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ReactOSからフォークされたLibreNTを試してみた ー 誕生経緯がちょっと香ばしいのが気になるがWin2K3 Server互換からWin11 24H2互換に一気に進化したNT互換OS

突如登場したReactOSのフォークOS「LibreNT」を試してみました。誕生の経緯がいろいろアレ(後述)な関係で現段階ではあまり大きく取り上げるべきではないかな・・・と感じたのであえて個人ブログで紹介していますが、ReactOSとしては初のフォークOSかつ、現行バージョンとなるWindows 11との互換性も一気に向上しているので今後の展開によっては期待できそうです。

LibreNTとは

LibreOSは現在Windows NT互換として絶賛開発中の「ReactOS」がベースになっているフォークOSです。

現行バージョンは最新公開アルファ版の「ReactOS 0.4.17」がベースになっていますが、近年進化が著しい生成AIを活用して独自の改良が加えられており、本家ReactOS 0.4.17が2003年にリリースされたWindows Server 2003(Windows NT 5.2)をターゲットバージョンとしているのに対し、LibreOSでは2024年10月にリリースされたWindows 11 2024 Update (Version 24H2)まで一気に引き上げられていて、同バージョンで動作するソフトとの互換性も一気に向上しています。

そのため、本家ReactOSでは動作しない「最新バージョン」のググレカスちょろめやMozilla Firefox、Windows 10/11用(本家ReactOSだとWindows Server 2003用でもインストール中にBSODで死ぬ)VMware Toolsなども動作するようになっています。

また、現在ほとんどの「本家」Windows PCに採用されているAMD64アーキテクチャやARM64アーキテクチャのみならず、(日本国内では搭載端末が実質存在していないのが難点ですが)RISC-Vアーキテクチャ対応版も開発されています。

実際に動かしてみた

ベースになっているReactOS自体がまだ不安定なアルファ版という立ち位置のOSということもあり、今回は実機ではなく、VMware Workstation上で仮想マシンを作成した上で、そちらにインストールしてみました。

本家ReactOSがWindows XP風テーマを採用しているのに対し、LibreNTではWindows Vista/7の「Aero Glass」風のウィンドウとWindows 10/11風のタスクバーを組み合わせているのが目立つ部分での大きな違いとなります。

スタートメニューはWindows 7ライクのものを採用。個人的にはWindows 11のスタートメニューもよくなってきているとは思っているのですが、人によってはこちらの方が使いやすいと感じる方も多いのではないでしょうか。

設定アプリも本家Windows 10/11と同じ「設定」アプリと本家ReactOSと同じ従来の「コントロールパネル」アプレットが両方搭載されています。なお、OSの自動更新機能は現状実装されていません。

ターゲットOSがWindows Server 2003ベースからWindows 11 2024 Updateベースに一気に上がったこともあり、最新バージョンのググレカスちょろめや(ホストOSとのコピペでのファイルやりとりなど、一部利用できない機能はあるものの)VMware Toolsなども問題なく動作します(ただし、現状UWP(ストア)アプリはサポートされていないっぽい・・・?)

ここまで互換性が高いならTSFも独自実装してるんだろう・・・と思ったのでかのあゆが普段から愛用しているATOK(体験版)をインスコしてみたのですが、ReactOSと同じくまだTSF自体が未実装のようでインストールに失敗してしまいました・・・

問題点

まず、ベースになっているReactOS 0.4.17自体がまだベータ版にすら至っていない「アルファ版」というステータスになっているため、LibreNTについても現段階ではまだ実機にインストールして本家WindowsやLinuxなど、すでに「安定版」としての実績があるOSを置き換える段階には達していません。

「実際に動かしてみた」の項目でも取り上げていますが、本家ReactOSと同じく、日本語IMEを動かすためのAPI「TSF」がまだ実装されていないため、ATOKやググレカス日本語入力、Microsoft コォペェロットキーボードなどの使い慣れた近代的なIMEも当然動作しません。

また、Xの広報アカウントが当初「 ReactOSのフォークである」ということを伏せていた点や、生成AIを活用している関係でかつて意図しない形でリークした本家Windows 2000やWindows XPのソースコードが(開発者当人が意図しない形で)含まれてしまっている可能性がある点については個人的に少し気になっていたりします。

特に後者に関しては、フォーク元のReactOSがかつてWindows 2000のソースコード流出時に、流出したコードを見ていないことを確実に確認するため長期間開発が停滞してしまった経緯があるため、一応LibreNTに関しても「クリーンルーム方式」を採用して開発していることを明言しているものの、現時点ではあまり大きく取り上げるべきではないかな……と感じています。

ただ、前述の通りReactOSとしては「初の」フォークOSが登場したことについては歓迎すべきですし、今後の開発状況によっては化ける可能性もあるので期待しています。

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kanoayu

アイコンがれいなたんでひよのおにいになりたいとかいってるド変態

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