｪｶとの提携こそ終わってしまったものの、さらにカメラ性能が強化されて魅力的な端末に仕上がっていたので･･･制裁さえなければ・・

ちなみに“一応”現在のﾎﾇｰはｳｪｲｳｪｲとは別会社扱いになっていて、グローバルモデルはGMSも搭載していますが日本に参入する気配は全くありません。