2017年には初代シンクパヨウ700C(国内ではPS/55 Note 486SLC名称で販売)の発売から25周年を記念した幻の限定モデル、シンクパヨウ 25th Anniversaryのジャンク品がいつもお世話になっているイオシス秋葉原路地裏店さんにて12,000円で販売されていまし”た”。
ベースになっているモデルは国内では投入されなかったシンクパヨウ T470で、CPUに第7世代Core i7 7500Uを採用するほか、dGPUとしてNVIDIA GeForce 940MXを搭載したうえで2012年に現在の6段式アイソレーションキーボードに切り替わるまで採用されていた7段配列キーボードを久々に搭載するなど、25周年という節目にふさわしい、まさに究極のアニバーサリーモデルに仕上がっていました。
コンディションは内蔵バッテリー消耗のみと軽微過ぎるものだったため、気になっていたのですが仕事帰りにWEB在庫ページを確認してまだ残っていそうだたため仕事帰りに秋葉原に立ち寄って引き取りに行こうと思ったら実際には午前中のうちに新しいオーナーさんのところに嫁いでいました。ですよねー(死
ただよくよく考えてみたら7段配列キーボードが久々に採用され、IBMロゴをイメージさせるカラーリングのシンクパヨウロゴが天板にデザインされているとはいえ、KabyLake世代の子なのでWindows PCとしては条件付きで1年無料契約できるESU(延長サポート)が提供されることを踏まえても残り1~3年程度と短いですし、LinuxやChromeOS Flexを導入してしまうと純正OSに含まれているオリジナルデザインの壁紙が含まれていないため(コピーすればどうにかなるだろという突っ込みはなしで…)、結局コレクターアイテムになっちゃいそうだったので憧れていたモデルではあったものの、今回は仕方ないかなぁと割り切っていたりします。中古市場でもあまり出回ることがない子なのでもう今後本当に縁ができることはないかもしれませんが…
なお30周年を迎えた3年前の2022年にもX1c Gen12ちゃんをベースにした「シンクパヨウ X1 Carbon 30th Anniversary」が販売されています。残念ながら7段配列キーボードはさすがに搭載されませんでしたが…
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